Back Number 19991205

 

 12月5日、もう日曜日? 神戸は僕の意識のように薄く白い曇り空、少し日は差していますが・・・お久し振りです、気付いたら今日でした。こんなメールがきていましたので、お答えします。

 <ところで「えんがわ」とは「日本家屋で、座敷の外側にある細長い板敷き」のことなのか「カレイ、ヒラメなどの魚のひれにあるおいしい肉」のことなのかで○× さんとつかみ合いの喧嘩になっています。どうか僕たちに真実を教えてください。お願いします>

 ううむ、良い質問ですね、答えは、その両方です。ヒラメのえんがわ、おいしいですよね、僕、大好きです。で、魚の肉の中でももっとも通に好まれる「えんがわ」を意識していたのは事実です。そして文字通りの「縁側」。僕の育った神戸の家には狭いながらも縁側がありました。それから、東京の祖父母の家、宝塚の祖父母の家にも、むかしながらのイイ感じの縁側があって、渋好みの子供だった僕はその「細長い板敷き」の場所が大好きでした。

 外のようで内のような、なんとも朗らかな場所。ひとりで本を読んだり、誰かと話したり、ゲームをしたり、もっと昔ならそこは、庭ではなく、家の外部に突き出していたのでしょうか?「縁」の「側」という名前から想像するに、そこは家の突堤のような場所で、そこに居ながら、外部の不特定多数とのコミュニケーションが可能な場所。情報交換や出遭いの起こる場所。サロンのようなクローズドでない、我が家の岬、ま、そんな想像をめぐらしながら、僕は僕のHPに「てらぴかのえんがわ」と名付け、BBSに「えんがわ」と名付けたのです。

 さあ、もうつかみあいはやめて、僕のえんがわで、ま、お茶でもどうぞ。読書案内、もうしばらく掲示しときます。ぢゃ、

 
   
 

Days of Angels
天使のカレンダー

絵*寺門孝之 / 文*三枝克之

リトル・モア  ¥1500+税

全国書店にて10月上旬発売