相澤さんの手紙への寺門からの返事
 

 相澤真也様

 過日は大変お世話になりました。荷物を送って下さった際、ココロのこもったお手紙、ありがとうございました! 返事がこのように遅れましたことお詫びします。

 今回、僕自身、このような不思議な体験をさせてもらったこと感謝にたえなせん。今でも夢だったような、真空パックされたような記憶です。

 その節は本当に色々とお世話かけました。相澤さんが現場にいてくれたおかげで、僕たち絵を描く者たちはとても仕事がしやすかったです。アシスタントたちも「今回は絵のための専門のスタッフが入ってくれてるんですか?」とびっくりしていました。皆さんのおかげで僕たちは他に何もココロをひっぱられに、のーびのびと、龍の背中にのって絵を描くことができたように感じています。多謝多謝。

 ステージの上では、本当に愉しく、ただただはしゃぎまわっていた気分です。お手紙を頂いて、ああその愉しさが伝わったんだなあ、よかったなあ、と思っています。

 絵を描くことは本当に楽しいことなのですが、それを120%感じられる瞬間を得るには色々と楽しくないこともたくさんあり、また、たくさんの方の助けや、思いを必要としてしまうことも多々あります。本当に皆が楽しければよいのですが、まだまだ僕の度量は小さい小さい。もっともっと底が抜けて楽しい地点まで生長したいなあと思います。

 相澤さん、機会あったらまた絵を見せてください。今後の大活躍を祈っています。お礼まで。シーユー。

 寺門孝之 2002・6・26


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