相澤さんからの手紙
 

 寺門様

 先日は大変お世話になりました。イベントも無事終了し、僕もいつもの仕事に戻っています。

 正直な話、偶然にも僕がこの会社にいて、このような場面を目の当たりできてとても幸せでした。あの時の寺門さんは絵を描きながら躍っているような、何か絵を描くことの楽しさというか…「好きなものを描けばいいんだ」という気持ちがフツフツと沸いてきました。

 僕は今年に入ってからあまりの仕事の多忙さに全く絵と向き合うことができないでいました。未経験にもあのような仕事をやらせていただいて、自分にも何か違うものが芽生えてきているような気がします。生意気を言うようですが、僕も寺門さんに負けないようにいろんな事に挑戦していこうと思います。

 これからも寺門さんのご活躍を願っております。お荷物の方、このような筆慣れない文章の為に遅れてしまい申し訳ありません。また何か機会があればご一緒できれば幸いです。本当にありがとうございました。それでは…。

 クリエイティヴアダック 相澤真也

(龍誕祭当日、僕達お絵描き隊のお世話をこまごまと担当してくれたクリエイティヴアダックの相澤真也さんが事後、画材など僕の私物を神戸へ送ってくれた際に同封されていた手紙です。彼の許可を得て以下に採録させていただきます。寺門孝之)


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