MR . KIMURA TAKAHIRO

dessin by Terapika

  木村くんに出会ったのは1987年くらいかな、もう干支一巡単位の永いつきあいになってきました。絵のこと、仕事のこと、家族のこと、セツ(セツ・モードセミナー)のこと・・・・、どんなことでも思ってることをそのまま話し合って楽しい、僕にとってはほとんど唯一の「同業の」友人です。僕が東京にいたころには、一時期、いっしょに事務所をかまえてたこともあったっけ。木村くんの新婚旅行に僕と妻でついて行っちゃったり、家族ぐるみの仲良しです。

 彼の「絵」に対する情熱は、いつも僕にハッパをかけてくれます。一見、彼の画風と僕のとでは、かなり隔たりがあるように思えるんだけれど、絵の骨、芯の部分で、なんか同じ血を感じてしまいます。お互い、長沢節先生の光、たっぷり浴びて育ったもんね。ま、彼の仕事などに関しては、彼自身のサイトを見てください。ええ仕事してはりまっせえ。

 あ、あと、木村くんの特長としては、エンターテイナー志向、タップダンスや歌も本格的にレッスンしたりしてたらしい。あわよくば、ステージ上の人に、と今でも本気で思ったりしてるらしい。それも充分ありうるようなルックスではあるが。

 そうそう、それから、東京・保谷に彼がプロヂュースするSPACE62というステキなレストラン+バー+ライヴハウスがある。彼の絵で埋め尽くされていて、とても妖しいが、妙に居心地がよかった1号店から、内装からなにから全て自分たちでやり切った現在の2号店に1999年秋に移動。今、東京では最もホットな隠れ家的社交場ということで、話題沸騰中だ。木村くん自身のライヴペインティング活動の拠点なのだが、僕も詩の朗読バンドPIG’s HEADを引き連れて、1号店、2号店ともに体験済み。太い創造性の火柱をオッタテサセテいただいた。

 また1999年夏には、こちら神戸の”夏休みサロン”へ木村くんに来てもらって、サロンレクチャーや、ライヴペインティングしてもらったりと、deepな交流が続いている。今後、ますます、お互いの「絵」を交流させていきたいと思ってるので、乞うご期待!


木村くんの最近の個展
”顔破”のDMから
 

てらぴか所蔵の木村作品

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