Today's Terapika寺門孝之です。

Back Number 20030524

 

 2003年5月24日、土曜、ハレ。

 昨夕はメディア・アーティストの岩井俊雄さんからのご招待いただき、大阪のいずみホールへ、岩井さんと笙奏者=宮田まゆみさんとのコラボレーションを観にいってきました。

 舞台上の岩井さんの全身から好奇心に満ち溢れたキラキラした光が飛び散っていて、それがテクノロジーを介して、拡大されてスクリーンに映っているかのようでした。

 笙の演奏にダイレクトに反応する光の波線が、様様な形状で押し寄せて来て、なんとなく「アマテラス」!っていう感じがしました。卑弥呼はかつて、鏡とかを使ってこんな感じのことをしていたのかな?なんて夢想が広がります。

 笙、という楽器も、これまであまり知りませんでしたが、雲の隙間から差す日の光のカタチを模した楽器、だそうで、またその音は雅楽の中では星の光、銀河の役割、などと宮田さんも語られ、イメージがとても広がるコラボレーションでした。

 さてと、先日、当てらぴかのえんがわのカウンター「88888」の方、お知らせをと書いたのですが、あっという間にどんどんカウンターの数が通り過ぎました。おめでとうございます! 「88888」ゲットはテラコアのノリコロさんでした。粗品を進呈します。

 次は、「99999」です。ゲットされた方はお知らせを。

 またまた、切手を頂いてしまいました。マレーシアとニュージーランドの、蝶や花の切手です。あんまりキレイなので、またここに貼らしてもらいました。ありがとうございました! さっそく「絵」に使わせていただきます。

 今、準備中の絵は「闇の妹」がいる「森」の絵。人物はいなくてただただ大木が闇に浮かび上がっている絵です。そこに切手の動物や、鳥や、昆虫や、花などがキラキラと輝いている感じ。いまはそこにはいない生き物たちの記憶のような。

 もしもピンと来られた方はイメージしてみてください。その森には「闇の妹」や「霧の弟」が棲んでいて、僕達がなくしたものが全てあります。記憶の扉の切手から動物達は森の中へよみがえります。その森は、もしかするとあなたのココロとも繋がっているかもしれません。

 イメージしていただけると、絵の中で、森はより活き活きとしてくることでしょう。

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