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2007年06月12日

▼ ダ・ヴィンチ~一角座 ▼

一角座ポスター一角座エントランス""人魚一家


ああ~すっかりツデイズもサボってしまいました、ご無沙汰しています~
色色なことが全て同時進行で渦中にあり、油断ならない毎日を過ごしていますが、多忙といいつつ色んなところへ出かけたりもしています、全ては一期一会、そのトキを逃すと二度と会えないかもしれないから・・・
で、ようやく上野へひさしぶりに出かけて参りました、もしかすると昨年の一角座ラストデイ=吉永小百合さんライヴの日以来かもしれません。
まずは、東博=「レオナルド・ダ・ヴィンチ~天才の実像展」を、25分待ちで・・・ああ、いつもの自分勝手な思い込みで今回来てるのが「岩窟の聖母」だとばかり決め込んでいました、あらら「受胎告知」だったのね・・・この絵にはさほど魅力を感じていなかったのですが、実物は・・・質の良い油のぬめっとした感じは心地良かったですが、ううむ、この1点きりで展覧会が持つのかというと、僕は疑問符。受胎告知ならフラ・アンジェリコのが好きです。ダ・ヴィンチの様様な側面をパノラミックに紹介する展示も駆け足でささっと見て、一角座へ!
一角座ポスターが昨年の若冲にひきつづき今回はダ・ヴィンチとツーショットなのが嬉しい!
一角座ロビーにはポスター原画はじめ、ゲルマ絵や赤目絵もまだ飾ってくださっていて感激、春先のピンポイントギャラリー展で夏石鈴子さんにご購入いただいた人魚の4人家族の絵もなんと一角座に展示いただいてました~
映画は・・・これは素晴らしかった! 子供の頃、NHKで見ていたシリーズなのですが今あらためて見ると、すごくよく出来た映画です。「天才の実像」ということでいうなら、今回の展示自体よりもこの映画の方が鋭く突き刺さってきます、展覧会をご覧になる方、ぜひ前後に余裕を設けてこの映画も必見!
どうも僕はレオナルドの絵にしっくり来ない感じを抱いていたのですが、その謎が解けた!と思いました、そして改めて、レオナルドに興味が湧きました。彼は映画によると、ココロとかタマシイとか、見えない、科学的に実証できないことがらが苦手だったようです。感情も物理的な運動として捉えていました、その背景には感情を押さえつけて出すことが出来ない彼の生い立ちがあったことを映画では強調していました。実際には、さてどういう方だったのでしょう? 名前は知りませんが出てくるキャストが皆本物めいて美しく、狂言回しの背広の研究者がなんとも可笑しくってよいです。17日まで。11:00/13:30/16:00/18:30

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