あまうり天使の庭

2009年9月2日(水)〜10月5日(月)
11:30〜22:00 (会期中無休、入場無料)

カフェユニゾン
〒901−2201
沖縄県宜野湾市新城2−39−8
MIX life-style 2F
TEL:098-896-1060
HP:http://www.cafe-unizon.jp/

 9月26日(土)には、寺門参加のイベントも開催されます。小嶋さちほさんの「観音楽ライブ」とのコラボイベント。トークショー、ライブ&ライブペインティングです。(DJ・Kikou)

『あまうり天女の宴』

【日時】
9月26日(土)開場:19:00 開演:19:30

【料金】
予約:1,500円+1dr(※80名様限定)
当日:2,000円+1dr

【ご予約・お問い合わせ】
カフェユニゾンTEL:098-896-1060
http://www.cafe-unizon.jp/exhibition/next.html


日ヲ食ス

 僕が初めて沖縄へ来たのは、忘れもしない1987年の9月、23日の金環食を体験するのが目的でした。

 なにかのお店で煤着きの硝子板を借りて、国際通りの歩道から太陽が欠け行き、光の輪となって、また満ちて行く様を息を詰めて見上げていました。快晴でした。

 驚いたのは、歩道の地面に映る街路樹の木漏れ日のひとつひとつ総てが、食とともに欠けて三日月形と成り行き、道路全体が龍の身体のようになり、やがて光の輪模様となったことです。

 それはじりじりとまた鱗となり、通常の木漏れ日へと戻りましたが、その間、僕は「正しい時に正しい場所に」立っているという歓びに貫かれていました。

 その衝撃的な沖縄体験は旅の後、「日ヲ食す」「読書宮」「寄港」「ニライカナイへ」「月光のツイン」「珠」など一連の絵となり、僕の初めての画集『かごめドリーム ツル/カメ』の軸となりました。

 その画集を作ってくれたのが当時京都に住み、アート系の出版社の編集部に勤務されていた三枝克之さん、そうです、このカフェ・ユニゾンをされている三枝さんです。

 金環食から22年。皆既日食の後の沖縄で展覧会を開催できることとなり、不思議な天地の計らい、人の縁の奥深さに感じ入る次第です。

 あのとき金環食を見上げながら思ったのは、僕らは本当に太陽を食べて生きているんだな、ということでした。日食でなくたって、日日、僕たちは日を食して生きている、そんなイメージ。

 あれからもずいぶんたくさん絵を描いてきました。沖縄の光の中で、僕の絵たちがどのように見えるのか、どのように在るのか、僕自身とてもたのしみな展示です。どうぞごゆっくり、おたのしみいただければ幸いです。

感謝とともに 寺門孝之