Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20010808

 

 2001年8月8日、はっぱの日、水曜、今日も晴れ。水、無くなるやん?

 アトリエが新世紀・新時代対応、あぐらかかずに絵がかけるニューアトリエに変貌・完成、の、兆し・・・。さっそくF30号カンバスに真っ黒ジェッソを塗る塗る塗る・・・わ、またあぐらかいてるやん!

 さてと、お待たせしました。東京豚頭日記、はじまりはじまり。

 まずは総括。バッチグウです。色色あって冷や汗垂れましたが、結果オーライ、オーライ。これは完成が楽しみになってきました。全国の数少ない豚頭愛好家の皆様も、おたのしみにな!

 では僕と豚頭の東京滞在の記録を僕の日記帳から採録します。

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 ◆7月20日(金)朝6:00起床。8:55の関空発JAL飛行機で東京へ。昼前に僕の宿所アジア会館にチェックインし、その足で周防スタジオのある中目黒へ。東急東横線中目黒駅改札にて12:45、昨日から一足早く東京入りしていた、ロンドン在住、今回のレコーディングのために緊急帰国した豚頭筆頭まみ毛こと鳥生真未ちゃんと落ち合い、いざ周防氏宅へ。

 途中「ちょっとコンビニいってきていいですか〜?」とまみ毛歩道橋を渡りampmにておにぎりゲット、それを食らいながら橋を渡り戻り、それを食らいながらスタジオ着。「おい、飯はちゃんと事前に済ませとけ」と僕に説教される。

 周防氏としばし歓談のあと、なごやかなムードでまずは「理科室のメロディ」のグロッケン(鉄琴)を収録。たちまちにしてムードは険悪に。まみ毛顔面蒼白に。周防氏土色に。それでもなんとかだましだまし予定終了。

 18:00いったんスタジオ退出。僕とまみ毛は、この後使う予定の古楽器サルテリーの調弦に必要な器具を求めに渋谷東急ハンズへ。欲しいものがなかなか見つからず、やや妥協してなんとか用を足せるモノをゲット。一昨年の豚頭東京公演の際に食した「もんじゃ焼き」をまた食べたいとまみ毛が言うので、その店を探すも、見つからず、この世は浮世すべては過ぎ行くと諦め、もともんじゃ屋があったあたりの向かいの麗郷へ入り、ビール、腸詰、冷やし中華、しじみ、空芯菜を食す。あまりの美味しさに一時録音の蒼白を忘却。

 次のタイムスケジュールが迫ったため慌てて駅へ向かい、19:45、中目黒駅改札にて今日午後東京入りした松本小銀杏君と落ち合う。「松本君、準備オッケー? 気をつけた方がいいよ、周防さんめっちゃ怒ってはる。まみ毛、めっちゃめちゃ説教された」と告げる。小銀杏、はやくも顔面蒼白。

 20:00スタジオ入り。周防氏としばし歓談。なごやかなムードで「ボナールの絶望」のギター収録。周防氏のドブロギター(金属板が嵌め込まれた金属的な音のするステキなギター)を小銀杏が借りて弾く。周防氏いわく「考えてみたらさ、ここで僕以外のギタートルノ録るのはじめてだわ」。そうか周防氏ギターは自分でいつも弾いてるわけだもんなあ。小銀杏プレッシャ。

 朗読のタイミングについての僕の注文をなかなか実現できず、たちまちにして険悪なムードに。小銀杏、青色。周防氏、プラスチック色。何回か録ったところで曲の長さと構成とを定めるために、僕の朗読仮収録。予定時間超過で今日はここまで。23:30退出。

 まみ毛、小銀杏、僕は三々五々それぞれの宿所へ。しょんぼりと。言葉少なに。明日があるさ・・・。

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 ひゃあ、書き出したら長くなってきたので、今日はここまで。つづきは明日。明日があるさ。

 from terakado takayuki

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