▼ BIRTHDAY DESSIN ▼
当家の伝統として誕生日には家族ででっさんを描くしきたりだ。子供たちの僕を描く眼と手は一年で大きく変化をする。面白くてならない。

小3息子の描いた今年の僕。

息子が去年の僕の誕生日に描いた僕

高1娘の描いた今年の僕。
当家の伝統として誕生日には家族ででっさんを描くしきたりだ。子供たちの僕を描く眼と手は一年で大きく変化をする。面白くてならない。

小3息子の描いた今年の僕。

息子が去年の僕の誕生日に描いた僕

高1娘の描いた今年の僕。


そしてもうひとつ、1月11日の月曜日から表参道のピンポイントギャラリーで展覧会始まります!
昨年末、神戸のギャラリーVieで好評だった『FAMILY ROSES』はやくも東京巡回です~ もしかしたら新作も追加・・・可?
寺門孝之展「FAMILY ROSES」
2010年1月11日(月)~1月23日(土)
11:00~19:00
(★土曜日は~17:00まで。★日曜日休廊です。御注意ください)
初日夕刻ささやかながらレセプションパーティを予定いたしております。どうぞご参加ください。
家族の記憶や日常を、水彩絵具(月光荘)をメインに、色鉛筆やクレヨン、アクリルももちろん、身近な画材を総動員して描く、親密な手描きイラストレーションポスターを中心に新作を展示・販売します。
ピンポイントギャラリー
〒107-0062 東京都港区南青山5-10-1 二葉ビルB1
Tel 03-5409-8268
http://www.pinpointgallery.com/
テラカド・ジャポネスク2010 本日スタート!・・・もう見られた方もいらっしゃるみたいですが・・・
今回は、ミュージァム始まって来初で描きおろしシリーズも展示します。
Gion Afternoon with Mame-Yuri series・・・
もうお世話になってだいぶんになる祇園のお茶屋さんで昨年末、
舞妓=豆ゆりさんにモデルになってもらいました。
そのときのデッサンと、写真をもとに描き初めしたシリーズです。
前回の祇園でっさんが、震災の直後だったので、この15年でどんなふうに変化したのか、僕自身にも興味深いところでしたが・・・ちょうど月光荘の水彩絵の具と運命の再会をしたところでしたので、このシリーズも手法的には『FAMILY ROSES』とおなじく水彩でチャレンジしています。
写真はロキの画室で生まれつつある、豆ゆりちゃん画。
その他のマダムムスタシュセレクションもたくさん展示しています、ぜひ御覧下さい~



寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE、2010年の始まりはこの展覧会でスタートします。


寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE新春展覧会
『テラカド・ジャポネスク2010』Gion Afternoon with Mame-Yuri
2010年1月8日(金)~2月7日(日) 11:00~20:00 OPEN
祇園の人気舞妓=豆ゆりちゃんをモデルに描き初め新作を発表します!! その他、これまでのテラカド画からマダムムスタシュセレクションのお正月にぴったりのラインナップでお楽しみいただきます。
東京都港区南青山3-5-19 LEMONTREE OMOTESANDO BLDG.4/5F
03-5t771-5201
地下鉄表参道駅A3出口から徒歩1分 青山通り沿いフルラ右隣。


ロキの画室の午後3時くらいになると西窓から真横に陽が射してきて、カンバスの空白に妖しい影法師が筆を振るう・・・

本年も何卒宜しくお願い申し上げます!!!
今年の目標は「脱」です。旧弊を脱し、ヴェールを脱いで、ぴかぴかの真新しい「ゑ」に向かって参りたく存じます。

クリスマスイヴイヴとなっても様様な案件が同時に進行しており、必要なお絵描きもとめどなく、今年は仕事納めは不可能、年をまたいであれやこれや進行中。
その中でもハートを大きく占めだしているのは、若尾文子様のことである。運がいいというか、この世はそういう風にできているのか、是非観たいと思っている映画が次々と劇場で公開されつつあって・・・
今日は、角川シネマ新宿へ大雷蔵祭に行ってきた。
目当ては、もちろん「ぼんち」と「好色一代男」の若尾文子様である。
「ぼんち」!!!
最初の一瞬から圧倒的で、ラストまで余りのすばらしさで心底嬉々となる。マイケルThis is it同様、エンドマークで拍手が巻き起こった。
市川雷蔵はジョニー・ディップも真っ青な魅力! 二枚目な上に突き抜けた虚無と無邪気とユーモアとフェロモン、渋み、苦味もあって打ち抜かれた。出て来る全ての役者が見事で豪華、言葉遣いや、間、所作の美しさ、日本家屋の光と影、座布団や、布団や畳・・・次々と登場する女達の色のとりどり・・・面白過ぎる映画也!!!
そして、若尾文子様は中でも抜きん出て目立つかっこ良さ! 出るとこ出るとこ名場面!
「好色一代男」も時代劇ながらぶっとんだ、突き抜けた映画で、全編館内爆笑、かつエッジが効いて、陰惨なエロスのスパイスもピリリ。ラストはちょっと昔のNHKドラマの「天下御免」の最終回も思い出したりした。
この2本、新宿では26日まで観るチャンスあり。大阪では新年に見れまっせ
http://www.dairaizosai.jp/theater.html
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/movie/20610/
ところで、目当ての映画が始まる前に、いきなり「人間失格」の予告編がっ!! 予告編にも僕の絵がどかんとっ!!! この予告編かなりのカッコヨサで、これじゃあ大ヒットまちがいなしではないだろうか
大学。1年生の授業で「夢」をテーマとした作品の合評会。先々週、彼女は事前に「読んでおいてください」とプリントアウトを僕に渡していた。「十四才の夢」・・・それが彼女が14才のときに見た夢なのか、後に見た14才の彼女が登場する夢なのか、文面からは判然としない。
夢の中で彼女は小さな部屋の中で一人、天井まで届くような大きなキャンバスに向かい、脚立にまたがり、真新しい筆を手に、絵をまさに今描こうとしているその時、背後から男の声がする。彼女は「ちっ」と舌打ちして鋭い視線で振り返る。中年の長髪のさえない芸術家風の男が絵と心についてわかった風なことを言い「君は常に絵を描いているべきだと思うよ」と告げる。彼女はむしゃくしゃする。「みすかされているような、何もわかっていないような、とても正しいような、何もかも間違っているような」・・・むしゃくしゃした気持ちで彼女が再び舌打ちすると、壁が無くなり、キャンバスが無くなり、筆が無くなり、そして彼女が無くなる。男だけが残り、世界が無くなった・・・という。
彼女にとって14才は特別な歳だった、そうだ。学校へ通うのをやめ、その代わりに様様な人、モノ、事柄と出会い、聴き、見、読み、全てを吸収していく。絵を描きつづけてきた。、縁あってこの大学のこの学科へ入り、僕からこの課題が与えられた瞬間に、あの夢の絵を描く時が来たことがわかった、のだと言う。
合評会は教室で続いていたが、彼女の絵はその外に倒れていた。
「一人で立てられます」
身を切るように冷たく晴れた青空の下、彼女は絵を立てる。高さが4m、幅2mはあるだろうか。教室から背をすくめながら外へ出た僕たちに、彼女は告げる。
「これがその絵です」
僕たちは、彼女の夢のつづきに立ち会い、その夢に属していた。




Gallery Vieはオーナーがグラフィックデザイナー氏。なのでグラフィック面の充実感がもれなくオプションされます。これまでにVieでの展覧会に通っていつもうらやましかったのは、天井の高い壁面にお洒落にレイアウトされるタイトル文字。DMグラフィックと連動して、画廊スペースがそのままグラフィックとして立ち上がって来る。今回ついに夢がかなって、僕の展覧会タイトルも晴れて貼れて・・・快感。Vieは主としてイラストレーションを取り扱うギャラリーだが、イラストレーションは文字群とともに存在する(ことが多い_)絵だ。画廊扉のガラス窓にも、ギャラリーのロゴタイポグラフィが、すっと中の空間に重なり、絵画をイラストレーションに見せる。今回は、構想の段階からVieオーナー村上氏と会話を重ねて、Vieのそんな空間の特性からインスパイアされたこともあり、僕なりに「イラストレーション」を意識して描いてみた。文字も描き入れてポスター仕立ての新作シリーズもあり、25年ぶりの水彩画はかなりニューモード! 見に来てみて下さい! 壁で今も時を刻む古い円時計もステキ!



昨日からミュージァムの天使展始まり、さっそくたくさんの方が来てくださっている様子です、ありがとうございます。僕は明日の神戸展搬入に向けて追い込み中で、まだミュージァムに行けていません、来てくださった皆様失礼いたしました。
画室の作業机では、本当にひさしぶりに取り出した月光荘の水彩絵の具(透明・不透明両方)が大活躍! すっかりはまってしまって、セツモードセミナーの画学生時代を思い返しつつづんづん描き進めています。油彩もそうだったが、水彩もやはり月光荘の絵の具は色質がすばらしく、エンザイムたっぷりの野菜のようだ。色数が少なく、クセも強く、使いこなす難易度も高いが一度はまるとこの絵の具から離れられなくなる。ギャラリーVieではかなり新鮮な画面をお見せできると思います、ご期待ください!
寺門孝之展覧会「FAMILY ROSES」
12月1日(火)~12月12日(土)
11:00~19:00
会期中無休 最終日は18:00終了
ギャラリーVie(神戸・元町)
神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング307号
078-332-5808




女性誌HERSや、ハリウッド化粧品PR誌にもご紹介いただき、しっかり認知度も高まってきました寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE
本日より、Xmasの企画展示が始まります。この時節にぴったりの、てらぴか天使画大集合の展覧会です。お忙しい時節ですが、もしも表参道交差点辺りへおこしの節にはお立ち寄りいただけると嬉しいです。交差点書店角から30秒。フルラの隣、表参道バス亭が見えたら左を振り向いたその場所です。
MEET YOUR ANGEL 2009
11月28日(土)~12月25日(金)
11:00~20:00 会期中無休
寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE
東京都港区北青山3-5-19
LEMONTREE OMOTESANDO BLDG. 4/5F
Phone 03-5771-5201
地下鉄表参道駅A3出口から徒歩1分 青山通りに面した建物です。
待ちに待った! 『人間失格』の完成!! 今日、五反田のイマジカで関係者へのお披露目があって、観て来ました。夏の撮影現場にはかなり立ち合わせてもらったのですが、その後2ヶ月、全く進行を知らないでいたので、全くのサラの目玉で見たのですが、凄かったです。2時間13分があっという間の、つかの間の夢のようで、しかしどすーんと目に胸に肚に来ました。
とにかく、主演の生田斗真さんが素晴らしくて、圧巻です。
僕の絵もちゃんと映っていて、その上、なんとエンドロールのラスト、監督の名前の前にもどーん! 嬉しくて苦しかったです・・・
懐かしい皆さんと再会と祝杯・・・
大学、絵話塾の任務を終え、日曜日、早起きして神戸から東京への戻り道、京都で途中下車し石山でバスに乗り換え、山の奥へ奥へ、車窓越しに色付き始めた紅葉や滝を見遣りながら小1時間、miho museumへ行って来ました。もちろん、伊藤若冲の新作?!を観るために。昨夏、北陸の旧家で若冲の未知の屏風絵が発見されたとのニュースに胸躍りましたが、こんなに早くに見せてもらえるなんて!
フロントでチケットを購入、そこから10分くらいてくてく歩き、銀ピカのトンネルと吊り橋を渡って、展示室へ。2000年の京博でお目にかかった作品や、目新しい絵、ブライスさんのお持ちのあのタイル絵のような動植物群などを観て回った後、どーん!と巨鯨&白象が出現!! ああ、しあわせで、笑っちゃう。必見! 12月13日まで。ミュージアムまでは遠いけれど、桃源郷をデザインしたという建築景観も見物です。
http://www.miho.or.jp/japanese/inform/new.htm
図録とポスターと絵葉書もゲットし、図録を読みながらロキへ帰って来ました。解説によると、若冲の人間像が最近の研究により随分と更新されているとのこと。若冲というと家業を投げ出し、俗世と付き合わず好きな絵ばかりに熱中した奇人、というような雰囲気で紹介されることが多かったが、実は家業=錦市場の青物問屋のピンチの際に役人と渡り合って解決に導くなど、リーダーシップと義侠心と行動力に溢れた大人(でかいひと)だったらしいことがわかってきているらしい。僕は、京博や東博で原画を観て、絵はたしかに物凄いけれど、決してエキセントリックなものではなく、極めて真っ当な、ただただ自由で突出したオウラを感じていたので、美術手帳の若冲特集でも「上がりの画家」という文章でそのことを訴えたりしたものだが、やはりようやくそれも実証されつつあるようで嬉しい。とにかく、若冲の原画をこんなに何度も観ることが出来る時代に生まれ合わせてほんとに幸せというほかない。もちろん次は東博へ「動植彩(ほんとは糸偏)絵」に再会へ。相国寺の時もあれは凄かったなぁ~






寺門孝之 秋の新作絵画展
<光線>
会期:2009年10月2日(金)~11月3日(火)
開廊時間:正午より午後7時まで
休廊日:毎週火曜日 但し11/3は開廊
*オープニングレセプション:10月2日(金)午後6時半~(相生楼 花伝サロン協賛)
美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
06-6253-0440
http://www.galerie-moustache.com
*心斎橋大丸より徒歩2分、大きな楠が目印のビルです。
壮麗な筆致、清冽な色彩、美的でユーモラス
そして、この上なく優しい絵。
テラカドタカユキ、秋の新作絵画展<光線>
皆様のお出ましを心よりお待ち申し上げております。
愉快で光あふるる秋の午後を一緒に過ごしませんか? 美術画廊ギャルリムスタシュ
恒例の秋のムスタシュでの展覧会、今回はこの夏に開催され好評を博しました寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREEの一周年記念展<光線>の出品作と、最新作、話題作を集めての展示です。沖縄でのライヴペインティンで画想を得、早速描いた最新作も含めて御覧頂きます。初日18:30~のレセプション、翌10月3日の13:00~17:30は在廊予定です。ギャルリ・ムスタシュでお会いしましょう~ 寺門孝之
ホテルの窓のカーテンを通してもそこなわれない強い光線が枕の上の僕の目玉をむりやり覚まさせた。起きよう、いよいよ今夜、天女の宴だ。オフィスユニゾンのテルヤさんのお迎えまでまだ時間があるので、市場通りへ出掛けてみた。真夏のように、どーんと青空が抜けて、入道雲があちこちで沸き起こっている。暑さに汗。市場を覗き、てくてく商店街を歩き回り、アーケードが開けた先の小さな店で朝食にてびちそば(豚足ののった沖縄そば)を。後、迷路のような小道を気まぐれにつなぎつなぎ歩いているとテルヤさんから連絡が。待ち合わせ時刻を僕が勘違いしていることが判明、慌ててホテルへ戻る。30分僕の記憶にディレイが・・・。すみませんすみませんと彼女の車に乗せてもらい一路、宜野湾市へ。

カフェユニゾン到着。ここちよい光の中、絵達がしずかに整列していた。昼食にモロヘイヤカレー頂く、壮絶においしかった。テルヤさんとさっくり打ち合わせのあと、ゆったりとカフェの空間に浸る。時折、戦闘機の爆音が時空を引き裂く。しばらくして三枝さんがみえて、近くの普天間の町もおもしろいですよ、と教えてくれた。リハーサルまでまだまだ時間があるので散歩に出掛けることにした。

カフェの一歩外は、溢れかえる光線が痛いくらい。一気に全身から汗が噴出した。無理だな、戻ろうかなと思いつつ歩いていると、「普天間洞穴」という文字が目に入り気持ちが引っ張られた。ふっと気付くと、僕は巫女さんに導かれて暗い洞穴へと入っていっていた。下からも上からもそびえる鍾乳石は表面が白くつややかでなまめかしくも若若しく、乙女のような印象だ。「絵をください」と拝んだ。

洞窟を後にすると、僕は清清しい気持ちになり、すたすたと普天間の町を歩いていた。青空に、今日は半月が浮かんでいる。真半分の月だ。車道を車は時折通るが、歩道に人はほとんど見かけない。暑くて、この時間は皆身を潜めているのかな。この後の宴で出会う方達を描きたくなるかもしれないので、どこかで画用紙かスケッチブックを購入したいなと思って歩いていると、コクヨの大きな文字が目に。文房具店発見、様々な文具などが揃っているようだが、はるか以前から時が止まったような不思議な感覚がした。親父さんにスケッチブックはありますか?と訊く。 画用紙を80枚くらい綴じたものがあり700円で購入。レシートをお願いすると「いやあ、レシートはでないなあ、これ古いから」と親父さん言ってレジスターを見せてくれた。ドル用のものだそうだ。そういえば700.00と数字が出ている。前はレシートを打ち出せたそうだが、故障しても直す部品がもはや無く、処分しようかと思ったそうだが、みんながこれは貴重だからといって止めるので使い続けているとのこと。700ドルで画用紙帳を買った気分で通りへ出ると、さらに日の光が強まり辺り全体が銀色に光っていた。どこを見てもがしっと構図が決まり絵のようなので、デジカメのシャッターをむやみやたらと押した。歩道の日陰に夢のような小ささのおばあがふたり楽しそうに立ち話しているのが写っていた。

そうこうしているとテルヤさんから、今どこですか? と電話が入り、すみませんすみません間もなく戻ります。先ほどの文具店のドルのレジスターを写真に写したくなり、もう一度行ってみたら、シャッターが降りていた。16:00。700ドルで画用紙も売れたし、今日は店仕舞というところか。
カフェに戻り、スタッフの方々がてきぱきとライヴペインティングの準備をしてくださり、F120カンバスをヨコイチに設置。この空白に、あと何時間後には絵が降りている、はず。新神戸アジトから送った段ボール箱一杯分の絵の具を適当に分類して並べておく。描く段取りなどは全く計画をしていない。とにかく、音が始まるその瞬間まではなにも考えないつもりだ。

17:30くらいになって、出演の皆さんが全員揃う。初めて会う方ばかりだ。そのままさちほさんを中心に音楽のリハーサルへ。おや? レナード・コーエンのハレルヤのフレーズが聞こえるが、演るのかな? うれしいな。 リハーサル中の3方をでっさん。パーカッションやウクレレのシカボンさん、ライア(シュタイナーが考案した竪琴)と歌声=小嶋さちほさん、さちほさんと故どんとさんの長男=ギターと三線のラキタさん。

その後、カフェの裏手の楽屋スペースでコーヒーをいただきながら簡単な打ち合わせ、というよりは初対面の雑談を。楽曲の順番が決まる、うんうん、うまくいきそうな感じだ、描けそうだ。カフェには次々とお客さんが入場していく。さちほさんの関係の方か、美しい南国的な衣装の女性がいっぱい。さ、いよいよはじまるなあ~(以下つづく)
沖縄宜野湾市のカフェユニゾンで開催中の寺門孝之沖縄初個展『あまうり天使の庭』、会期中の9月26日にスペシャルイベントがあります。いよいよ僕も会場に行きます参ります描きます~~~
以下 主宰・オフィスユニゾン三枝克之さんから送られてきたプレスリリースからの抜粋です。
“あまうり天女の宴” 寺門孝之 × 小嶋さちほ
<期日・料金>
2009. 9. 26 sat. 19:00 open / 19:30 start
予約:¥1,500+1dr(80名限定)/ 当日:¥2,000+1dr
<内容>
“天使の画家” と“観音楽(かんのんらく)の女神”が夢の初共演!
天女伝説の地に音魂(おとたま)、言霊(ことたま)、色珠(いろたま)が降る夜…。
● “天使の画家” として有名な寺門孝之さん。その沖縄での初個展が現在、カフェユニゾンで開催中です。これを記念して寺門さんが待望の来沖。自作についてトークします。
● また沖縄からは、亡き“どんと”のパートナーで、音魂(おとたま)瞑想法を各地で説く、小嶋さちほさんが出演。ライア(ルドルフ・シュタイナーの竪琴)による“観音楽(かんのんらく)”ライブを行います。
● さらには、さちほさんの観音楽をバックに、寺門さんがライブペインティングするという夢のような企画が実現!(寺門さんはシュタイナーブックスの本の装画を手掛けています。)
● オープニングアクトには、日本を代表するレコーディング・エンジニアの上原キコウさん率いる、沖縄エクスペリメンタルオーケストラが出演。小嶋さちほさんと“どんと”の長男であるラキタさんも参加し、天使をイメージしたアンビエントサウンドを、チューブラベルとグラスハープの音で奏でます。
● その昔、天女が天降(あまうり)したとされる羽衣伝説の街・宜野湾での一夜限りの宴。どうかお見逃しなく!
◎ DJ:Kikou
<プロフィール>
寺門孝之 てらかどたかゆき www.terapika.com
◇1961年生まれ。画家、イラストレーター。神戸芸術工科大学教授。
◇1985年、パルコの日本グラフィック展大賞受賞で鮮烈にデビュー。
◇個展、グループ展、ポスター画、著書・共著など多数。
◇町田康氏や江原啓之氏らの書籍の装画でも知られる。
◇2008年、寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREEをオープン。
◇来春公開予定の映画『人間失格』(太宰治原作)の劇中絵も担当。
小嶋さちほ こじまさちほ www.songstar-donto.com/family.html
◇伝説的女性ロックバンド“ZELDA”のリーダー&ベースとして活躍。
◇1995年、パートナーの“どんと”(元ボ・ガンボス)と沖縄に移住。
◇2000年に“どんと”永眠。魂、生と死についての探求の旅が始まる。
◇2003年、南城市玉城に多目的お堂「どんと院八角堂」を建立。
◇著書『竜宮歳時記~どんとの愛した沖縄』、CD『観音楽』など多数。
◇ライアによる音魂瞑想ワークショップを全国各地で開催中。
上原キコウ うえはきこう (DJ:Kikou)
◇日本を代表するレコーディング・エンジニア。
◇電気グルーブ、浜崎あゆみ、くるりらのミックス等を手掛ける。
◇08年、沖縄民謡の巨星らによるCD『沖縄トラッド』プロデュース。
ラキタ らきた
◇ “どんと”と小嶋さちほの長男として生まれる。
◇ 東京でバンド、“ズットズレテルズ”のメンバーとして活動中。
◇BO GUMBOS3 feat.ラキタとして、THE BOOMのカバーCDに参加。
同じく9/22京都音博に出演し、くるり、奥田民生、矢野顕子らと共演する。
<補足>
※イベント当日は、駐車場に限りがあるため、臨時駐車場へご案内いたします。
※寺門孝之絵画展 “あまうり天使の庭” は、10月5日(月)まで。入場無料。
<会場・お問い合わせ>
カフェユニゾン
11:30~22:00 第1火曜日定休
〒901-2201 沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
TEL:098-896-1060
E-mail:info@cafe-unizon.jp
http://www.cafe-unizon.jp




『山ねこホテル』(柴野民三/文 茂田井武/絵 ビリケン出版刊)の復刊記念展に参加させていただきます。絵本『山ねこホテル』のテキストから好きな部分に自由に絵を描くという企画の30名の作家によるトリビュー ト作品展。作者・柴野民三氏の貴重な資料展示もあります。
参加作家(敬称略 五十音順)
あおきひろえ/アヤ井アキコ/荒井良二/飯野和好/石井聖岳/植田真/大畑いくの/おくはらゆめ/かとうまふみ/菅野修/工藤ノリコ/斎藤種魚/ささめやゆき/沢田としき/スズキコージ/高部晴市/竹内通雅/田中清代/たんじあきこ/寺門孝之/どいかや/中野真典/にしむらあつこ/長谷川義史/はまぐちさくらこ/早川純子/ひがしちから/森雅之/山西ゲンイチ/山福朱実
ビリケンギャラリー
http://www.billiken-shokai.co.jp
9月19日(土)~9月30日(水) 月曜休み
12:00~19:00
地下鉄表参道駅B1出口から徒歩7分
03-3400-2214
表参道交差点挟んで逆側ですが、寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE も常設展示中ですので合わせてお立ち寄りください~~
A3出口から徒歩1分 青山通り沿い 表参道バス停の真ん前。
11:00~20:00 無休
03-5771-5201


ロキはすっかりとひんやりとしてしまい、夏が過ぎてしまった、とさびしい気持ち。沖縄はまだ夏なのだろうか? 26日にライヴペインティングのイベントがあるので、沖縄へ行けるのがたのしみだ。7~8月はそれまで以上の怒涛のスケジュールで連日あれやこれやと描いてきたが、ふりかえればこの夏はやはり、映画『人間失格』の絵画担当で、撮影現場へ通ったのが強烈に愉しかった。映画の中に出て来る絵を描かせていただいたのはもちろん刺激的だったが、撮影現場でキャストやスタッフの方がたをデッサンさせていただけたのも僕にとっては最高の愉楽だったなぁ~
それらの成果を、映画公開に合わせてなんらかのかたちで発表できるとよいなぁと思っています。
写真は、荒戸組の若き写真家=江森康之さんが撮ってくれた映画セットで絵を描いている僕。江森さんは、デッサンのとおり丸坊主・剃り眉の男前。
8月10~11日と、また「人間失格」撮影現場へ。葉蔵が入院する脳病院・・・そこでも葉蔵は絵を描く設定なので、その分の絵を描いてきた。撮影中、急にセットに絵を描くよう言われたりして、現場の即興も愉しや。撮影現場には中島ノブユキ氏作曲のテーマ音楽が響き、完成映画への想いがいやましにつのる。うっとりしつつ、スタッフ、キャストをでっさんにつぐでっさん。東京にそれとは別に描かなくてはならない絵が堆積中なので、思いは残るが現場を後にした。
数日前に新聞記事で見てとても興味を抱き、昨夕は、三鷹駅前の三鷹市美術ギャラリーまで、「牧島如鳩展~神と仏の場所」を見に出掛けた。まきしま にょきゅう。1892~1975 とある。太宰より17年上だ。僕はこの画家を全く知らなかったが、新聞記事の小さな図版の「魚籃観音像」という絵がとても気になった。画家がその頃住んでいた小名浜の漁港の大漁を祈願して制作された絵で、今も小名浜漁業協同組合の部屋に海に向かって飾られているそうだ。実際に見ると、凄い迫力、大スペクタクル・・・観音・女神・天使・妖精・・・星座、そして漁業・・・僕の好きなモティフがまるで闇鍋のようにぐつぐつ混然と煮えたぎり、異様なまでのパワフルな画面を立ち上げている、が、同時に透明な祈りの光線が画面全体から発射されているように感じられる。まさに大漁祈願の聖画としかいいようがない。この絵の完成を祝って人々は幌なしトラックに絵を載せて町を練り歩いたという。実際にそれ以降しばらく小名浜港では大漁がつづいたそうだ。それくらい凄いパワーがこの絵にはあるし、絵は本来、そういうパワーを持ち得るモノだと僕は信じる。この他にも、弁財天や千手観音などが、全く独自の立ち上がり方で描かれていて、どれもがただならぬ光線を発していた。もともとはキリスト教の一派(ハリストス正教会)の伝教者としてイコン画家だったそうだが、仏教にも深く関係し思索をつづけ、「神も仏も一つ」という心境に達したそうだ。キリストが「空」の字の中に横たわるエスキースもあった。まだまだ受けた衝撃を整理できないが、凄い絵と出遭った興奮をお知らせします。
会期は23日の日曜日まで。
http://mitaka.jpn.org/ticket/gallery/



荻窪の秘密基地 ギャラリー+古本+カフェ=6次元へ、真新しい小さな天使画を飾りに行ってきました。前にも書きましたが、神戸・北野坂の基地だったJ&F Cafeのあの場所とどこかこの世でない回路で繋がっているような気がする場所・・・「6次元」とはよくぞ名付けられたなぁと思います。スタッフの方がおっしゃるには、「ここは厳密には2階ではないんです、実は何階でもないんです」・・・!!!???
まるで村上春樹氏の小説に出て来るような・・・
そんな場所で、かつてのJ&Fでのように、天使画だけのささやかな展示となりました。あかねさんのワンコ達を観に行った最初から、ここで天使展がしたいとひらめいたのですが、こんなに早くも実現するとは・・・俊速な6次元様に感謝です。
なんの打ち合わせもしないのに、素敵なフライヤーもあっという間に刷り上げてくださいました! ツー and カー。
カーといえば、カラスたちの友人で、ホンモノの黒猫=gatta neraさんとのおたのしみ会=朗読ライヴが、この6次元で早速実現してしまうっていうのも実に愉しみ。6月13日、19時の回、21時の回。各回20名、予約制、チャージ1coin500円。ついに有料ライヴです、ひひひ。
しかしその1週前、7日の15:00~は、大京町のACTで東京Aリス嬢キューレション展「メルヒェン#1」会場でも、gatta neraさんとはライヴしちゃうんだった、こちらは無料・・・。さくっと展覧会のクロージングおたのしみ会です。
あちらこちらで、お会いしましょう!
あ、6次元は平日は夜の営業 18:00~23:00
土日のみ、13:00~23:00
水曜定休 ですので御注意あそばせ、です。
寺門孝之「6次元の天使」展
6月4日(木)~16日(火)
<イベント>
6月13日(土)
ギャラリートーク と 詩/絵本朗読
寺門孝之 × gatta nera(ハープ)
①19:00~ ②21:00~
各回20名(要予約)
ライブチャージ500円
ROKUJIGEN 6次元
〒167-0043 東京都杉並区上荻1-10-3-2F
電話 03-3393-3539
営業時間 月~金 18:00 - 23:00
土、日 13:00 - 23:00
定休日 水曜日
お問い合わせ
rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp
http://www.6jigen.com


15日の金曜日は、大学ゼミの後、大急ぎで京都・太秦・東映撮影所へ。
いよいよ荒戸源次郎氏監督の角川映画『人間失格』の件が本格始動!
この映画に出て来る絵を担当します。主人公=大庭葉蔵は絵を描く人なのでけっこう絵がたくさん登場する予定です。映画初出演=初主演の生田斗真さんが演じるそうです。
荒戸さんからは前々から話しをされていたので、あれやこれや準備はしていたのですが、この日、関係スタッフが勢揃いされて、顔合わせと、僕の担当案件の確認。さあ、どんどん絵を降ろして来なくちゃ。
http://news.google.co.jp/news?sourceid=navclient&hl=ja&rlz=1T4RNWN_jaJP273JP273&q=%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%A4%B1%E6%A0%BC%E3%80%80%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%98%A0%E7%94%BB&um=1&ie=UTF-8&ei=fy4QSoLSD5SBkQXTra2pBA&sa=X&oi=news_group&ct=title&resnum=1
表参道1.17:00。表参道ヒルズの喫茶店で挿画打ち合わせ。平成23年度の国語の教科書の中のひとつのお話しに絵を描かせていただくことに。デザインはかつて町田康さんの著書で何回もお世話になった緒方修一さん。お会いするのは今日が初めてで嬉しい。編集の方含めて和気藹々と相談。〆切は近いので、速攻モードに入らなくては・・・
表参道2.18:00。久々ミュージァムへ。開館以来お世話になってきたLEMONTREEの店長さんが横浜ランドマークのルナディミエレへ移られることになり、このビルでのお勤めは明日までとのこと。昨夏に突如4・5フロアがミュージァム化し、戸惑われることも多かったと思いますが、ほんとに良くしてくださって大感謝でした! おかげさまで、すこしずつこの場所も定着してきて、毎日新しい御客様、リピーターの方が階段を上ってくださっています。

表参道3.19:00。スパイラル。リキテックス・ビエンナーレ表彰式。今回初めて審査員に加えていただき、昨秋、2度に渡る審査をしました。1000点以上のたくさんの作品に対峙し、他の審査員の皆さんと意見を交換しながら受賞者を絞っていったのですが、嬉しかったのは、好きだなぁと思った絵がみんな上位入賞したことです。大賞、特別賞、奨励賞の他に審査員賞というのもあり、それは個人的に気に入った作品を選んでよいということで、僕は、sieという不思議な筆名の方の絵を選びました。奨励賞とのダブル受賞になります。なんとも自由でのびやかで、内側から発光してくるような不思議な絵で気に入りました。自由に賞品をあげてよいというので、昨夜から手製の盾というか木のブロックに天使画を描いたものを作り、今日夕方ぎりぎりまでかかってなんとか無事完成させ持参しました。sieさんは近々、個展をされます。タイトルは「野辺」だそうで、これまた良いタイトルだなぁ!

GALLERY TRINITY
http://www.g-trinity.com
http://www.k2.dion.ne.jp/~sie/
日中、日差しは春めいて、頼もしく感じますが、やっぱりまだ寒いですね、調子に乗って薄着してしまいました。



ミュージァムのクリスマス展示「Meet Your Angel!」を終え、26日は新年の企画展「テラカド・ジャポネスク~宝船が行く」への展示替え作業。マダム・ムスタシュ指揮のもとヨウコちゃん、アミさん、LEMONTREEの若様の活躍によりミュージァムは新年の装いにチェンジ! 2009年は1月3日より、無休で開館いたします。3日午後には僕も在館します。お近くへお出ましの際にはぜひお立ち寄りください!
で、作業終了後、Better Daysのオフィスへ、マダム+ヨウコちゃん+アミさんと一緒に押しかけて、打ち上げ。しかし今年も大久保裕文氏+Better Daysの皆様には大変なお世話をかけました。例年の楽市楽座宣伝美術に加え、伊勢丹展のDM+ポスター、そして極めつけはミュージァム開館に伴う一切合財のグラフィックアイテム、そのうえフェリシモのプチ絵本「おはなしのたからばこ」シリーズの『猫とねずみのともぐらし』ブックデザイン・・・ そしてまた何度酒場で共に夜を明かしたことでしょか・・・
写真は、感謝の気持ちを込めまくって急遽描き上げた大久保氏の肖像。
大久保さん、来年も何卒よろしく!



ミュージァムに立ち寄った後、渡辺えりさんのリサイタル“My Room”をみせて頂きにスパイラルホールへ。暗転~激しいドラミングとともにすぐに凄い衣装のえりさん登場! ジュリー「ストリッパー」で幕開け。御揃い衣装の明星真由美さんを迎えてピンクレディ「UFO」、井上陽水「東へ西へ」など僕の世代には嬉しい楽曲が繰り出される。後半も、ニルソン「Without You」、ロバータ・フラック「やさしく歌って」、キャロル・キング「You've Got A Friend」、エリック・カルメン「All By Myself」など僕も大好きな歌を次々とオリジナルの訳詩で歌ってくれた。
ベッド・ミドラーの「Rose」を歌ってもらいながら、ふっと僕が20代前半だった頃、芝居小屋で光り輝いていた役者のことを思い出した。その後すぐにバイク事故で亡くなってしまったその人は映画「Rose」が大好きだったと聞いた。話したことはなかったが僕にとってすぐ近い場所にいたその人を通して、僕は自分の世代の来るべき新しい時代をみていた、一時があった。四半世紀が過ぎて、渡辺えりさんの強く響く声の近くに、すぐ近くにその人の気配と、その人がいた時間が寄り添っているように感じた。
ちょうど一年前みせて頂いた劇「りぼん」の後の席で渡辺えりさんは御自身の芝居について「死者のために作っている、死者とともに作っている」とはっきりとおっしゃっていた。今日のリサイタルも、明るく華やかで、なごやかな進行の中、特に後半に選ばれたアメリカの楽曲のいくつかはここにいない人へ向けられた思いの歌だった。
いない人がいる、いないはずの人と出くわす、
えりさんの芝居にはいつもそんな場面があり、「えっ」と声を上げそうになるがその「えっ」は、いつも言うように僕にとっての「絵」と同じものだ。だから渡辺えりさんの世界は僕にとっていつも懐かしく、あたたかく、おそろしい。
写真は、一年前に約束しながらずっと果たせないままだった昨年秋のえりさん作・演出の結城座公演「森の中の海」に登場したえりさん似の人魚を発展させた人魚姫としての渡辺えり像。ようやく完成し、今日のステージ後にお渡しすることがかないました。安堵。

もうじき表参道のミュージァムで、クリスマスにあわせて天使画を集めた展覧会が始まります。12月6日のレセプション日には、僕も終日 在館します。ぜひ皆様、いらしてください!
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寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE
冬の展覧会
MEET YOUR ANGEL!
会期 2008年12月6日(土)~12月25日(木)
11:00~20:00
オープニングレセプション 12月6日(土)終日
クリスマスへと装いを深める表参道にテラカド・エンジェルズが大集合致します!
新しい年へのエナジーを与えてくれるかのような、和やかで彩り豊かな天使をモティフとした作品をライン・アップします。是非、御清覧下さいませ。
東京都港区北青山3-5-19 LEMONTREE OMOTESANDO BLDG.4・5F
03-5771-5201
OPEN: 11:00~20:00
会期中無休 会期前後も常設展示として開館しています。
地下鉄表参道駅 A3出口から徒歩1分
青山通りに面した建物です。表参道バス亭前。
*作家来廊日につきましては、HP“てらぴかのえんがわ”
http://www.terapika.com/
MIXI“てらぴか倶楽部”でお知らせします。
もしくは寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE(03-5771-5201)に直接お問い合わせ下さい。
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今日から3日まで、マダム・ムスタシュ在館してくれています。
明日2日 14:30~寺門も在館予定です。
出たり入ったり、あると思いますが 出来るだけ長くいようと思います。
ミュージァムでお会いしましょう~
寺門孝之ミュージァム@LEMONTREE表参道
秋の展覧会<テラカド銀河の星物語>
11月3日(月)まで
期間中 無休
午前11時から午後8時まで開館
星座シリーズや、静物画、油彩の天使などが新しく加わりました。
写真は、「ようこそ夢の森へ」というタイトルです。星を持った子供たちの秘密のお祭・・・
大阪心斎橋 美術画廊ギャルリムスタシュで開催中の寺門孝之・秋の新作展“Angel Ship Marine West 2008”本日最終日
僕は12:00~19:30 ずっと会場に居る予定でいます。
どうぞいらしてください!
http://www.terapika.com/files/exhibition_files/exhibitionnow_files/angelshipmarinewest2008_files/angelshipmarinewest2008top.html


ミュージァムのお知らせです!
寺門孝之ミュージァム@LEMONTREE表参道
秋の展覧会<テラカド銀河の星物語>
10月18日(金)から11月3日(月)まで
期間中 無休
午前11時から午後8時まで開館
秋の寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREEは、
寺門先生の星座シリーズのお作品や、静物画、油彩の天使など
がお目見えです。天の川に続くような、ミュージァムの空間で
芸術の秋をお愉しみくださいませ。
寺門孝之は、時折、ふらりと出没いたします。
シニア・デイレクターの和田は18日(金)終日と19日(土)午後6時まで在館します。
是非、お出掛け下さいませ。



盟女友ダチ=micの一人芝居公演が今日明日に迫りました!(お知らせが遅くてすみません)ぜひ御体験ください!
毎回僕がmic^cat画を描かせていただいております。今回は6人mic~catsがとぼけた海賊となっている絵を描きました。公演パンフレットに掲載&もしかすると会場に原画が展示されてあるかもです。
micの一人芝居情報「猫の路地裏ブロードウェイ」
~召しませ、ビタースウィ~トな人生メニュウ!~
<東京公演>
日時: 2008年10月18日(土)・19日(日)
18日 開場 18:30 開演 19:00
19日 開場 13:30 開演 14:00
場所: 「コレドシアター」(東京都港区赤坂9-6-41 乃木坂ビルB1)
http://www.tc-coredo.join-us.jp/
ticket: 前売 2,500円 当日 2800円(1ドリンク制)
※前売はCOREDO受付、セブンイレブンにて発売
※10月19日の公演後、レセプションパーティを開催予定
<大阪公演>(夜)
日時: 2008年10月29日(水)
開場 18:30 開演 19:30
場所: 「シャングリラ」(大阪市北区大淀南1-1-14)
http://www.shan-gri-la.jp/
ticket: 前売 2,500円 当日 2800円(1ドリンク制)
※前売はシャングリラWEB、ローソン、ぴあにて発売
micのHPでも、お問い合わせ・ご予約受け付けております!
★予告編をご覧になりたい方はコチラ!
http://www.kazumic.com/


久し振りに上野公園。東京藝術大学美術館へ「狩野芳崖・悲母観音への軌跡」展へ。ミレイのオフィーリア同様、この絵も書籍図版などで若い頃から憧れの絵のひとつ。ついに原画と対面。第一展示室には芳崖若い時代の作品など。第二展示室中央にいよいよ悲母観音様が。圧倒的! 印刷では絶対に見ることができないような精妙で神秘的な輝き。この絵に至るまでの下書きや前段階作品などの展示もあって興味深い。準備段階のものから最後のこの作品の間に凄いジャンプが。完成直前で息絶え、最後の背景の金を弟子に託したという絶筆! 確かにこの世を超えた奇跡感漂う。ミレイのオフィーリアは画家がまだ若い頃の奇跡の一作、芳崖は人生最後の奇跡の一作。ううむ・・・


ジョン・エヴァレット・ミレイの描いたオフィーリアに会いに、渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアムへ。オフィーリア原画に会うのは3度目。1度目はロンドン、テートギャラリーで。思いの外小さな絵だったのでびっくり。2度目はなんと当時住んでいたすぐ近くまでオフィーリアが会いに来てくれた(兵庫県立近代美術館で)。何度観ても絵の奇跡を感じずにおれないすごい絵だ。(しかし、ミレイ展のその外の絵にはそんな奇跡を感じられなかった。画家一生に一度の奇跡だったのかなぁ? それとも外にも隠れた名作があるのかな?) 1996年だったと思うが同じ構図でオフィーリアを真似して描いてみた。当時初めてバリ島へ行ったばかりだったせいで、オフィーリアは熱帯樹林の中の温かそうな水溜りに、浮かびながら踊っている。その胸には花々ではなく、熱帯の青い鳥が群がっている。「赤道のオフィーリア」。この夏に開設していただいた寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE 5Fに現在展示中。ミレイのオフィーリアを御覧になられた帰りにでも、ぜひお立ち寄りください~
http://www.terapika.com/files/todaysterapika_files/2008/07/

ミレイ展鑑賞後、シネマライズへ。阪本順治監督作品「闇の子供たち」! ううう・・・ををを、必見!
http://www.yami-kodomo.jp/
こないだ完成させた全身天使に覆われた牛像“ANGELS COW”もいよいよ丸の内の街の只中に設置され、COW PARADEが始まった。5日はそのオープニングセレモニーに出席するため昨日にひきつづき丸の内へ。丸ビルの1Fにステージが設置されて、僕の牛も白幕をかぶされている。タレントのしょこたん=中川翔子さん、アートディレクターの浅葉克己さん、青木克憲さんと一緒に除幕式に参加させていただいた。 たくさんの人が見ていて、記者の方々のカメラに取り囲まれた。カウントダウンで白幕を剥いで、銀のテープが天から降ってきた。僕の牛も僕も、晴れがましくてぽかんとしてしまった。10月19日までCOW PARADEやっています。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/09/06/CowParade/index.html
僕の牛は、三菱UFJ信託銀行本店、仲通沿い新丸ビル側B1Fの敷地内に展示されてるはずです。よかったら見てみてください。
http://www.cowparade-tokyo.com/
式典後、神保町へ移動しイーストプレスのZZ井氏と落ち合って、制作中の絵本のデータを渡す。16年の封印を解いて、今回の絵本はコンピューターを使って画面を作り始めました。さぁて どうなることでしょう。思い返すと、20年以上前、僕がコンピューターで絵を描くことにのめり込んだ事、そして16年前、コンピューターをやめた事、それには浅葉克己さんの言葉が関係していたのでした。この日、式典で久し振りに浅葉さんにお目にかかれたのも何か運命的なことよなぁ、としみじみしました。

画室のテーブルの上で、いつもの画材にノートパソコンが参加し始めました。
駆け抜けるように8月が過ぎ、9月1日。8月後半、描け抜けるように日日を過ごしてきた。遅れ馳せながら印象深かったことを遡りつつ記憶整理・・・

まずは、ひさしぶりに文芸誌に絵を描かせていただきました。
小説新潮 2008年9月号 236頁
第20回ファンタジーノベル大賞 大賞受賞作 中村 弦「天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語(抄)」扉絵
静謐で不思議な雰囲気のある美しい作品でした。今回はごく一部の掲載だったので全文拝読したいものです。
朝、買い換えた冷蔵庫が届くが、本棚が邪魔して廊下を通れないことが判明。出直し。


午後、ゆりかもめに乗って、僕の牛のところへ。最後の仕上げ。ANGELS COW完了。
僕の牛は、9月5日~10月19日 丸の内の三菱UFJ信託銀行本店、仲通沿い新丸ビル側B1Fの敷
地内に展示されることとなりました。よかったら見てみてください。
http://www.cowparade-tokyo.com/

帰りのゆりかもめの車窓から見えたフェリーぼうっと。
家族は葉山へ遊びに行った。
壊れたエアコンディショナーを新しいものと付け替える工事、朝から夕方まで。
イーストプレスの絵本編集者ZZ井氏来。来年新春に刊行予定の絵本の打ち合わせ。今回は僕にとってこれまでにない制作方法にチャレンジすることにしていて、今日はその第一弾の原画を渡す。さて、うまくいくだろうか
エアコンが新しくなり、びゅうびゅう冷気が部屋に送り込まれてくるが、昨日までの暑さはすっかりおさまってしまい肌寒い外気、今晩はエアコン出番無しだ。

COWのつづき。牛の表面積は思いのほか広く、うねうねとしていて、普段の絵の感覚でいうと軽く展覧会一回分くらいの数の天使を描くことになる。周りのあちこちで他の参加者たちが思い思いに牛を塗ったり、改造したりしているのをときおり眺めながら、僕の牛を天使で覆っていく・・・

COW PARADE というアートイベントがあって、現物大の大きな牛のフィギュアにペイントをすることを依頼されていて、この日初めて指定の作業場へ。新橋からゆりかもめに乗り継いで台場の先まで、大きな倉庫に牛がぎゅうぎゅうところ狭しと並んでいる。自分の牛を選んでよいとのことなので、すみっこのほうにいたやつに決めて、さっそく描く描く描く。アシストのAngela嬢の活躍もあり、どんどん牛が天使に覆われていく。ANGELS COW。
http://www.cowparade-tokyo.com/

8月15日、終戦記念日、盆の中日・・・僕の絵のモデルをしてくれるASKちゃんの誕生日。
幼稚園の頃から展覧会に来てくれ、小学生、中学生、高校生と成長の折々に僕の絵に入ってもらっている。近いところでは、現在掲出中のESTのイメージヴィジュアルのヒロイン。
御礼に天使ブロックを描いて送った。近々新作をお願いする予定。


夏の日差し強く、きりりとした暑日。寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE、無事オープンしました。開館早々から次々とたくさんの方々が入れ替わり立ち代りおこしくださり、終日、賑やかで和やかなミュージァムでした。びっくりするほどたくさんの御花に彩られ、絵たちもはれがましい初日を迎えました。明日21日も終日、寺門在、館予定です。ぜひいらしてください。



ずっと準備を重ねながらも、どこかで「これは夢?」と思ってしまっていた、今回のプロジェクト・・・何せ初めの言挙げが6月初頭で、7月20日START というあり得ないスケジュールだったので、あり得なくても仕方ないな とも思っていました、、、が、が、が、これは現実で、表参道交差点の交番側、青山通り沿いのそのビルディングには、すでにBETTER DAYSデザインによるロゴをあしらった看板が堂々と掲出されており、階段を上がっていった先には、本当に、寺門孝之ミュージァムの空間が、今晩完成しました。こんな機会をおつくり下さったLEMONTREEの皆様、そして美術画廊ギャルリ・ムスタシュの皆様、そして惜しみない御協力御尽力賜りました全ての皆様に感謝しています。作品搬入をした昨日は、晴れ~豪雨~晴れとめまぐるしく天候も変化し、広く高くガラス窓を擁するミュージァムの5Fスペースの光模様がダイナミックに変容して心地よく、今日はすっきりと晴れて、その窓からまっすぐに見通せる、東京タワー、六本木ヒルズの建物がやけに爽やかに感じられました。いよいよ、明日、11:00、オープンです。僕も終日居ります、皆様ふるって御参集ください。
※建物の意匠の関係で、階段部分に桟が無く、小さなお子様には大変危険な箇所があります。自由に動き回るお年頃のお子様をお連れの際には、十二分に御注意いただけますようお願いいたします。
写真は、青山通り沿い看板、階段を上がった先のエントランス看板、その看板の向こうをなぜかパレードが。


新神戸から夕刻、のぞみに飛び乗り、トンネルを抜けると空にただならぬ気配の雲が、追っかけてきたのか? 擦れ違って行くのか? 夜半ロキに着いて自宅へ向かう歩道、見上げると煌々と満月、そしてその真上に明星が。金星? ただならぬ配置。
いよいよ明日は、ミュージァム搬入だ。
大学で僕の担当するビジュアルデザイン実習Bで足掻き続けている素晴らしい描き手たちは、今日は画面に筆を走らせた。走る 走る 走る! 今日も みんな きれいです。
















大学でビジュアルデザイン実習Bという2年生対象の授業を受け持っていて、今日は、先週たっぷり3時間以上かけて下地を仕上げた各々の支持体に、1色でひたすら、線か点を描く、最低3時間は描きつづける、というミッションを与える。キーワードは「足掻く」。行き詰まっても、つまらなくなっても、とにかく、少しでも自分にとって自分の画面をよりよくしていくこと。計画もせず、行き先も決めずに、この一瞬一瞬を描き進めること。絵を描くという行為の中へダイヴすること。なぁ~んて、煽る間も無く、全員、さっさとダイヴ! 両手描きあり、ダーツのように鋭い鉛筆を投げ射しあり、なんでもあり・・・。外は夏のような強い光が溢れ、その光を強くやわらかい風が揺らしていく。竹の葉が擦れる音が響く。蟲が画面に寄って来る。「なつかしい風」と学生の一人が言う。確かに・・・何かを思い出しそうな日だった。丁寧に仕上げた下地の上を鉛筆やペンが擦る、サキサキという音がスタジオの各所に響く。すばらしい線や点が各々の画面を走り、埋めて行く。今日のみんなの絵、僕はどれも大好きだ。来週にはさらにこの上へ次のミッションで色が重ねられる。この画面の状態は、もう見られなくなる。儚い、故に 強靭なこれらの絵が愛おしくてならない。全ての一瞬、一瞬・・・二度と体験できない。美しい。みんな









寺門孝之の絵を常設で展示・紹介・販売するスペースが表参道交差点から徒歩1分未満の場所に、7月20日に誕生します。
現在その準備に24時間態勢でのぞんでいます、あっぷあっぷ・・・
盟友アートディレクター&遊び友達=ベターデイズの大久保氏に無理を言って、ロゴ、看板、パンフレット、案内状、DM・・・次々とデザインを作ってもらっているところ。デザインがどんどん上がってくるのを見ているうちに、ようやくこのプロジェクトが現実のものと思えてきた。うう、やるべきことが、数珠連なり・・・寝れん。
詳細は七夕あたりに、しっかりお知らせさせていただきます☆

大学で「ビジュアルデザイン入門」という授業があり、今日が僕の担当する日だった。毎年その春に入学して来た新入生に対して、学科の教員・助手全員が1回ずつ交代で自己紹介的な内容の講義をすることになっている。この2年は、自分の最近の仕事や、これまでの代表的な作品の画像を持参のノートパソコンからスクリーンに投影しながらコメントしていくスタイルでこなしてきた。今年も、内容をさらに充実させるため昨年来の最新の仕事の画像を新たに追加しつつ、話しの流れをあれこれ想定し画像の順序を変更したり、パソコン上での編集作業に朝近くまでかかってしまった。当日、登校中の地下鉄の中でも話す内容についてあれこれ思いを巡らしていた。だいたい完璧に話しの流れが通ったなと思うとともに、果たしてこんな内容でよいのだろうか?との疑問符も浮かぶ。僕のキャリアを学生に紹介することがなにか彼等彼女等のためになるだろうか?過去の作品の画像を並べながら思考するとついつい内省的になる。まるで決められたストーリーを軽々と辿ってきたかのように自分のこれまでが歴史化してしまう。それでは僕がこれまで足掻いてきた足掻きが、伝わらない。僕はこれまでのその時、その時、考え、考えたが、それは今、画像を見ながら振り返って考えている考えとはとても違う考えを考えていたはずなのだ。言ってみれば、その時、その時、考えていなかったこと、考え切れなかったことの総体が、その時とその後を作って来ている。それはたった今現在でもかわらない。今も、考えるが、わからない。わからなくても生きているし、描いている。わからないままに身を投じて、足掻いて足掻いて、絵が生まれ、日々の暮らしが生じている。たった今現在の、考え切れないことによって確保される「自由」が、過去を振り返る考えの中には消失してはいないか? ……そんなことを考えているときにふっと、冷たいからっぽな空気が背中をつたって行った。ぎょ、っとした。「持ってない…忘れてる!」…朝までかかって準備したデータを入れたノートパソコンを僕は持って出かけて来ていなかった! うへぇ~。腕時計を見る。今から引返し、パソコンを取って来るとしたら……授業時間は半ば過ぎてしまう…。思い迷うまでもなく、パソコン無しで、画像なしで、素手で学生達の前に立つことが決定してしまう。うわぁ~。さてでは、なにをする? なにが出来る?
結果はこうだ。研究室に大小4枚の原画があったので、それを講義室に運び込み直接見てもらうことにした。同じく研究室に、4年くらい前のライヴペインティングで描きかけのままに残っていたF80号カンバスがあったので、それと絵の具類を運び込み、みんなの目の前で描くことにした。初めに当初から予定していたテーマについての話をした後、みんなを前へ呼び、カンバスを取り囲んでもらう。「それじゃ、これからみんなの出すお題を描きます」と言ってマイクを学生に渡した。最初の女子学生は「空を飛ぶもの」とオーダー。僕はメタリックホワイトの大きいチューブをそのまま絞りながら「鶴」を描く。次は男子学生のオーダー「自動車、ポルシェ」、ううむ、むづかしいな~。その後、「電信柱」「人魚」「プチプチ」「激辛ラーメン」「超スウィートなケーキ」とつづいた。どんな絵がどんなふうに出現したかは、その場に立ち合った学生、スタッフのみなさんと僕だけが共有したものだ。授業の始め、堅苦しかった講義室は、途中からはどこかの神社の夜祭の露店のような賑やかで、愉しく、いかがわしくも自由なな場に変質していた。あ、これが僕が「絵」に求めていることだったな、パソコン忘れてよかったなぁ、と思いましたとさ。カンバス等、大荷物の撤収は、いつのまにか現れた2年生の熱帯魚の様な男子学生たちが手伝ってくれてありがとう。「ビジュアルデザイン」だったのかどうかは別として、僕自身、大学での活動について新しい段階へ「入門」した記念すべき6月13日の1限だった。
画像は配布したレジュメ。今年のESTの広告画に、僕が4才時に描いた絵を重ねています。


21日。正午に2分ほど遅れてギャルリ・ムスタシュに到着すると既に、日野晃御夫妻が見えていた。お目にかかるのはこれが3度目。この春先、友人の作家・押切伸一さんが著書を送ってくださった。『ウィリアム・フォーサイス、武道家・日野晃に出会う』。ぞくぞくしながら一気に拝読、とてもスリリングな内容だった。全くタイトルの通りコンテンポラリーダンス界の巨匠フォーサイスが、縁あって、日本の武道家・日野晃を招き、出会う、その様子を押切さんが記録した出会いの本だ。日本人の意識の最も普遍的な部分が、ヨーロッパの最先端の意識と出会う出会い頭のドキュメント。言葉によって記されるが、起こっている出会いは体と体のことであり、記述は格闘技の実況中継の様。ダンスや武道や、体のことには全く不案内な僕だが、この本で起こっていること、特に随所に差し挟まれる日野氏の言葉(大阪弁)は、絵を描くことをはじめ僕が日々過ごす様々な局面に照らし合わせることが出来、ヒントと同時に質問も溢れて来る。興奮してそんな感想を伝えると押切さんは早速、日野さんを囲む食事会を設定してくれた。それが4月19日、一度目に日野さんにお会いした夜。場所は根津のアノマ、デザイナーの大久保裕文さんも一緒だった。ところが、実は僕はずっと以前に日野さんと出会っていたのだ、否、それは出会ったのではなくただただこちらが目撃していただけなのだが…30年近く前、大学生だった僕は当時関係していた劇団の先輩達(その一人は現在、楽市楽座主宰の長山現氏だ)に薦められて松本雄吉主宰の日本維新派の稀有壮大な公演を観ていたが、突如大阪の街外れに立ち上がった巨大やぐらの上で物凄い音を叩き出しつづけていたドラマーを「怪物だ…」と嘆息して眺めていた。その時は晃でなく日野明と名前を覚えたはずだ。お会いしてみると間違いなく同一人物であった。僕は知らなかったがその後音楽から、武道の研究へと集中していかれたそうだ。その夜は余りに愉しく、店を3軒はしごし、気付くと夜が明けていた。日野さんと一緒に居ると、僕が絵を始める前の前…もう何がなんだかわからない若くめちゃくちゃで赤恥ずかしい、思い出したくないような時間…断絶し、封印してしまった時間の匂いや気配や温度、湿度を思い出すようだった。さらに、劇団・山の手事情社という共通項も浮上した。そればかりか、驚くべきことに、僕が今、絵を描いて日々を過ごしていることの直接の基点にさえ、日野さんとの縁がはたらいている事が判明した。薄明るくなったのは店の外だけでなく、僕自身であるような心地がした。またお会いしたいなと思ったが、その機会はすぐに日野さん御自身がかなえてくれた。大阪・心斎橋のギャルリ・ムスタシュで開催中の展覧会を訪ねてくださったのだ。5月7日、二度目にお会いした際も昼から延々夕方まで話し込んでしまった。日野さんを描きたいと思った。今までに描けなかったことが描けそうな気がする。それは僕自身の絵を描く前の前のあの悶々、稀有壮大な憧れや絶望や希望の総体を描くことにはならないだろうか…。そして今日、日野さんをデッサンさせていただいた。ううむ~絵になるなぁ~これまでに描いたことがない線で出来ている顔。小学生時代に戦国武将など武人の肖像を模写していた時のことを思い出した。単純で鋭い線で描写された武将の顔…それは当時の絵師の独特の描法なのかと思っていたが、いや、そうでなく実際にそんな線で出来た顔があった、ということを日野さんの顔で知った。ううむ、楽しみだ楽しみだ楽しみだ。日野さんは武道へ進みドラムを封印されたそうだが、この春先に「決着をつけるために」ドラムソロライブをされた。無念なことに僕はそこに立ち会えなかったのだが、今日、そのライブCDを持って来てくださった。まだ聴いていないが外見だけでもかなり来る。出来れば初聴しながら大画面に筆走らせたい。
http://www.hino-budo.com/index.html
http://www4.diary.ne.jp/user/454883/


昨日19日は午後、新しい場所へ移ったFOIL GALLERYへ、川内倫子展を観に行った。凄く大きなプリントと、凄く小さなプリントに1点ずつ凄く好きなものがあった。大きな方は売っていなくて、小さな方は思ったよりずっと高価で買えなかった。ギャラリーの向かいにFOILとは別のお店のカフェがあり、覗いてみると陶芸展を開催中。主に白磁で、ガラス質がちりちりとしていたり、土がキラキラと結晶化していたり、焦げが焼きついていたり…ワイルドで朴訥とした風情があるなぁと順番に観ていくと、一組のカップアンドソーサーがするんと僕に飛び込んでくる。蒼ざめたような白磁に大振りな貫乳が割れた硝子の様… 画室でこれで珈琲やお茶を飲みたいなと思い購入した。作者の方もそこに居られて、作品とそっくりなたたずまいだった。陶芸家というと、焼き上がったたくさんの作品のほとんどを気に入らず投げ割っているような先入イメージがあるが、この方は焼き上がったどれもそれぞれに愛しくて割れないのではないか?と想像した。水谷渉 という方で、岐阜県河合町というところで登り窯を構え、薪だけで焼き上げておられるそうだ。
今日20日、画室の机の上に敷いている段ボールを2年振りに換えた。汚れの無い段ボールの上にM40のカンバスをセットし、あても無く青で塗り始める。多分、海の絵に育てるつもり。
さてと、“NOW AND THEN”展もあと1週間。
5月21日(水曜日) 12:30~14:00 在廊予定です。
4月25日~5月25日 大阪・心斎橋 美術画廊ギャルリ・ムスタシュにて個展です。
http://www.terapika.com/files/exhibition_files/exhibitionnext_files/nowandthen2008_files/nowandthen2008top.html

伊勢丹展終了来色色あって日日があいかわらず高速でめくれて行く。
愉快愉快~
もうずっと遠くの印象ではあるが・・・
4月17日、夜中からの雨をなんとか空がぐっとこらえてくれている間をぬって、伊勢丹展の絵達が新神戸アジトへ戻る。運んで来てくれたのがインドネシアの青年ドライヴァで、見事なニュアンスの日本語と素敵な笑顔でテキパキと作業完了多謝・・・
するやいなや河内長野へ。
駅からはタクシーで観心寺へ。思いのほか深い山へと入って行く。長屋さんと会う場所はいつもこうだ。
着くやいなやまず、秘仏で今日明日のみ姿を拝めるという如意輪観音さんを見ようと本堂へ。たくさんの人が集まってお坊さんの解説を聞きながら秘仏と対面していた。をっ、一目でスーパースターと判る風格とエロス。なんかまっすぐしてなくて、だらっと斜めな感じでだらしないところも凄い。妖艶で自信満々な感じの豊満な女性像のようだ。解説で、腕が6本あると知る。ふうん、6本腕か・・・今日は6本腕を描こうかな? とあっさり思う。
ライヴ会場到着。準備。開演までの時間、舞台脇のカーテン裏でひとり呆けていたら、積み上げられた机椅子その他の荷物を越えて突然男が乱入してきてびっくり。長屋さんだった。少しだけ馬鹿話をして、間もなく開演。長屋さんが舞台へ出て行く。どうしようかなと思ったが、最初の音を聴きたくて僕もすぐに出た。後は、長屋さんの音に導かれるままに描く描く描く。6本腕を描くつもりが、あれ? 6本指になってもた。結果6本指の腕を6本描いた。途中、描いてるカンバスの向こうからぬっと女神の白顔がのぞいて出て僕の脇を意味ありげに過ぎていったが、それが本当にあったことかどうかもよくわからない長短判然としない時間が区切れ、たちまちエンディング。用意した画材のせいか、何のせいか、絵の全てを出し切れた満足感は無く、僕に絵が残った。その絵は画室で育てなくちゃな、と思う。新しい画法で描くと良いと思う。
後、主催者のお蕎麦屋さんで打ち上げ。さっきぬっと出た女神、その他公演を支えてくださったたくさんの方と知り合う。その中の一人が神戸の友人たちの仲間とわかり、彼の車で神戸へ送って頂く。深夜の湾岸、人工の光の連なりは 雨の気配を通してあたたかく滲みながら、高速で僕達を過ぎて背後へ背後へ飛んで行く。
濡れた山の緑や、観音、白い顔の女神の舞いや、長屋さんの息遣いを挟む金属音・・・それらが 夜の人工光群と混じり やがて夢そして絵と溶ける・・・間もなく起床。大学へ。1限目からあるんだった。面談の隊列。
身体検査や学生面談や教授会議があるため早朝ののぞみで神戸へ。
なんと、2年連続で身長が伸びていた。この歳で伸びるとは・・・この分だと80歳で180cmくらいにはなれそうだ。
明日は午前中に伊勢丹展の絵達が新神戸アジトへ戻って来るので、それを納めて、大急ぎで河内長野へ。
河内長野 観心寺 如意輪観音奉納コンサート
4月17日(木)
開場15:00~ 開演16:00~
会場:観心寺 恩賜講堂(河内長野市寺元475)
http://www.y-morimoto.com/hananotera/25kanshin.html
チケット:2600円
チケット等問い合わせ:072-368-1982(そば屋 藍)
(出演は)
声:川原一紗
音:長屋和哉
舞:ミナル
描:寺門孝之
灯:明松政二
どんな絵が出るのか、我ながら全く見当がつかず、とにかく真っ白けのまま、描き始める つもり。
どうぞ、皆様御参集ください!
(フライヤー画像は以下のクリックで御覧いただけます)
フライヤー表
フライヤー裏
速くも 折り返しポイント。11日閉廊後、少しレイアウト変更をしてみました。すこしずつ絵と絵の間隔を広くしてみました。順番も少々変更。ちょこっとしまったり、出してきたりもしました。絵が う~んと両腕を拡げ、深呼吸しました。
12日・土曜日のてらぴか在廊予定 は・・・
11:00~13:00 14:00~16:30 17:30~20:00
多少誤差が生じると思います。会場スタッフへお尋ねください。
今日もたくさんの皆様とお会いできますように
ココロよりお待ち申し上げております。
13日の日曜、14:00~14:30はギャラリートークしますよ!
ふるって御参集ください!


春の嵐というには冷たい雨の中、絵達は無事会場に納まって、“ANGL SHIP MARINE”完成~
本日10:00 STARTです。
たくさんの御来場、ココロよりお待ち申し上げています。
てらぴか在廊予定 11:00~13:00 14:00~16:30 17:30~20:00
多少誤差が生じると思います。会場スタッフへお尋ねください。
伊勢丹展“ANGEL SHIP MARINE”が間近に迫り、大学も新年度がスタートするし 気持ちがががギャロップしてきていますが、こんなこともあるのでした。僕としては全く夢物語のような出遭いからこれまでに2度競演させていただいた音楽家(打楽器奏者)=長屋和哉さんとの2005年春の扶桑以来ひさしぶりのライヴペインティング! 昨晩夏、オペラ「メリーウィドゥ」舞台美術製作のためゼミ生と通った河内長野、っていうのも御縁でしょうか。
河内長野 観心寺 如意輪観音奉納コンサート
4月17日(木)
開場15:00~ 開演16:00~
会場:観心寺 恩賜講堂(河内長野市寺元475)
http://www.y-morimoto.com/hananotera/25kanshin.html
チケット:2600円
チケット等問い合わせ:072-368-1982(そば屋 藍)
(出演は)
声:川原一紗
音:長屋和哉
舞:ミナル
描:寺門孝之
灯:明松政二
伊勢丹展終えて、真っ白な気持ちでのぞみたいと思っています。ぜひ、御参集ください~
(フライヤー画像は以下のクリックで御覧いただけます)
フライヤー表
フライヤー裏

まだまだお絵描きが止まらない。

夕日が真横から射す。小さな天使たちが育っていく。
夜はデザイナーの大久保氏に誘われ谷中へ。流れで根津当たりで呑み。酔っ払って見上げる夜空に浮かぶ三角。このところ絵に三角が来ている。




ラストスパートは天使小品制作中。野毛公園で巨大な椿花拾う。


窓の向こう、白色光の如くコブシ咲き溢れる樹。机上では次の準備。





鼻がずるずる、花粉に負けたのか?


既に25年来ずっとお世話になる御夫妻宅に久し振りにお邪魔する。なんと24年前くらいのTV番組のVTR、僕が3秒ほど映っているのだが、それを鑑賞。その頃の倍の年齢な今。当時僕は某大印刷会社のスタジオで、大きなコンピュータの入力実験係りを出向でしていた。自分では全く忘れていた大きな眼鏡をかけていてびっくり!

どんどん進む、速度出て来た。


ひさしぶりのF50号カンバス







めずらしく、雪の降るうちに誕生日を迎えました(今はもう止んでいますが)記憶の届く範囲では、初めてのWhite Birthdayです。画室のベランダにも新鮮な白が積もっています。きっとこれまでのことをそっと忘れるくらい新しいことがはじまって行く予兆!と受け取りました(勝手に)
“ANGEL SHIP MARINE”のDMにしようと思って描いている天使…まもなく仕上がりそうです
くりかえしずっと鳴っているのは、MARILYN MONROEの歌声~
正月にスクリーンで出逢って以来ぞっこん
今はマリリン・モンローみたいな絵が描きたいな
絵がまるごとマリリン・モンローみたいになったらいいな
自分へのプレゼントに「マリリン・モンロー・ダイヤモンド・アルバム」ていうDVDセットをさっきアマゾンで注文 主要作品が全部入っているそう 明日届くのがたのしみです。
春の展覧会タイトル“ANGEL SHIP MARINE”の“MARINE”にはこっそり“MARILYN”のエッセンスが入って
そんなHAPPY BIRTHDAY TO ME~
これからもどうぞよろしくお願いします!


こないだ日記に書いた、ポトゥア=東野健一さんプロデュースの大展覧会「絵本、自由に踊れ」が、神戸・北野の西方=CAP HOUSE全館を使って、1日、始まりましたっ!
ボクは、11月ラストの2日間、大学授業を終えた後の夜に現地に通って、1階入って右手の広い白い壁に、直(ジカ)に描きました!
歴史積もり重なる旧神戸移住センターの壁面の様様な痕跡とひとつひとつ対話しつつ、全く即興で。1夜目、さっそく天使やドラゴンが出現! 地面からは植物が生えてきました。
2日目は神戸芸術工科大学のボクのゼミ生の志願者5名にも手伝ってもらいました、というかゲストどろーいんぐしてもらいました。彼女たちが帰った後、助っ人に現れた“てらこあ”のNちゃんにはしっかり夜通しゲストどろーいんぐしてもらい、長い夜が明ける頃にはなんとか満足のいく状態に。 その間も、CAPを訪れるたくさんの方や、別の部屋で仕込み中の今回の参加作家の方々が次々と現れては、「ぼくらのオペラ」に参加くださいました。
けれど、これはまだまだ助走の段階なんです。
実は、12月9日=次の日曜日、16時からその場所でボクのトークと公開制作イベントを予定しているのですが、その時に来て下さった皆さんと、いっしょに仕上げをするつもりです。
ふるって御参加ください! 参加料=0 17:45くらいまで。
元町から鯉川筋をづんづんづんづん、山の麓まで登って来てください!
お待ちしています~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「絵本、自由に踊れ」
http://www.cap-kobe.com
phone/fax 078-230-8707
CAP HOUSE
〒650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8 旧神戸移住センター
12月1日(土)~12日(水)
11:00~20:00 OPEN 火曜日(4日、11日)お休み
12人の様々なジャンルの作家による自由な絵本へのアプローチ
絵本の原画展ではありません
絵本をテーマにした、何が踊り出すかわからない展覧会です!
潤井一壮/織田信生/おーまきちまき/玉井詞/為公史/寺門孝之/中澤雅子/東野健一/松本伸子/ミツル・カメリアーノ/和田淳/WAKKUN