Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20001228

 

 2000年12月28日、木曜。晴れ。

 ええと、昨日は27日。国内某所へおしのびで日帰り・一人旅。今年お世話になった弁天さまに会いに。清められ、かつ、血沸かされ肉踊らされ。

 で、けふは待ちに待った『バトルロワイアル』へ。R指定なんかせずに、これこそ全ての義務教育被受者に必須で見せたらいいぢゃむ。劇場も子供ぢゃんぢゃん入れてまっせ。大人料金取って。それでいいぢゃむ。いいぢゃむ。

 劇場内、『新・仁』とはうってかわって、若者で埋め尽くされて、休憩時間には余裕で調子こいてた彼等・彼女等も、本編はじまったらしんかんと鎮まって、終わったら蒼い顔して、「けけけっこうおもしろいやん?」なんか言ってまじめそうに帰っていってました。

 後、センター街を歩いてると、若いカップルの会話。男の子が「バトルロワイヤル、見たわ」。女の子「え?見たん?どやった?すごい?」男の子「あ、うん、最初からひっきりなしやったわ」あっはっは! 上手い! ほんまやわあ、最初からひっきりなしってかんじやったわあ! うまいこというなあ…僕はまた見に行くなこれも。

 たけし(敬称略)の演技も、僕は自作で主役の時よりずっと好きだったし。若者(子供?)達もよくやってる。何より、深作監督=70歳の猛毒が恐ろしい。映画って、こんなこと出きるんですねえ、と呆然。

 と呆けてアトリエに戻り、室内の惨状にまた呆然。けど、夕刻、良き物来りて笛を吹く、ご機嫌になって。ふふふ、21世紀、たのしみにしときや。21世紀のわしはちょっと凄いで。40歳やで。

 夕食をひさしぶりにハーンホフにて。シェフが変わり、素晴らしいシェフが来りて笛を吹く。ハーンホフが見事生まれ変わっておりました。過去のことは全て水に流して、みんなまた行ってみて。僕は嬉しいな。

 from terapika

 

「天使からのおくりもの」

凰宮天恵/著  寺門孝之/絵

大和書房 本体1100円+税

 

僕が看板・壁画など描いた店が
12月3日オープンしました。

Cafe Hahn Hof(カフェ ハーンホフ)

神戸市中央区明石町32
tel :078−321−0415
(元町・大丸の南、フェラガモとか入ってる明海ビルの地下1階)

 

Days of Angels
天使のカレンダー

絵*寺門孝之 / 文*三枝克之

リトル・モア  ¥1500+税

全国書店にて絶賛発売中!

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