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2012年02月02日

▼ えっ もう二月 ▼

こないだ『宝船』が終わったばかりだというのに、もう二月だっ。その間の日々はどこへ去ってしまったんだろう? 図書館でのレクチャーに70人くらいたくさんの方が詰め掛けてくれた日もずっと前のことだ。行ったり来たり。神戸ではずっと大学…まずは学部学科の卒業研究の提出と審査があり、終わるやいなや今度は大学院修士課程の卒業研究の提出と審査中。明日も。
学生達は泣いたり笑ったり緊張したりほっとしたりたいへんだ。
合間を縫って、自分のお絵描き、ローズプラスエクス次号準備、そして勉強…
誕生日も近い! どんどん老ける。 夜も更ける。毎夜、キレイな三日月がおっきな星粒と並んでる。

2012年01月07日

▼ 『宝船~ボクの神々を載せて』ピンポイントギャラリーにて間もなく! ▼

昨日から新年の学務始動で神戸です。今日はゼミ室で新年会。美味しいたこ焼き、パスタ、クレープ、スープなどが次々出来上がり、サプライズで人形劇が上演されたり、卒研提出直前の4年生の意気込みに感じ入りました。大切なのは、愉しいこと、おもしろいこと、だョネ。僕はポータブルのターンテーブルを持参して懐かしいLPを大音響で鳴らして御満悦。

さてと、間もなく、新年早々ですが展覧会です!

カリスマボート


『宝船~ボクの神々を載せて』

天使や人魚、映画や物語のヒーローやヒロイン、僕にとっての懐かしく、真新しい神々を載せて、つぎからつぎへと宝船がやって来る!・・・そんなイメージの新作を中心とした展覧会にします。大好評だった、大阪・心斎橋=美術画廊ギャルリ・ムスタシュに集合した金色天使群もいくつか見ていただけると思います。

上に掲出したDMの絵は「カリスマボート」というタイトルで、
フレディー・マーキュリー、レディ・ガガ、マイケル・ジャクソン、ジョニー・デップ、松田翔太、蒼井優、クロエ・グレース・モレッツが一同に会し宝船でやって来ます!(笑) 

1月10日(火)~21日(土) 日曜はお休みですので御注意ください。
11:00~19:00 (土曜日は17:00まで)

初日10日は夕刻よりささやかながらレセプションパーティを開催します。どうぞ御参集ください!

会場は、南青山の、ピンポイント・ギャラリー
http://www.pinpointgallery.com

まずは10日、夕刻、ピンポイント・ギャラリーでお会いしましょう。

2012年01月03日

▼ 迷い犬 ▼

帰宅するとリビングから妻の呼ぶ声がする。ほら、見て! そこ! と窓際の白いカーテンの足元を指差すので、見てみると、えっ!? 白い毛のふさすさした小さな顔がカーテンの隙間からのぞいていて、黒い瞳をきょときょとさせている。め、めちゃくちゃ可愛い!何? どうしたのこれ? と妻に訊くと、なんかいたんだよ、迷い犬だよきっと、逃げないよ、さわってごらん、という。ひざまづいて手を伸ばすと、確かに逃げなくて簡単につかまえられた。両掌のうえでぢっと黒い瞳で僕を見上げている。なんという可愛さだろう。でも、こんな可愛いのだから飼い主は今きっと凄く心配して捜しているだろう、どうすべきかなと考えていると、妻が、いいんじゃない? せっかく来たんだからしばらく飼ってみようよ、こんなに可愛いんだし、という。そういうわけにもいかないんじゃないかなと思うが、あんまり可愛いのでひとまず僕は考えるのを中断して、まあ妻にまかせておこうという気になる。全身純白の長い毛に包まれており、白いマルチーズに似てはいるのだが、体長は焼き鳥の串くらいしかなくて、真っ黒い二つの大きい瞳はややはなれがち。全体に細長くて、四肢はあるのかないのか見えない。自分では歩かなくて、抱き上げてどこかに置くとじっとそこでおとなしくしている。妻が段ボール箱のうえにそれを置いたら、ちょこんとずっとそこにいて、そこからきょときょとこちらを見まわしている。めちゃくちゃに可愛い。なんて可愛いんだろう。


……というのが今朝見た今年の初夢です。なんだったのだろう?

迷い犬

2012年01月01日

▼ 発! 2012 ▼

発

新年明けました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
毎年、今年のキーイメージとして漢字を決めて書初めしてるのですが、
2012年は、

「発」

としました。発信、発見、発動、出発、発光、発刊、発表、発育、発注、発達、発奮、発狂(これはいかんか…)・・・
訓では、「たつ」と読めます。
今年は「たつどし」、
どんどん発して行きますよ~

よろこびますように たのしみますように

2011年12月31日

▼ まもなく新年か・・・ ▼

とうとう大晦日になってしまった、と思っていたらあと1コマくらいで新年だ、ああ今年もたくさんやり残した~ 特に後半は色々あって不義理ばかりになってしまった。来年もおそらく不義理がつづきそうですが、絵は一枚一枚、丁寧に仕上げて行こうと思いますので何卒よろしくお願いします。
パソコン内を整理していたら、初夏の頃に描いたドラゴンちゃんが出てきたので掲出します。まもなく辰年。よい年をお迎えください。
dragon baby sun flower

2011年12月13日

▼ 悲しい知らせ ▼

僕にとっては寝耳に水。ムーンライダーズが無期限活動休止に。
ラストライヴ、東京公演に行けないため、大阪公演に行ってきた。
悔しいくらいに素晴らしいライヴだった。
ムーンライダーズ35年のうち、33年本当にお世話になった。
若い頃、「悲しい知らせ」って絵も描いた。
参ったなぁ・・・

http://www.moonriders.net/
moonriders アナログ盤ニューアルバムとTシャツ

2011年12月10日

▼ pick upper 満月 道成寺 月食 ▼

といわけで昨晩は東京へ帰りそびれて、今朝6時台ののぞみで移動。品川駅から一駅京浜東北線に乗るのだが、そのホームで電車を待っていると、目の前をサラリーマン風の僕よりは少し若い男性が全力疾走で通過、その首からマフラーがながながとたなびいていたが、ふわっと僕の方へ滑り落ちてきた。男性は向かい側のホームに停車中の電車に乗りたくて走っている様子だから、呼び止めると乗り遅れるかもと瞬間的に判断し、僕はマフラーを拾って後を追いかけて、彼が電車に飛び込んで振り返るやいなや閉まるドアの隙間からすばやくマフラーを手渡すことに成功。そのマフラーの手触りは良質な純毛で淡いグレーのツートーン千鳥格子模様で品が良い。おそらく感じの良い妻と一緒に先週老舗の百貨店に赴き逐一相談などして手に入れた一品だろう。僕のおかげで誠実な妻をがっかりさせなくて済んだ、よかったよかった、と思いつつ、私鉄電車に乗り換えようと改札をくぐり、ホームへ歩いていく途中目の前を歩むスポーツ着に身を包んだ若い男性のポケットからぽろっと僕の目の前に手袋の片方が転げ落ちてきた。これも拾ってとことこ追いかけて手渡すと、特に驚いた風も無く満面の笑顔で「ありがとございます」と言われた。いい笑顔だな、と思ったりしつつ電車を待ち、この駅から折り返し始発なのでからっぽの車両のドア脇の座席に着いてすぐ、ドアをはさんで向う側の座席に、大きな荷物をかついだりかかえたりした女の子が着席した途端、びょんっと何かが飛んで僕の目をかすめた。あれっと思って床を見やったが何も無い。もしやと思って立ち上がり、ドアの向こうを見るとホームと車両に挟まれるようにして、どこかの国でかわいそうな獣から剥がれた廉価ファーのついた耳あてが落ちていたのでこれを拾い、気づいてもいない女の子に手渡すと、これまたさして驚く様子も無く「ありがとございます!」と笑顔で返された。キャッチアンドリリース、ならぬドロップアンドピカップのプレイでも流行っているのかな?
得た教訓は、二度あることは三度あるだ。

帰宅。

夕刻、僕がかつて思い切り関っていた劇団山の手事情社の看板の山本芳郎君が招いてくれていたので、同劇団の公演『道成寺』を観に浅草へ。浅草駅地下街でラーメンを急いで吸って、金の魂の乗ったビルへ。

満月
(写真は自由が丘駅ホームから、食に入る前の満月。肉眼では、白い象の目に満月がなっていたのだが。)

山の手事情社は海外での評価もうなぎのぼりで、『道成寺』はその代表作だが、僕は今日初見。はっとする刹那もあった。評判どおりの見応えのある綺麗な舞台だった。よく整理されまとまっている。ヌーベルキュージーヌという語が浮かんだ。初期メンバーの異形には目を見張らされる。長く彼等をそのスタートから知る者としては、傍らの炬燵でのお戯れシーンに安堵を感じたりもする。山本君、久し振りの大久保美智子さんに挨拶し退出。

劇場を出ると隅田川、橋から劇場の金色の魂を振り返ると天に、月は食され始めてていた。

月食開始
(写真は隅田川の上の月食)

帰宅。
画室の屋上へ上がると、真上の空で月は赤い影と細い輪郭の光の滲みになっていた。オゴンバイラ君からのメール。
「先生、月食みてますか?只今全色になってますよ、一番上のとこに」

2011年12月09日

▼ 次回在廊は 12月17・18日です ▼

PRAYER EYES GOLD

うう・・・寒いですね・・・
今日はゼミを終えて、なんとか新幹線終電に間に合うようにきびきび動いたにもかかわらず、予約したつもりのチケットが取れていなくって、おたおたしてるうちに帰れなくなってしまった。早く、星星が巡行に戻りますように…
(最近、ほんと通信とかいろいろうまくいかないや。時計がしばらく止まったりもしましたし。)
ま、御蔭様で、一個増えた新神戸アジト泊を使って、今、hp関連の情報更新中~~~

開催中の『GOLDEN PRAYER』好評いただいていますが、いよいよ後半となって来ました。
寺門の次回在廊予定についてお知らせします。

12月17日 土曜日 15:00~18:00
12月18日 日曜日 15:00~18:00

です。金色に発光中のギャルリ・ムスタシュで、たくさんの皆様とお会いできたら嬉しいです!

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
心斎橋大丸より徒歩2分、大きな楠が目印のビルです。
TEL:06-6523-0440
http://www.galerie-moustache.com

写真は・・・まだまだいます金色天使。

2011年11月20日

▼ 20111120LIVE REPORT ▼

今日の高本一郎さんとのライヴは最高でした、心底愉しかったです。リュートという楽器も、ムスタシュでの初イベント、というか大阪初のライヴペインティングだったとか、初めてづくしだったんですが、そういうことではなくす~っと即に深い深い場所へダイヴして参りました。充分な宣伝もできなかったんですが、たくさんの方が来てくださりありがたかったです。最初はまあちょうどいいくらいのゆったり感で始まったのですが、夢中で描いて振り返ったら満員だったのでびっくりしました。立ち見の皆様、御疲れ様でした!

以下簡単にレポートです。


live01
リュートの音(オン)が雫のように降って来て、その一粒一粒に強い光量があり、途端に僕の指先から光の線が飛び散り始める。あっという間に。

live02
支持体は、夏のラフレアと同じようなプロジェクター用のスクリーン。これが案外と描き良くて。

live03
僕自身はあまり拝めなかったが、演奏する高本さんは終始画面を見ながら不敵な笑顔だったらしい。

live04
「リュートの曲というのはだいたいが2分くらいで短いんですよ、今日連続で弾けるかどうか」って言ってたはずの高本さんのリュートの音楽が、延々と終わらない、休憩なしにリュートがぶっ飛んで行くのに煽られるのか、あっという間に僕にピークが来て、すぐに女の顔が。

live05
後で聞くところに拠ると、この顔が現れたときに弾いていたのは「美しい娘」という楽曲の変奏だったそうだが、そんなことは知る由も無い。

live06
その後また次のピークが来て、画面は金色に浸される。

live07
ん? 窓の向こうを、白い少女が通ったか?

live08
たちまち白い少女が絵に入り込んだ。

live09
みるみるうちに完成! その間2時間強、リュートほとんど弾きっぱなし?

portrait photo
リュートは本当に美しいフォルムで、弦が14本、一本一本色・質感が違うのでびっくりして高本さんに訊ねると、5種類の素材で出来てるそうです。

portrait drawing
記念にポートレイト、デッサンさせていただきました。

portrait T and T
絵の前で記念撮影。
その後、画廊のすぐ前のメキシカン・バーで祝杯。呑みっぷりも爽快な高本さんでした。いやぁ、いい夜やった! じゃ、またやりましょう!って握手、散会。

2011年11月19日

▼ “GOLDEN PRAYER”スタートしました 明日はライヴP!! ▼

GOLDEN PRAYER MAEMAID

昨日は不安定な天候の中、ギャルリ・ムスタシュにお集まりくださった皆様ありがとうございました!
画廊はいつもとまたふんいきががらりと変わり、新作達の金色がしっかりと落ち着いた感じで収まっていました。僕自身にとっても、なんだか元気が湧いてくるような空間で、ついつい長々おしゃべりしてしまいました。

さていよいよ明日は、ライヴペインティングです。
高本一郎さんのリュートとの、全く打ち合わせなしの一期一会の絵は、さていったいどんなになるでしょうか?
15:00スタートで予定では2時間。連続的?か断続的?か、わかりません。奮っておたちあいください!

写真は、新作『GOLDEN PRAYER MERMAID』金色人魚天使です。

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
心斎橋大丸より徒歩2分、大きな楠が目印のビルです。
TEL:06-6523-0440
http://www.galerie-moustache.com

2011年11月18日

▼ 新作金色天使画展『GOLDEN PRAYER』、本日初日!! ▼

新作GOLDEN PRAYER FALL

降臨したての新作黄金天使たちを昨日の夕方送り出し、ふっと気が緩んだのか、倒眠。目覚めたのは午後でした。
いよいよ、本日11月18日正午より、大阪心斎橋 美術画廊ギャルリ・ムスタシュにて秋の新作展『GOLDEN PRAYER』スタートします。僕は大学で授業を終えてから、18:00画廊着めざして参ります。夕方からささやかなレセプションパーティ、ぜひ皆様と絵について、今について、お話したいとたのしみにしています。どうぞお気軽におこしください!

*********

寺門孝之新作絵画展
GOLDEN PRAYER

金色、金色・・・金色のハート、金色の想い、金色の願い、金色の祈り。
あの日以来僕を浸す金色の世界へようこそ!            ・・・寺門孝之拝

2011年11月18日(金)~12月24日(土) 毎火曜日休廊
正午から午後7時半まで
初日、夕刻より画家を囲んでささやかなレセプションパーティを催します。入場無料。どなたでも御参加いただけます。

スペシャルライヴペインティング!! 11月20日(日)午後3時~5時
リュート奏者=高本一郎氏を迎え、寺門孝之のライヴペインティングを御覧頂きます。

美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-15-27 白水社ビル1F
心斎橋大丸より徒歩2分、大きな楠が目印のビルです。
TEL:06-6523-0440
http://www.galerie-moustache.com

2011年11月11日

▼ 2011.11.11.11.11.11 ▼

ゾロ目の好きな僕にはたまらない今日。満月は過ぎたけれど、洗濯機の調子が悪い。今日は気をつけなくっちゃ。金色天使を今日も進めよう。

2011年11月06日

▼ BEAD ART SHOW YOKOHAMA でのライヴペインティング  ▼

神戸での予定を終えて横浜へ。
お昼過ぎに着いた横浜港の景色は白く霧にかすんで薄墨の世界。
目ざす大さん橋ホールは、今回初めて行ったのだが横浜港の大さん橋の突端にあって、窓のすぐむこうから海は国の外へ開かれていて、気持ちが清清するような場所だった。港には豪華客船の飛鳥Ⅱが停泊していて、フェリーニの映画のようだった。
(各写真にカーソルを合わせますと、コメントが表示されます。よろしければ)
白くけむる横浜港からの光景停泊中の飛鳥Ⅱ

絵を描き始めようと色鉛筆の束を握り締めると、ボーゥッ!!と大きな霧笛が響き、間もなく、白いカンバスの向こうの窓いっぱいに先ほどの飛鳥Ⅱの大きな船体が。白い客船は、白い霧の向こうへ、国の向こうへと悠々と出て行ってしまった。もくもくと灰色の煙を白い空に吐き溶かしながら。
さあ、あとは絵を描くばかりだった。
窓の向こうの白い巨船飛鳥Ⅱは白い霧の向こうへ 

いつもライヴペインティングをするときには、強力な音楽家の奏でる強烈な音楽がこれまで僕の絵を導いてくれてきたのだけれど、今回はひとりぼっち。だいじょぶかな、とすこし不安があったが、始めてみるとすぐに狂気はやってきてF50の白いカンバスはどんどん色の染みが重なっていった。
なにも考えず衝動的に色を撒くどんどん色が重なっていく構図が安定してきたのでイーゼルに立てかける。窓の向こうは海

そして今回は、やはり「ビーズ」とのコラボレーションだったのだった。ある程度カンバスに色が着いて、構図が定まってきた後、主催者の宮本氏と一緒にビーズアートショーに出店している各ブースを回って絵に貼り付けるビーズの暴れ買い。それらをふんだんに画面にぶちまけて、気がつくと今まで描いたことの無かった真新しいビーズの天使が出来上がった。
顔に目の部分をつくりM氏に買ってもらったクリスタルで瞳を袋買いしたパールビーズを絵に撒く顔周辺に色色なビーズを貼って行くあっという間に外は暗くなり、船の灯が行き交うどんどんビーズを貼っていって
完成 4時間くらい夢中で描いた

その間、ぢっと絵の進行を見詰めてくださっていた、ビーズ関係の皆さん、御来場の皆さん、ありがとうございました。 
主催者の宮本さんは僕の古い友達

終了後は宮本さん御夫妻と、彼のビーズ仲間の方達に混ぜてもらって中華街で円卓を囲む。早くも来年のBEAD ART SHOWでのライヴのことに話が弾んでいった。来年は神戸で、となるかも。

2011年10月16日

▼ 本がどうなったって! ▼

本はどうなる! というティーチインを落書しつつ聴講して僕が確信するのは、本がどうなったって、僕は本と密接に関りを死ぬまでもち続けるだろうことだ。たとえ本が世間的には無くなったって、自分でささやかながら何か本を作りつづけるだろう。

というわけで、最近関った本の仕事をいくつか紹介してみます。

究極の食
著者:南 清貴
講談社+α文庫 2011.10.20 第一刷
定価:本体695円(税別)
デザイン:鈴木成一デザイン室
カバーイラストレーション:寺門孝之

言の葉
著者:江原啓之
発行所:マガジンハウス 2011.8.11
定価:本体1200円(税別)
デザイン:岡 睦(mocha design)
カバー&本文イラストレーション:寺門孝之

新刊展望2011 No.792 11
新刊展望2011 No.792 11
発行所:日本出版販売 2011.11.1発行
定価:本体152円(税別)
AD:北村武士
表紙画:寺門孝之

本の窓 2011 9・10月合併号
本の窓 2011 9・10月合併号
発行所:小学館 2011.8.20発行
定価:本体95円(税別)
デザイン:Better days(大久保裕文+村上知子)
表紙画:寺門孝之

pac2011 9
兵庫芸術文化センター管弦楽団2011-2012シーズン演奏会プログラム9月号
発行所:兵庫芸術文化センター 2011.9.9
デザイン:添田将平・横田 央(brownie)
表紙画:寺門孝之

母の友 2011 11 p42-43
母の友 2011 11 p42-43
発行所:福音館書店 2011.11.1
定価:本体505円(税別)
AD:白石良一
挿画p42-43:寺門孝之

ティーチインの翌日は色色観たいものがあって京都へ。まず植田真さんの展覧会をとメリーゴランド京都店へ。ギャラリーへ入るとそこで植田さんの絵をじっと見詰めていたのは、一緒に本をつくろうと約束している編集者SSさんだった! 本がどうなったって、まずはこの人と僕の本をスタートさせよう。


2011年10月15日

▼ 本はどうなる! ▼

本はどうなるフライヤー
大学に勤めているとときどき学内でこっそりと極めて刺激的な催しが開かれていて、とっても得をすることがある。去る15日には、神戸芸術工科大学図書館主催ティーチインと称して、鈴木一誌さん、港千尋さんと本学の戸田ツトムさんが、「本はどうなる!」というテーマでプレゼンテーションと議論をされた。司会は本学図書館長=小山明さん。巷で沸騰しているかに見える電子書籍の台頭に対して、本はどうなっていくのか?というテーマと思い聴講したが、御三方の発言はむしろ「そもそも本とは何なのか」という根源的な問いを、それぞれの視座から強く提起されたものとなった。
鈴木氏は、我々人類が自然界に対して打ち込んだ初原の人工物が正方形であるとの仮説の下に、圧倒的な数の正方形図像を投影しつつ、本が正方形の集積で出来た、極めて高度に完成された形態であることを強調された。
つづく戸田氏は、日本のひらがなの文字を植物の種子と見立て、かなは飛翔するものであること。キーファーの書物をモティフとした作品と、ピエタ像を結びつつ、本が正方形の呪縛からすり抜けて、権力=重力からの飛翔を詩的に夢想する。
また、港氏は自らがキューレートされた活字をテーマとした展覧会を紹介しつつ、なぜ今「本」についての展覧会が激増しているのかを問い、電子書籍が限りない断片化を招くのと真逆に、全体性の回復への期待を「本」が担うと宣言された。
各プレゼンテーションの合間は三人のフリーな議論があり、ラストには聴講者からの積極的な参入もあり、予定をはるかに超過の約5時間さえもあっという間の心地よい緊張感の持続するティーチインとなった。僕は皆さんの言葉に脳内が高速で膨張伸縮をくりかえし、手はいつものように落書。
終了後の食事会でもさらに面白い議論がつづいて昂奮のままに帰宅。(予定されていた福田和也さんの登壇はなぜかなく、福田さんも描きたかった僕はちょっとざんねん)
以下落書
1015鈴木一誌氏
・・・鈴木氏

1015港千尋氏
・・・港氏

1015戸田ツトム氏
・・・戸田氏・・・

2011年10月09日

▼ 神戸芸術工科大学学園祭寺門ゼミ展示 ▼

素敵空間完成しています。9日・10日のたった二日の展示です、どうぞ見てくださ! たった半年でここまで成長するのだから若者はオソルベシ!!
寺門ゼミ展示仕上げは照明寺門ゼミ展示作業終了各自自作激写寺門ゼミ展示タッチは様々寺門ゼミ展示鳥の世界も寺門ゼミ展示映画や物語寺門ゼミ展示超絶書き込み寺門ゼミ展示死霊の盆おどり
他にもいっぱいあります!


2011年10月08日

▼ 神戸芸術工科大学学園祭ゼミ展示 オゴンバイラ初個展 ▼

あぁよく働いたっ!
今日午前中、神戸芸術工科大学の学園祭=芸工祭で恒例のゼミ3年生の作品展示をするのですが、昨日のゼミではそのための作品チェクをした。おとなしい学生が多くてなんとなく油断していたが、まとめて作品を見て見ると、この半年で全員かなりのレベルまで上がっていて、良い絵ばかりずらりずらり揃っていたのでびっくり! これじゃあ卒研レベルでないの? なぁんて…
ほんとかどうだか、是非見に来てください! 10日~11日、神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科棟2Fラウンジにて。

で、その展示を完成した後、以下へ。

オゴンバイラ初個展
10月8日~24日
正午~午後七時半
毎週火曜日休廊
美術画廊ギャルリ・ムスタシュ
http://www.galarie-moustache.com
心斎橋大丸から徒歩2分

オゴンバイラ君は内モンゴルから、神戸芸術工科大学・大学院に来て、寺門研究室で着々と絵を描いている留学生。ローズプラスエクス2号では巻頭ギャラリーを飾ってくれました。今の日本人が失ってしまったような大自然の中できらめく幼な心を繊細なタッチでつむぎだします。人気急上昇!記念すべき初個展にぜひいらしてください。

本日初日、夕刻より作家を囲んでささやかなオープニングレセプションがあります。僕も行きます。入場無料、どなたもご参加できますので若い画家のデビューにお立会いください~。
オゴンバイラDM表
オゴンバイラDM裏

2011年10月07日

▼ 333333 ▼

333333あっという間に過ぎ去りました・・・ジャストの方のお知らせはなかったですが、ニアミスの方、メールありがとうございました~

2011年10月06日

▼ 自由が丘の猫 神戸芸術工科大学の夕陽 ローズプラスエクス ▼

自由が丘の雨宿り猫1自由が丘の雨宿り猫2

昨日東京は雨で、ランチ場求めて自由が丘の路地裏を歩いていたら猫が二匹、雨宿りしとった、距離感がたまらない。
今日はずっと大学で授業…夕刻気心の知れた助手さんとTAくん(ティーチングアシスタント大学院生)と学科棟の傍らで無駄話をしていると荘厳な夕景がまっすぐ射し込んで来た。小さな飛行機の影が大きな雲のまにまにまっすぐと進んで行く。教室の内側では学生達が思い思いに課題の絵を描いている。こんな刹那、僕はどっか違う星からやってきていてもうじき帰らなくちゃならないような気持ちにふっとなる。こんなにのどかで平穏な時がいつまでつづくものか?と。

神戸芸術工科大学夕景

ぽっかりとのんきなようでいて、実はこれから当分はたいへんに忙しいだろう。来年の展覧会の日程もしっかりとたてこんできた。ローズプラスエクスの3号もいよいよ始動だ。次はちょっと画期的な号としたい。
1号、2号、まだお持ちで無い方は是非今の内にどうぞ! そして3号の到来にそなえよ!な~んて…

ローズプラスエクスvol.1

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9-vol-1-%E5%AF%BA%E9%96%80-%E5%AD%9D%E4%B9%8B/dp/4903500454

ローズプラスエクスvol.2

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9-vol-2-%E5%AF%BA%E9%96%80-%E5%AD%9D%E4%B9%8B/dp/4903500586

2011年09月29日

▼ 再度 彩雲・・・天使の雲筆さばき ▼

9月28日、夏秋草図に再会したくて姫路市立美術館へ酒井抱一展を観に行く。
この抱一の夏秋草図については、戸田ツトムさん編集の雑誌「graphic/design」の2号に掲載の、芦野公昭氏の語りの中で衝撃的な仮説が提出されていて、このアイディアを前提とすると、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の風神雷神図をはじめとする絵の系譜に封じられた「何が絵を描かせるのか」について深々と想い巡らされることとなる。

で、深々と巡らされて表へ出て空を見上げたら、そこに、彩雲がうごめいて寂光を滲ませていた。
姫路に被さる高い空に天使達が雲筆を振るい、仕上げに銀色のジェット機がまっすぐに線を引いて行った。思い切りどこかへ行ってしまいたくなる。

0928彩雲
0928天使雲
0928飛行機雲


2011年09月25日

▼ 劇団針の穴旗揚げ公演終了 孔子のお言葉 ▼

佐野裕哉君デザインの公演プログラム外佐野裕哉君デザインの公演プログラム中

宇野亜喜良さんのお誘いで参加した劇団針の穴の旗揚げ公演、24日17:30~と19:30~の追加2公演も無事終了、といっても僕のパートはアクシデント満載でしたが概ね好評でほっと脱力。最終公演後は、串田さんが「自由劇場みたいに外へ出て見送ろうか」の一つぶやきで、メンバー全員地上へ出てお客様のお見送り。

終演後のお見送りで地上へ集合


後、大急ぎで片付けをして全員で近所の居酒屋で打ち上げ。僕にとっての夢のような大人学芸会も終了、劇団が存続するかどうかは未明。
酔っ払って画室に戻ると、僕の2つの作業台のそれぞれに奇妙な書置きが。どちらも「孔子のお言葉」が墨で書いてあり、読んで深夜ひとり笑う。小学5年の息子の仕業だろう。翌朝聞くところによると娘のテーブルには同じく墨書きの辞表がおいてあったそうだ。見せてもらうと「私、寺門○○は一身上の都合により退職いたします。」と書いてあった。他にも「野田総理 先輩たちのまねするな」という紙も食卓に置いてあった。僕の人形劇もシュールだったが、小学生のシュールにはかなわない。
0924孔子のお言葉10924孔子のお言葉2

2011年09月16日

▼ 空の穴 ▼

劇団針の穴の準備に明け暮れしてた9月16日、家の前に出て見上げると雲のトンネルが! ウロボロスの蛇のような雲の輪。僕等をどこへくぐり抜けて行かそうとしているのか???
0916空の穴10916空の穴2

2011年09月14日

▼ 新作 Abby and Owen ▼

Abby and Owen

ピンポイントギャラリーで今週から始まった展示「劇団針の穴」は、普段は展覧会・・・で、週末土曜日、通常通り17:00でクローズした後、各作家が自身の展示物を使ったパフォーマンスをオムニバスで上演する超小劇場となります。

僕の出し物は、この夏になんども通っている映画『モールス』にインスパイアされた人形を使った少しエロティックで残酷なコントです。

今日は、その『モールス』の主人公の少年と少女を描いた映画画が新しく出来上がったので、ピンポイントギャラリーへ届けに行きました。この映画でクロエ・グレース・モレッツ演じる少女Abbyがすっかり気に入ってしまい、絵だの人形だの作っています。キックアスのヒットガール役以来、クロエ嬢に魂をもぎ取られちゃいました。誕生日も僕と同じ2月10日で、ほらやっぱりね、と勝手に合点が行ったりして。

2011年09月12日

▼ 肉食系親指姫 ▼

劇団針の穴展の販売用小品を朝からこつこつ、今、ひとつ仕上がりました。
肉食系親指姫・・・
指にはめて遊べます。28,000円+税
これ持って、17時くらいにピンポイントギャラリーへ参る予定。

新作 肉食系親指姫

2011年09月05日

▼ 月光荘SCHOOL DAYS VAMPIRE終了 皆次へ 次へ ▼

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最終日もたくさんの方が駆けつけてくれて賑やかな月光荘画室2。
でっさんさろんのラストは、僕の絵のモデルをずっと前からしてくれてた姉妹&妹さんの娘さん! 美女一族が僕等の吸血鬼祭をしめくくっていただきました!
東京組でさくっと搬出作業も完了し、搬出の帰途、お礼に月光荘画材店を訪れるや驟雨・・・画材店の皆さんが名残を惜しむ雨・・・と言ってくださいました。すぐに雨は降り止んで、歩行者天国の銀座中央通りを闊歩して地下へ潜り解散。さあ、皆、次の場所へ!

school days vampire memmbers tokyo
最終日に集ったテラピカ学派東京組、チルオバケの壁の前で記念撮影。

2011年09月03日

▼ てらぴかでっさんさろん初日 及び日野晃氏武道ワークショップ?! ▼

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ようやく月光荘画室2『SCHOOL DAYS VAMPIRE』に参る。参るやいなやでっさんさろん御予約御一人目描く。
そうこうするうちに武道家の日野晃御夫妻が思いがけず降臨され、画室がいきなり武道ワークショップに??
日野さんと雑談(ほんとに雑談なのだが)していると、瞬間瞬間ぶわあ~っと色色な想像が湧き出してきて、忘れてた記憶もどんどん甦り、ついつい長時間過ごしてしまう。今日も明日のワークショップのために前のりされた御夫妻をしばし独占…僥倖。写真はでっさんさろん御一人目、及び本展出品作家の永井健一君が日野晃さんに指一本でやっつけられる寸前…。

0902日野晃さんサロン


明日も14:00~19:00在廊しています。でっさんさろんも台風の影響か明日は御予約が少ないので隙間あります! よろしければどうぞ!

「てらぴかでっさんさろん」
9月2日(金)・3日(土)・4日(日) 
来場された方の似顔絵デッサンをその場で寺門が描きます。出来上がりましたデッサンはお持ち帰りいただけます。
参加料金(単色¥10,000+税 彩色¥20,000+税)
事前御予約いただきました方を優先いたします。

******

テラピカ学派展覧
「SCHOOL DAYS VAMPIRE」

寺門孝之+タナカ由美+永井健一+谷端実+チルオバケ+池之上まゆ design佐野裕哉

寺門孝之presents神戸芸術工科大学・寺門研究室に学びイラストレーターをめざす卒業生を中心としたメンバーでのgroup show。夏の終わりにふさわしく少しだけホラーめいた作品を中心に。

月光荘・画室2
104-0061東京都中央区銀座8-7-18 1階 レンガ造りの入り口が目印です。
03-3572-5605(月光荘画材店)
会期:8月29日(月)~9月4日(日)
11:00~19:00(最終日)~16:00

でっさんさろんお問い合わせは
direct@terapika.com

http://www.vesta.dti.ne.jp/~gekkoso/

2011年08月25日

▼ 愛の六章 劇団針の穴 旗揚げ公演  ▼

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さてさて、あれやこれやとジェットコースタースケジュールが進んで行く今夏。9月に入ると僕にとっては最重量級の企画が待ち受けています。目下、その準備と創造で日々がめくれにめくれて…

一昨年あたりから宇野亜喜良さんとお会いするたびにぽそりぽそり、とその企みについて断片的にうかがってきた構想がいよいよ実現します。

愛の六章
劇団針の穴 旗揚げ公演

~劇団針の穴~とは、宇野亜喜良さん率いる新生劇団。アートと演劇を介して、新たな挑戦を試みます。「愛」をテーマに制作された作品は、会期中の展示でご覧いただけます。そして公演では、展示作品がアートパフォーマンスの道具となり、6人のアーティスト(劇団員)がオムニバス形式でパフォーマンスを上演します。公演をご覧いただくにはご予約が必要となります。

団員
網中いづる
宇野亜喜良
串田和美
下谷二助
寺門孝之
野村直子

展示会期 2011年9月12日(月)~24日(土)日曜日は休廊です。
開廊時間 11:00~19:00  土曜日は17:00まで

上演日程 2011年9月17日(土)17:30~19:00/19:30~21:00
     の2回
     予約状況により、9月24日17:30~19:00追加上演の可能性アリ
パフォーマンス上演・完全予約制 ¥1,000-
各回定員30名 ※立ち見です
会場 ピンポイントギャラリー内
(注)混雑が予想されますので、未就学のお子様はご遠慮願います。

チケット予約
9月5日(月)AM11:00より
電話またはe-mailにて予約ができます。
電話 
03-3409-8268(平日11:00~19:00オペレーター対応)
メール 
art@pinpointgallery.com

http://www.pinpointgallery.com/cn8/cn98/HARINOANA.html
Pinpoint Gallery
107-0062 東京都港区南青山5-10-1 二葉ビルB1
03-3409-8268
地下鉄表参道駅B1出口 青山5丁目交差点角

http://www.pinpointgallery.com

アレクサンダー・カルダー演じる針金細工のサーカス一座にしびれて以来、いつか、こんなことをやってみたいと言うのがオブセッションになっていた。今度、良い仲間と良い劇場主とに出会いそれが実現する。これはそれぞれが展示するアート作品を、ある一日、演劇的に転位させる試みである。
・・・宇野亜喜良


さあて・・・愉しいことは請け合い
けれど今の僕は苦しいなあ、未だに着地点が見えずに喘ぐ 
冒頭の写真は、フライヤー出演のために試作されたピンナップガール・・・本公演にはキャスティングされないかも。展示は参加予定ですが・・・

劇団針の穴flyer front劇団針の穴flyer back

2011年08月23日

▼ 双子 キノコ ▼

寺門ミュージァムから画室へ連れて来た観葉植物の鉢・・・先日来、毎日一本、小さなキノコが生えては消える。今日は初めて、双子ちゃん。

小さなキノコ双子キノコ

2011年08月17日

▼ 詩人の荒川洋治さんが ▼

イラストレーターの木内達朗さんから以下のようなお知らせいただきました!

寺門様

こんにちは。ご無沙汰しております。

今日、ラジオで寺門さんのことが話題になってましたよ。
森本毅郎スタンバイという番組で、詩人の荒川洋治さんが寺門さんの文章について喋ってました。

寺門さん、これです。聞いてみてください。

http://www.podcastdirectory.com/podshows/10449228

早速聴いて見ました。こんなに追跡していただき恐縮至極です・・・僕には記憶捏造症の傾向があるので、思い違いだったのでは?と不安です・・・果たして、あの本は本当に青かったか・・・

2011年07月01日

▼ 新しいAngelにぞっこん! ▼

新しいAngel

その新しいAngelというのがこの写真です。絵と人形の間くらいのモノをかねてから作りたかったのですが、宇野亜喜良さんからの宿題が引き金となって・・・ひらめいて来ました。今はこのこにぞっこんです。

新しいAngeは座っていますl新しいAngelはコピー用紙の片羽根です


▼ 寺門孝之ミュージァム終了  ▼

窓からの東京タワー

最終日、ミュージァムを支え、応援してくださった方々が次々に来て下さり、この場所での最後の愉しいひとときを過ごすことができました。ここからまっすぐに対面できた東京タワー・・・この角度ともgood bye! しっかり目にハートに焼き付けました。思い返せばこの窓からの東京タワーに一目惚れしてミュージァムが始まったのでした。3年間ずいぶんとたくさんの方々にお世話になってしまいました。こころより感謝申し上げます。なにもお返しできぬままこの場所はなくなりましたが、これからも一生懸命絵を描いておもしろいことをやっていこうと思います。どうか今後ともよろしくお付き合いください。

最終日、もっと早く会場へ行きたかったのですが、朝から新しい工作から生まれつつあるAngelに夢中になってしまい・・・

2011年06月29日

▼ 6・26live painting report そして ラスト2ディズ!! ▼

6☆26 日曜日午後のライヴペインティング、僕にとって思いの外、濃くスリリングで愉しい時間となった。ギターを弾いてくださった植田真さんとは事前打ち合わせ、音合わせ無しに、完全即興であい対した。どんなギターを奏でるのか、傾向さえも全く知らないでいた。初めはお互い探るような探り合うようなもどかしさもあったが、いつのまにか二人でボートを漕ぎ出しているような感覚となり、絵が音と共に滑り出し、あっという間に1時間ぶっつづけで描いていた。すでに山脈のような人魚が現れて、乳から噴火を始めていた。少し休憩し、「次ややダークへ」などと言葉を告げて再スタート、見る見る日が翳って人魚のフォルムを明確にした。またあっという間に30~40分過ぎた。第3幕は「全然ちがう風にいってみる?」などと言葉交わしてスタート、このあたりから何か太いモノが僕と絵をつらぬきはじめて、手がしびれ始める。第4幕、二人でふっとトランス状態になった。グワンと、植田さんのギターが「えっ 今頃こんなになっちゃうの?」というくらいに激しくひずんで唸りを上げ、僕の高速回転のタッチで筆の絵が折れて飛んだ。人魚は全身から、白いものを吹き上げ、口からも、両目からも吹き上げていた。HELLO GOOBYE さよなら こんちわ と震えて力の全然入らない指が勝手に描いていた。全部で絵にタッチしていたのは3時間半くらいだろうか? 僕と植田さんはスポンと絵の外にはじき出され、ラストのギターフレーズがループしているこちらがわに戻って来た。
「全ての 失われたモノ これから失われ行くモノたちへ おもいを込めてまたあえますように」と口が伝えた。

その絵は寺門孝之ミュージァムの30日閉館まで、その絵が描かれたその場所に立っています。ラスト2ディズ、どうぞ見にいらしてください!

ギターの準備中、植田さん
第一部が終わるとこんな感じ
第二部終わるとこんな感じ
第三部終わるとこんな感じ
完成!
戻って来た二人

2011年06月20日

▼ 日野晃さんの『Real Contact2011』神戸公演を観終えて ▼

日野晃さん構成・演出・振り付け・出演の『Real Contact2011』の神戸公演を2日連続で見せて頂いた。日野さんのことだから先月の吉祥寺公演初日に観せて頂いたモノから進化しているとは想っていたが、こんなに違うとは! 更に神戸の2つの(僕が見た2つ。実際には3つ)公演がまるで違うモノになっていたので驚愕した。楽日のモノはとてつもなかった。ラストのラストでぶちのめされた。完全にアタマはフラッシュアウトし真っ白な闇が爆発していた。終演後、席から立ち上がれぬまま口をあんぐりあけて呆けている僕のところまでわざわざやってきて「どうじゃっ!」と笑む日野さんの目は完全にいたずらっ子の大将の目になって勝ち誇っていた。今回は二晩とも打ち上げの酒宴にも混ぜて頂き、日野さん御自身、そして公演メンバーの俳優・平岡マクベス秀幸さん、ダンサーの山田勇気さん(彼とは神戸226事件の後で朝まで語り合った)、高原伸子さん(彼女は神戸226事件に飛び入りでアヴェマリアを踊ってくれた)、小口美緒さんたちともゆっくり話すことが出来、日野さんが言われる「Real Contact」について、すこしわかった。
つまりは、舞台の上だけでは済まないのだ。
こうして飲んで食べて、話していても、ずっと「Real Contact」だ。
生きている限り、Contactが終わることが無い。
舞台の上でスポットライトを浴びるから魅力が出る、というわけにはいかない。自分が自分で光らなくては魅力など出ないということが、残酷なまでにはっきりと見えてしまう実験台…それが日野さんのしかける舞台なのだ。まるで顕微鏡に載せられ凹面鏡の集める光を差し込まれるプレパラートの上に立つような。

要するに「生きている状態(それは「生き方」などではなく、ただ生きている瞬間瞬間の状態だ)の質」が問われ続けているのだ。

それが見え出した時に、僕が22歳でセツ・モードセミナーに入学した初日に主宰の長沢節先生が僕達に話してくれた言葉を思い出した。それは概ねこんな内容だった。
「みんなの中には、ずっと絵を描き続けていく人もいるだろうし、絵を描かなくなる人もいるだろう。けれども、今日からは生活の真ん中に<美>をすえて生きて行くことになる。それができるかどうか、それだけが大事なことだよ。」

人は一人では光を発せないし、美しくなれない。それには他者とのリアルなコンタクトが必須だ。他者とまみえて、集団即興の一瞬一瞬の連続の中で、互い互いに光って、この世に美を成して行く… そのモデルが日野晃構成・演出・振り付け・出演の『Real Contact2011』なのだった。作品などではない。

http://www.real-contact.jeez.jp/

2011年05月20日

▼ 日野晃『Real Contact2011』初日を観て ▼


【第2部】
室町か、いやもっと中世? 古代か? 僕達が今とはもっと違うものを信じ、違うものが見えていた時に
失った、亡くした、大切な人の亡き骸を運ぶ道・・・
会いたい・・・ ・・・ 合いたい・・・ ・・・
僕達は息を吹きかけ、叫び、啼き、暴れ、狂うことによって、その人が甦る
毎年、毎年・・・何年先となっても、僕達が狂えさえすれば、その人がよみがえる
その確実さを、知っていた頃の自分の血の昂りを、思い出すことがあろうとは思いませんでした

大切な人を向こう側から呼び寄せるとき、亡き者の群れもまた、蜘蛛の糸をたどり始める。狂い、得られるものは、欲しいものだけとは限らない。ならば、さらに狂え! 狂え! 狂え! 浮ばれないモノどものために。満月を打ち鳴らし、世界が裏げえるとそこに! まっさらな太陽!!!
日野さん畏るべし

2011年05月05日

▼ 溢れる情熱みなぎる若さ!協同一致団結ファイト~!! ▼

『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』っていう長い長いタイトルのずっと見たかった映画をありがたいタイミングで観ることができた。神戸・新開地のシネマ神戸で朝10時からの一日一回上映。4月30日までで終わるところ好評の為?5月6日まで延長になり、見られるチャンスが出て来た。早起きして自由が丘から新開地へ駆けつけた。行って良かった。
舞台の中心は、福井の原発村で、そこへ流れ着いたストリップダンサー、原発ジプシー労働者、ヤクザ、売春婦、不良学生、ダメ教師、悪徳刑事の生が絡まりながら、ごろりごろりと転がってゆく。
原発の事故の処理で被爆した労働者は、事故を隠蔽したい人々のために命を狙われる。彼を好きで彼を生かせたい天使のような娼婦は、彼が死んだことにして原発内の作業服を着せて墓に埋める。彼女が姉と慕うストリップダンサーと付き人になった教師を仲人に、墓から掘り起こした彼と祝言を挙げ、姉達に「溢れる情熱みなぎる若さ!協同一致団結ファイト~!!」とシュプレヒコールをして村から脱出を図るが、ヤクザに殺されてしまう。そして天気雨が降る。事故のことを知り同じく命を狙われるフィリピンから来た女の子が強制送還で去っていくときにも「溢れる情熱みなぎる若さ!協同一致団結ファイト~!!」と叫ぶ。
「溢れる情熱みなぎる若さ!協同一致団結ファイト~!!」
ここに文字で記しても余りに陳腐で唐突で意味を成さないだろう言葉が、この映画の中では、光のようにきらめき、慈雨のように僕に降りかかり、洗われる。そう、映画では、この言葉が叫ばれる度に、青空に三角の雲が立ち上り、天気雨が降る。雨は天井の光を主人公達に降り注ぐ。しかし、その背景には原発があり、緊急を告げるサイレンが鳴った後でもある。雨は清冽に美しいが、危険を含む雨であるかもしれない。
チェルノブイリの事故よりも前にこの内容の映画を、この突き抜け方で撮った森崎東監督オソルベシ。このタイミングで上映してくれたシネマ神戸万歳。
しかしこのところの神戸の映画事情は素晴らしい限りで、元町映画館、KAVCシネマ、シネマ神戸…のスケジュールを追っていると大手ロードショー館へ行く暇がなくて困るくらいだ。

映画のあとは翌日の授業の準備などで大学へ。GWの大学に入るのは初めて。ゼミ室を開けてもらいF80号カンバスを張った。作業後、能天気なくらい明るい青空の下、手伝ってもらった学生と缶コーヒーを飲みながらしばし雑談。あんまり平和な休日のひととき。3・11以降、東京時間と大学時間の実感の乖離に戸惑いつづけてる。でもいいんだ。一瞬一瞬目の前の今ここにダイブ。生きてるうちが花なのよ

2011年05月04日

▼ ちょっと怖いこと二つ ▼

5・2以来、画室ではRCの『カバーズ』が繰り返し鳴っている。LPで言うところのB面1曲目の『サマータイムブルース』が好きなのだが、途中で
「菅総理…」
という声がきこえる。ちょっと怖い。

それから、僕がみえださんと作った『天使のカレンダー』という本がある。1年(うるうどしも考えて)366日のそれぞれの日の天使を図鑑のように紹介する内容だが、その3月11日の天使が
「原子宮の天使」
となっている。1999年発刊。けっこう怖い。

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2011年04月14日

▼ 点と線 ▼

キャンパスの桜

14日の西神戸はすばらしく気持ちのよい快晴で、新神戸では緑が目立ち始めた桜も、大学ではまだまだ清楚さが残る。この日僕が担当する実習でのテーマは「点と線」。子供の頃、生命の証しの如くこの世に刻み付けていたようなヴィヴィッドな「点」や「線」を僕達はもう得ることができないのだろうか?ノートに文字を書くみたいな手馴れた手癖を投げ捨てて、これまでに試したことの無いどんなやり方でもいいから、これから4時間、生きた点と線だけを刻みつづけよう!なんて煽ってみたが、学生諸君、果たしてわかってくれたかな?と案ずる間もなく、次々と各自、先週数時間に渡り下地材を塗って形成したそれぞれの支持体にと向かって行った。
イナバウアー状態で反り返りながらキャンバスに突進するもの、すぐさま靴・靴下を脱いで足で線を描き出すもの、天井からペンを吊るして振動させながら画面を押し付けているもの、靴にペンを差し込んで画面を蹴りつけているもの、肘にペンをくっつけて這いずりながら描くもの、額に短い鉛筆を固定して頭突きするもの、ブリッジして反り返り着地の瞬間にペンを画面に突き立てるもの・・・あっという間にスタジオは異様な熱気が充満し、室内ではおさまり切らなくなった女子達は外へ出て、支持体を投げ上げてジャンプしながら描く、支持体を頭上で回転させながら描く、剣豪の果し合いのように全速で駆け抜けながら擦れ違いざまにキャンバスにペンを擦り去る、延々とダンスをしながらターンの度に線を叩きつける・・・・などなど、そこかしこで得体の知れないライブパフォーマンスが次々と繰り広げられた。清掃担当のおじさんが神妙な顔をして僕のところへやってきて、「いったいこれは何の勉強をさせているんですか?」「生きた点と線を描く工夫です」 おおいに暴れた学生達はまるで何かのハードな試合の後のように肩で息をして、全身上気させ、眼に野生が灯っていた。そうして各自のなまっ白かった支持体も日が暮れる頃には事件の痕跡のような生々しい点と線で埋め尽くされ、傷だらけで輝いていた。

イナバウアで突進&足で描くキック
イナバウアでキャンバスに突進する、足の指にペンを挟んで描く。靴にペンを固定しキック。

くわえて描くきりもみ
くわえて描く。きりもみ式で点を掘る?

肘でひたいで
肘で。額で。

吊るしたペンで
天井からペンを吊るして。

ぶらさげてブリッジ
ベルトでペンをぶらさげて。ブリッジで。

ジャンプダンス頭上回転
ジャンプ。ダンス。頭上回転。

駆け抜ける
駆け抜ける、切りつける?

足で
外で、足で。

淡々と点々
窓の向こうで淡々と点々。

点線
点。線。

点と線1点と線2点と線3点と線4
点と線たち。

ひぐれ
そして日暮れ。
空では飛行機が線を刻んでる。


2011年03月20日

▼ 寺門ゼミ 卒業 ▼

19日の神戸芸術工科大学の卒業式は、穏やかな好天に恵まれ、終始朗らかな夢のような時間だった。
公けの行事の後、寺門ゼミ生はゼミ室9303に三々五々集まり、僕はみんなのポートレイトでっさんを描いた。4年間近くのつきあいになる彼女等彼等であるが、面と向かってこんなにまじまじと顔を見詰めるのは今日が初めてだったことを知る。さて描こうと見詰めると、みんな本当にイイ顔をしていてびっくりした。こんなに美男美女集団だったっけ? 1名欠席があったのが残念だが、他学科から毎週参加してくれた学生も含め17名分の美しい線と光を白紙に、そして僕の心臓に刻印させてもらった。ありがとう。
現3年生の多くもゼミ室に集まっていて、卒業する先輩一人ひとりにチューリップ1本と、その人のイメージに合わせて選んだという絵具のチューブを1本ずつプレゼントしていた。粋な後輩達である。

卒業でっさん01卒業でっさん02卒業でっさん03卒業でっさん04卒業でっさん05卒業でっさん06卒業でっさん07卒業でっさん08卒業でっさん09卒業でっさん10卒業でっさん11卒業でっさん12卒業でっさん13卒業でっさん14卒業でっさん15卒業でっさん16
卒業でっさん17

夜には新神戸の高層ホテルの最上階で卒業生主宰のパーティがあり、招かれて行った。彼等彼女等にとってはやや背伸びしたようなアダルトでムーディなアトモスフェアの中で、いつもよりは大人らしく、愉しげに語らっている姿を眺めながら、この4年での成長を眩しく想った。窓の向こうからはスーパーフルムーン前夜の大きな円い月が真横から彼女等彼等を照らし出していた。その月の下に記憶のように広がる街の灯をワイングラスを舐めつつ見下ろしながら、東京の街を、そしてニュース映像を想うと、今こうしていることが夢で幻で、それでもやはり現実でもあるのだ。パーティ終了まぢか、ゼミ生に呼ばれて、彼等から僕へのメッセージブックを拝受。帰宅して頁を繰りながら、ぐっと来て一人ひとりの未来の御多幸を祈ろうと思った時には眠りに落ちていた。

寺門ゼミ2010卒業生messagebook
卒業おめでとう。

2011年03月15日

▼ 今日の画3・15 そして移動 ▼

hope ring angel circlestars blue mermaid

ある女優の方から依頼されていた天使と人魚を仕上げた。もう1点、画室のアネモネの花の絵はそのうち雑誌の表紙に印刷されるだろう。

画室のアネモネ

ここまで描いて、週末の大学卒業式に向けて早めに神戸へ移動。神戸でも、色色すすめなくちゃならないことがある。

2011年03月14日

▼ 今日の画室3・14 ▼

314画室机上1314画室机上2314画室机上3

画室も時折、余震で揺れ中、とにかく依頼を受けている絵をどんどん描いた。
そのうち、本や、雑誌の表紙に印刷されたらまた紹介します。

2011年03月11日

▼ ぶじです ▼

早稲田の方のギャラリーへジャド・フェアの切り絵展を見に行き思いのほか時間をかけて堪能し、急いで表参道へ。スパイラル地下のCAYで大急ぎでランチを食べてチェックをして、トイレを借りて出た刻が14:46。慌てて階段を上ると青山通りがゆらゆらおおきくゆらめいている。様子をうかがいながら打ち合わせの約束のあるピンポイントギャラリーへ。余震の中、しばらく打合せをしていたけれど、また大きくゆれはじめたので、中断して地上へ。隣のビルが異様にゆらめいていたのでこれは危険と地下へ知らせにいこうとしたら、すでにオウナも地上に出ていて、再会を約してBYE。どうせ交通機関はとまっているだろうと、コンビニで水や午後紅茶やチョコレート類を仕入れて歩き出す。もうひとつの約束の左右社を訪ね書類の受け渡しを済ませ、あとは延々歩いて2時間半くらいで帰宅。僕は無事だが、携帯電話機がショックで×印、いまだ回復せず×。

2011年03月10日

▼ 今日の画室 ▼

画室机上壁面310
なんだか226以来ごぶさたしてしまいました。色色お伝えしたいことがたくさんなんですけれど、とりあえず・・・この後のたくさん描くつもりの絵のために、机上をいったん整えました。おいおい、時を遡りつつ、書いていきます。
画室机上310_bs.jpg

2011年02月25日

▼ 旧グッゲンハイム邸に葉蔵降臨 ▼

葉蔵降臨


今日は225。
明日の226事件のために絵を搬入しに旧グッゲンハイム邸へ行ってきました。

2階では、明日226、一日限りの絵画展の準備完了。
歴史の堆積する白壁に、てらぴか天使たちが舞い降りました。

そして1階。明日、中島ノブユキさんが弾かれるピアノは調律を済ませ、
その前に葉蔵が降臨しました。
明日は、この葉蔵像が皆様をお迎えいたします。

かなり多数の御予約を承っているようです。お立ち見となる可能性もございます。事件に立ち会っていただくということで、御容赦ください。


“中島ノブユキ コンサート”静かで美しい、神戸226事件
演奏: ピアノ/中島ノブユキ  バンドネオン/北村聡
ライヴペインティング: 寺門孝之
特別ゲスト: 荒戸源次郎 
open 16:30 start 17:00
当日 ¥3,500
主催:株式会社デスカルガ
共催:塩屋音楽会


TERAKADO TAKAYUKI ONE DAY SHOW
“Guggenheim Angels 226”

神戸・塩屋の海を臨む高台に建つ旧グッゲンハイム邸にその日は天使が舞い降ります。
画家・寺門孝之が育ったのはここからほど近い、ジェームス山を越えた向こう。幼少期からの記憶のスポットである素晴らしい洋館の1階・2階で1日だけの展覧会を開催します。

会期:2011年2月26日 11:00~21:00
会場:旧グッゲンハイム邸
   655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
   Tel : 078-220-3924 Fax : 078-202-9033

guggenheim2007@gmail.com  
http://www.nedogu.com/index.html

入場無料(コンサートは有料)

JR/山陽 塩屋駅より徒歩5分
   大阪より電車で40分 三宮より18分 明石より12分 姫路より42分
   *駐車場はありません

2011年02月10日

▼ 誕生日おめでとう僕 ▼

210

あと1時間もしないうちに満50歳だ。あわわと漠然と焦る気持ちと、もはやじたばたしてもはじまらないとやけに落ち着いて構える気持ちが、50%ずつ綯い交ぜだ。さ、いずれにせよ、その時その時、目の前にいる人いない人との間に、縁(絵にし)を絵にしてラストまで。満50歳の1枚はブライアン・イーノ“Before and after Science”にした。「NO ONE RECEIVING」「BACKWATER」とやけに元気の良いA面が終わり盤を裏返すと、やがて「BY THIS RIVER」の静寂が訪れるだろう。10代から何度針を落としたか判らない、ココロはいつも「BY THIS RIVER」。Why we came came came・・・

2011年02月05日

▼ ゼミ生達と元町映画館へ『バスキアのすべて』を観に ▼

映画を映画館で観るとき、その体験は日付・時間・場所そして人とともにある。
2011年2月5日17:00の回。元町映画館。『バスキアのすべて』・・・
ゼミの学生達と予定では13人で、実際にはプラス1 マイナス2 イコール12名で観た。その他の観客は1名だったようなので、映画館はほとんどゼミ室となった。終映後、館主が声を掛けてくださり、名刺交歓。次々と名物映画館が消えていくこの時代に、元町商店街にこんな映画館を開館するなんて凄い!
「若い方々にもっと映画館で映画を観てもらいたいんです」と館主。
これからゼミでしょっちゅう映画鑑賞をするつもりと告げ、喜ばれる。

上映に遅れそうになった学生がそれぞれ、走って来てくれて間に合ったのが嬉しかった。
僕も今でも映画に遅れそうなときは走る。映画を観るとは、その時を逃せばその「時」は又と得られぬ一期一会の逢瀬なのだ。走ったことも、一緒に観た人も、選んだ座席も・・・全てがその映画体験だ。

予告編を見るのも大好きだ。
次はみんなで何を観に行こうかな? 

元町映画館、いいラインナップばかり。こないだは初『エルトポ』体験をここで。春には『勝手にしやがれ』をかけるらしい。

http://www.motoei.com/

ずっと以前、元映があったのはちょうどこのあたりだろうか?『フェリーニの道化師』やパゾリーニ『ソドムの市』は元映で観たのではなかったかな。ピンク色の道化師のポスターを買ったなぁ。

▼ 水槽の内外の発泡酒 ▼

そのフォルムがぎりぎりのところ、きわきわのところでかろうじて成り立っているような場合にのみ、その内部から外部へ、愉快なエネルギーがプチプチと発泡し、その世界がシャンパンのように美しく愉しいものとなる。そのことはジャンルや形式を問わないのだとつくづく想う。
盟友ラジオ・ディレクター=中澤純一さんに誘ってもらってラジオ関西『寺谷一紀のまいど!まいど!』に出演しながら、収録スタジオのガラス水槽の内と外を満たす世界にそんなことを想った。中澤さんはそのつぶらな瞳で水槽の外からじっと中身を見詰めながら、フォルムに外から内から揺さ振りをかけていく魔法を身につけつつあるのだろう。思いのほか愉しい時間だった。笑った。

http://jocr.jp/blog/maido.php?itemid=11005

http://jocr.jp/blog/maido.php?itemid=11006

2011年01月17日

▼ 合掌 ▼

合掌。

斉唱。

chorus


2011年01月16日

▼ シアターコクーン 『十二夜』 ▼

十二夜ポスター

Bunkamura シアターコクーンで串田和美演出『十二夜』をみせて頂き魅せられる。テダレの芸巧者揃いの一座なれど児童劇の趣きさえある名品だった。オンシアター自由劇場を懐かしく想い描いた。1月26日まで。

この芝居のパンフレット、宇野亜喜良さんのキュレーションにより[私の十二夜]という9名の画家とひとりの詩人、さらに出演の皆さんの作品集としても愉しめます。僕も参加させていただいています。
寺門の十二夜


その原画を含む展覧会も開催されます。おたのしみに!
「シェイクスピアと私の十二夜」
企画:串田和美 キュレーション:宇野亜喜良
2月15日(火)~26日(土)
11:00~19:00(最終日~17:00まで)日曜休廊
スパンアートギャラリー にて
東京都中央区銀座2-2-18 西欧ビル1F 03-5524-3060

2011年01月12日

▼ 1・12 てらぴか在廊予報 ▼

MILK ROSE CROWN、初日、思いの外たくさんの皆様が来て下さり、愉しいレセプションとなり、「ぼくらのオペラ」担当のTZD氏座長の二次会も新鮮なメンバーでの濃い一座となりました。

12日は15:30~18:30 ピンポイントギャラリー在の予定です。その前にミュージァムへも立ち寄ろうと思っております。
南北青山でお会いしましょう!

会場はこんな感じ3
会場のてらぴか


2011年01月10日

▼ MILK ROSE CROWN準備完了 ▼

ピンポイントギャラリー1展示完了

そしてもう一つの展覧会、ピンポイントギャラリーでの「MILK ROSE CROWN」の搬入に今日行ってきました。例によってぎりぎりまで描きつづけましたが、御正月らしい、新鮮な会場に仕上がりました。ぜひ、ミュージァムとハシゴでおたのしみください。徒歩数分の距離です。
明日初日は、夕刻よりささやかですがレセプションを開催しています。どなたも御参加いただけます~

dm表dm裏

寺門孝之展
「MILK ROSE CROWN」
2011年1月11日(火)~1月22日(土)
11:00~19:00
(★土曜日は~17:00まで。★日曜日休廊です。御注意ください)
初日夕刻ささやかながらレセプションパーティを予定いたしております。どうぞご参加ください。

王冠“MILK ROSE CROWN“を捧げたいと思うお気に入りの絵・人物などへのオマージュ作品や、その王冠のイメージ、王冠を運ぶ天使のイメージ・・・など、寺門孝之が水彩絵具、アクリル絵具、色鉛筆やクレヨン、身近な画材を総動員して描く新作25点を展示・販売します。

ピンポイントギャラリー
〒107-0062 東京都港区南青山5-10-1 二葉ビルB1
Tel 03-5409-8268
http://www.pinpointgallery.com/

▼ ミュージァムはNEW SPRING NEW WORLD展開催中 ▼

新年早々、少々ごぶさたしてしまいました。今年は曜日の巡り会わせで、6日からすぐに大学授業が始まり、ゆっくり御正月気分を満喫する間もなく業務突入。明日からのピンポイントギャラリー展の準備にも追われ、あた、あた、ふた、ふた、といたしておりました。

こちらでのお知らせが遅れてしまいましたが、まずは、表参道のミュージァムで恒例となりました新春展が既にスタートしています。

<NEW SPRING NEW WORLD>
2月28日(月)まで開催 会期中無休
天使を中心に、新しい時代の到来を実感できる作品を集めての新春展覧会です。
寺門の在館の有無は、ここToday’s Terapikaで御確認ください。

さて、遂にミュージァムの公式ホームページが出来上がりつつあります。
http://www.terakado-takayuki-muse-am.com/
まだ建設中のページも多多ですが、御覧いただけますので覗いてみてください。

年末にお知らせしました、「月月ゼミ」の申し込みも次々と頂いています。まだ受付中ですので、いざ行かむと思われる方は、上記公式HPのニュースのページからお申し込みください。ふるっての御参集お待ち申し上げます。
*寺門孝之の“月月ゼミ”が新年1月31日(月)より、毎月1回月曜の宵にミュージァムで開催されます。
それでは、2011年も、寺門孝之ミュージァムをどうぞ御贔屓によろしくお願い申し上げます。

寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE
〒107-0061 東京都港区北青山3-5-19
LEMONTREE OMOTESANDO BLDG. 4/5F
Phone:03-5771-5201 Open:11:00~20:00 会期中無休
Access: 地下鉄表参道駅A-3出口から徒歩1分 青山通沿いFurlaの右隣の建物です。
DM表DM裏


2011年01月03日

▼ 新年明けましておめでとう御座います ▼

須磨の海

新年明けましておめでとう御ざいます
思いのほか好天の三が日を神戸で迎えています。写真は元旦、実家へと向かう途中JR車窓越しに光る須磨の海。

期
毎年、年の初めにその年の目標となるような文字を掲げています。振り返ると2008年は「愉快」2009年は「調」、昨2010年は「脱」でした。さて2011年は?と年末から考えていたのですが、なかなか思い付きません。新しいことを色色やっていきたいので「新」かな?などと思い巡らしていたのですが、どうも違うようなのです。
年を越して間もなく、「期」という文字が目蓋の裏、脳裏に輝きました。「期」とは何だろう?期待の期??新神戸アジトには辞書辞典が無く、「期」の字について詳しく調べることができません。なので以下は僕の妄想で捉えた「期」についてです。

「期」の字には「月」があります。其の月と書いて期。「其の月」とは何でしょう?
『金色夜叉』だったか「来年の今月今夜」なんて台詞があったような気がします。暦を使う現在では約束を日付でするのが主です。けれどもし日付が無かったとしたなら、おそらく「次に満月になったら」とか「次に月がちょうど半分の夜に」なんて約束をしたに違いありません。大好きな人と次に月が満月になったら会おうなんて約束をしたとしたら、月が欠けそしてまた満ちていくのをどんなに楽しみに眺めることでしょう。
そうか! 「期」とは、文字通りに、「其の月」のことだ。
月の満ち欠けは反復する。今日の「此の月」と同じ形の月が、待てば必ずまた巡って来る「其の月」。
其の月を待つことを期待というのか!成程。
同じ月が周って来るのが周期だ。
「一期一会」の「一期」とは、其の月は1回切り、もう一度めぐっては来ないぞ、ということだ。

数字の日付ばかりではなく、「其の月」を意識すること…ひいては人為ではなく天意、個人の都合から宇宙へと気持ちを向かわせること。
時間を数字の積み重ねとしてではなく、月をはじめとする宇宙のめぐりの中で捉えなおしていくこと…そんなことを「期」の文字は教えてくれるのでしょうか。

そして僕は今年の2月10日で満50歳になります。これもきっとなにかの「期」と関係するのだろうと思います。それがどのような「其の月」と関っていくのか、今の僕にはわからないけれど、日日を月月と照らし合わせながら、感覚を澄ませてこの一年を過ごしていこうと思います。

おもいがけず「期」の字に導かれて「月」をあらためて思うに到ったので、もう一文字描いてみます。
月と月を並べて描くと月月・・・「朋」=とも
朋
朋って素敵な文字ですね。空に孤独に光っている月を見て、古人がその隣にもうひとつ月を浮かべることを想ったのでしょうか。「月月ゼミ」を寺門孝之ミュージァムで2011年1月の月曜から始めようと思いついた思いツキも、案外と宇宙のめぐりとシンクロしてるのかもしれません。

新年早々、さっそく妄想がフル回転してしまいました。2011年、いっそう絵に、そのほか様々なことに邁進していきたいと思います。
本年もどうぞ御贔屓に宜しくお願い申し上げます。
其の月が来たらお会いしましょう!

2010年11月30日

▼ 新宿でのトーク終了、次は大阪で木村タカヒロさんと! ▼

昨夜は『ローズプラスエクスvol.1』発刊記念のトークイベント。親密な雰囲気の中で、愉しく終了しました。戸田ツトムさんの機知に富んだ発言が冴え渡っていて、僕自身にとってまたまた豊かでジューシィな時間でした。お集まりいただき、このトークに参加くださいました皆様に感謝しています。2号へ向けておおいに励まされました。木村タカヒロさんも工房の天使達と一緒に参加くださいました。

木村タカヒロ展は、大阪ミナミのいかした書店スタンダードブックストアの地下カフェ&ギャラリーで開催中です。いよいよ今週末の12月5日の日曜日には、木村タカヒロx寺門孝之のトークイベントが開催されます。是非御参集ください!

日時:2010年12月5日(日)12:00~14:00頃 開場11:30 
場所:スタンダードブックストアBFカフェ
    大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル
    tel:06-6484-2239
参加費:500円(ワンドリンク付)
    スタンダードブックストアBFレジにてチケットを販売いたします。
    まずはお電話でご予約ください。

http://www.standardbookstore.com/archives/65930793.html
http://www.faceful.org/
e-motion

2010年10月24日

▼ 東野さんと相撲 ▼

なんの準備も不要、ノープランで行こう、と聞いていたので本当に何も考えずに定刻少し前に生糸に行き、東野健一さんとトーク。けれど、東野さんは僕の本を何冊も持ってきてくださっていて、巧みな話術で僕のここまでの歩を浮き彫りにしてくださった。うう、多謝。紹介してくださった本は、かごめドリームカメ、てらぴか映画日誌、桃太郎、ぼくらのオペラの4冊。どれも僕にとって節目節目となった大切な本達だ。そして最後に雑誌ローズプラスエクスの創刊号を紹介させていただいた。普段、滅多に会わない東野さんだが、僕のことをこのように見ていてくれたんだなぁ、と染みる対談だった。しかし、まさかトーク中に東野さんと相撲をとることになるとわ!

2010年09月14日

▼ Angel Cards 44枚天使画 納品完了 ▼

Angel Cards TEST prints 01
表参道ミュージァム2周年展~伊勢丹展~PAINTER X~それ以後・・・とこの夏ず~っとかかりっきりだった仕事、本日ようやく納品完了! あ~すっきりした。マリディアナ万美子さんによる天使のメッセージと、僕の 44枚の天使画、描き降ろしによる 『Angel Cards』は、11月上旬に、(株)ナチュラルスピリット・パブリッシング80 から発売予定です。デザインは盟友AD=大久保裕文さん+ベターデイズ!
(写真はテストの初校印刷見本、まだまだこれから進化しますよ!)
Angel Cards TEST prints 02

2010年09月06日

▼ CAY で ROCK ▼

ロックのチケット
町田さんとの絵本『猫とねずみのともぐらし』でお世話になった四日市の絵本やさん=メリーゴーランドの増田親分が生誕何周年かの記念で、青山のCAYでロックコンサート。舎妹ヨウコちんの手配でプレミアムチケットを入手した僕は早めの夕食後とことこCAYへ。着くと既に会場は絵本界の怪物たちが跋扈していた。

第一部は、荒井良二と連絡船 のロック。連絡船は3度目、荒井さんの名曲はもう口ずさめるもん。今日もチェロテロリストの坂本さんが暴れ、さらに飛び込みの飯野和好さんのブルースハープの咆哮にシビレ。
荒井さんと飯野さん

増田親分のM-Rock
第二部は、増田さんの3ピースロックバンド、その名もM-Rock。どんなだろうと思う間も無く、凄いギタリスト(ペンギンさん)の物凄いMCとプレーに巻き込まれ、あれよあれよロック。飯野さん、Sleepyさん、さらに荒井さんも加わってらららロック。ファンになった。たのしくお絵描きもして嬉しいココロで家路。
drumsマツナガand guitars mc ペンギン!!!最後はオールスター

2010年09月01日

▼ 映画の日 ▼

昨日積載する仕事の絵、一部納め済ませて、気分が軽くなり、映画でも観たい気分が爆発、朝から新宿方面へ出掛けて3本も連続で観てしまった。
ブリジッド・バルドー生誕祭の一本目『素直な悪女』ロジェ・バディムによるBB初主演作。南仏の光と色、若いジャン・ルイ・トランティニャンが最高・・・そしてもちろんブリジッド・バルドーの弾けが凄い!新宿武蔵野館。通いたい。
阿佐ヶ谷へ移動し正月には若尾様に会いに通ったラピュタへ。佐藤慶追悼特集で大島渚監督『青春残酷物語』。佐藤慶の大島作品初出演とのことだが、既にその後の作品同様の唯一無二の冷たい色気が刃物のようにギラリと鈍く光って不気味。この特集へも通いたい。
今日の本命『キャタピラー』・・・寺島しのぶさんの受賞が話題だったが、相手役の大西信満さんも徹底的な受動役ながら圧倒的。『赤目四十八瀧心中未遂』のコンビは最強。映画のたたずまいそのものも異形で、剥き出しで突っかかってくる。逃れられない。寺島さんから後光が射して来る。満員。

2010年08月29日

▼ PAINTER X 終了  ~明日へ ▼

F80天使にようやく着手てらぴか
あっという間の6日間、公開お絵描き航海 PAINTER X 
本日終了。やれることはやった。やれないことは残った・・・が、明日への希望も繋いだし、まずはボンボヤジュだった。
学生達は、とにかくよくがんばった、よく描いた。
大人たちはクールに、ハードに会期を縁の下から支えてくれた。
卒業生達は世間に出てハラをくくって、大空間で刃物を研ぐように描きつづけた。そして・・・皆、日に日に、朗らかになった。
成果は近いうちに、同じく旧生糸検査所内に、忽然と現出する PAINTER X ROOM にて公開します。航海はまだまだつづきますよ!

終了写真PAINTER Xのポーズで終了写真PAINTER Xのポーズ2終了写真 顔でX

2010年08月27日

▼ PAINTER X 航海3日目~日野晃氏現る~てらこや~4日目へ ▼

日野晃氏の手
日野晃氏武道面談01日野晃氏武道面談02ナイケン
すっかり身体に大空間が馴染んできた感じの3日目航海・・・
ゴゴイチで、畏兄・武道家の日野晃さんがふらりと風のように大空間へ現る。しばらく歓談の後、そうだ、と思い出し、武道に強い関心のあるゼミ生を紹介・・・武道面談(一)。その後、もうひとりてらこやのメンバーで元テコンドー部部長だったナイケンを紹介。武道面談(二)。
ナイケン「強い、とは?」
日野先生「頭がええこと」
・・・深い一問一答がつづいて、大空間にこれまでの時間とは違う風が通り過ぎて行く。

デジタル・チーム参入
その後もデジタルチームも参加したり、学科の皆さんの来訪もあり、にぎやかな展開。
てらこやの二日目は、学生君たちをモデルにでっさん大会を延々。
てらこやでっさん大会01てらこやでっさん大会02
てらぴかでっさん01てらぴかでssん02てらぴかでっさん03てらぴかでっさん04

さて、折り返してもう、4日目。終了が見えてもうさびしいのココロ。

2010年08月26日

▼ PAINTER X 航海二日目~三日目へ ▼

メンバーポスターも掲出新しいペインター現る
暑さにやられてもうみんな来なくなるかな?なんて思ったら大間違い、二日目もどんどんお絵描き家、集まり、絵もゾクゾクできあがっています。

最強ペインター現るあっという間にこんなに描いてこっちも負けていませんよ
ポスターもぞくぞくしあがってきて、入り口から大空間まで、色色な場所に掲出しています。

ポスター高原啓吾ポスター廣田綾菜ポスター田中由美ポスター福永愛実ポスターケント・マエダヴィッチポスター永井健一

夕方には、てらこやも開催、モデルを招いての、でっさんと水彩・・・軽く合評・・・懐かしい気配が立ち上がりました。

てらこや久々に開催
さあ、三日目! どんな旅?

2010年08月24日

▼ PAINTER X 出航 ▼

このポスターが目印さっそくお絵描き開始広いでしょう?さあこれからパネル作成プレゼンテーションしつつお絵描きこちらもプレゼンテーションばっちり
公開お絵描きイベント PAINTER X の航海が始まりました。
予想通りの、いや それ以上の暑さで、冷房設備の無い大空間・・・
お絵描き家たちは、各自、扇風機を持ち込んだり、ヒエピタを貼ったり、梅干を食べるなど自衛しつつも、案外とすんなりと、すっとそれぞれのお絵描きの世界へと没入して行きました。

色色な方が、覗きに来て下さり、大空間は想い通り、「お絵描き」を軸として愉しい広場となりつつあります。車両搬入口側がちょうど、縁側のような風情で・・・夕方、三々五々そこに集ってのたゆたうおしゃべり、「おばあちゃんの家に来たみたい」との声も。
一般の方々の見学も自由ですので、どうぞ僕達を冷やしに、否、冷やかしにいらしてください。

さて、二日目、どんな旅となりますことやら
今日は18:00~20:00にてらぴかのてらこやスペシャル(寺門主宰のお絵描き教室)も開催です。

一般の方々の見学も自由ですので、どうぞ僕達を冷やしに、否、冷やかしにいらしてください。
広いでしょう?2紙をセットしてもうこんなに描けました

2010年08月18日

▼ パソコン復活 多謝 バラ色の宇宙 ▼

伊勢丹展搬入直前の深夜、ハイテンションで作業中に魔が差したというか愚動作をしてしまいパソコンがウィルスに罹罹罹、デジタル業務停止・・・。以後こつこつ手作業と携帯で業務しておりましたが、昨夜、入院先のgot病院地下病棟から帰還、ご無沙汰いたしました、業務遅滞でご迷惑おかけしました、以後愚動作しないよう気をつけます。
伊勢丹展会場1
遅くなりましたが・・・「バラ色の宇宙」展、連日たくさんの御来場深く感謝しています。1993年、突如白紙に天使が出現した頃を思い出すような展開で一気に描き進めた新作天使画・・・さっそく観て頂いた方々と交信をはじめたようで、ほっとしました。絵は描く者のコントロール下になかなか収まらず、いつも絵に引っ張りまわされている感じですが、絵に引っ張られて色色な方と色色な出会い、再会をすることができるのはありがたいことです。今後もどこへ連れて行かれることかわかりませんが、しばらく、まだバラ色の宇宙空間で絵の具を放射できたら、と思います。ありがとうございました、どうぞこれからもおつきあいください。
伊勢丹展会場2伊勢丹展会場3
今回初めて、小さな立体作品も展示してみました~
伊勢丹展立体展示

2010年07月30日

▼ どしゃ降りの夕陽 ▼

0730_rainsun雨粒と夕陽
昨日も終日大学業務・・・会議が終わると窓の向こう、どしゃ降りのスコールなのに夕陽が燦燦と輝いていた・・・初めての光景
気持ちもちょうどこんなぐわい。

深夜(今)、東京画室から運んだ絵を額装しようと取り出した途端、また描き始めてしまってキリがない、神戸アジト・・・ また朝が近づいて来た。きゃー

2010年07月07日

▼ 宇宙語短冊 ▼

描いても描いても終わりが無い・・・東京滞在時はお絵描き三昧。
さて、七夕の時期、街の随所にある短冊を見るのが趣味なのですが、
今年も凄い短冊見つけました。宇宙語かと思われます。
宇宙語短冊

2010年06月27日

▼ 劇団昴公演『スタア』初日 ▼

スタア ポスタースタア パンフレット
宣伝画を描かせて頂いた劇団昴公演「スタア」初日、六本木・俳優座劇場へ。雨は降ったり上がったり。劇場前に長蛇の列の人気。宣伝美術担当の北村武士氏と一緒に観劇。筒井康隆作、35年前に昴の前身にあたる劇団欅が公演したものの再演。戯曲が書かれた当時の1972年の都内とあるマンションにて、との時代設定が字幕で告げられ、幕が上がる。僕が最も多感だった10歳くらいのころだ。幼い僕がメディアを通して全身で感じ取っていた「あの時代」の記憶がふつふつと甦ってくる。劇は快調なスピードであっという間に駆け抜けていった。くすくす笑いから爆笑へ。毒とシュールのテンコ盛り。次から次へと舞台へ溢れてくる俳優の層の厚さが圧倒的。特に金子由之さんが怖ろしくて笑える。筒井康隆作詞・山下洋輔作曲の劇中歌にぐっと来る。チケットがまだ手に入るのなら、ぜひ御覧下さい!
http://www.theatercompany-subaru.com/

写真はポスター、パンフレット、パンフレット内の写真・・・僕の絵を気に入ってくださった主演女優=松谷彼哉さんが絵に合わせて自前で撮影された写真とのコト・・・画家冥利に尽きます、嬉々
スタア 松谷彼哉さんイメージフォト

2010年06月24日

▼ 夕焼け小焼け ▼

0623夕焼け
連日業務満載で空を見上げるのを忘れていたら、画室の窓の向こうがバラ色だった。慌てて家族全員と屋上へ。
バラ色の宇宙が迫って来ていた。睫毛のような光線が放射していたのは写真には写らなかった。
夕焼け小焼けで日が暮れて・・・
の「小焼け」とは、夕焼けの後の太陽が見えなくなったがまだ赤味の残る状態のこと、だと昨夜、俳優・演出家S井晃さんに教わった。パリから帰国中の音楽家M宅純さん宅、ひさしぶりの団欒でのこと。

そしてさっそくバラ色の小焼け・・・

2010年05月18日

▼ Venus and Cressent Moon ▼

venus annd cressent
昨日あちらこちらで話題だったVenus and Cressent Moon、今宵はどうかな?と渋谷駅前交差点で見上げてみれば、離れ離れになりながらもコラボ顕在・・・この都市の明るみでは写らないなとおもいつつシャッター切って見るとこんなに写るって・・・ちょっとおかしなVenus and Cressent Moon。

荒井良二さんの神戸でのスペシャルな講演会は、「入り口は絵本」
5月19日(水)17:00開講 神戸芸術工科大学 吉武記念ホール
予約不要 入場無料
http://www.kobe-du.ac.jp/about/access/

2010年05月02日

▼ FLORA ANGELICA展スタート tomo the tomo carpe diem live ▼

tomo the tomo carpe diem live 1tomo the tomo carpe diem live 2
昨日は御来場ありがとうございました。tomo the tomo carpe diem のお二人のライヴ、素敵でした。「その日の花を摘む(carpe diem)」静かな透明な、地面や空とともにあるような意思を感じる、和やかで力強い演奏でした。マイクを通さないリアルな歌声が、ミュージァム5Fの空へ繋がって行く様な縦長空間に上へ上へと上って行き、周防さんのギターとバックボーカルがうねりながら石の床や壁を伝ってココロへ染み入って来ました。思えば 周防さんとも17年の年月を重ね、エピソードも満載ですが、まさに carpe diem・・・いまこのときにできることの集い、であった5月1日、ライヴ前には窓下の246をメイデーのパレード。

2010年04月30日

▼ ROSEな空間出来上がりました!寺門孝之ミュージァム ▼

FLORA ANGELICA展会場風景01会場のtaro 出来たてのROSE画
たくさんの皆様のナイスなチームワークのおかげで先程、ミュージァムの装いがすっかり変容・・・ROSE咲き乱れるMAYな空間が出来上がりました。
明日5月1日から一カ月、どうぞよろしくお願いします。
明朝11:00スタート、寺門は13:00~20:00在館。周防さんとtomo the tomoの新ユニット=tomo the tomo carpe diemの歌と演奏は、15:00~と17:00~の2set。写真は出来たての会場風景と、版夕搬入隊長taro君(寺門ゼミ第一期生東京組隊長)、及び最新ROSE画・・・ 明日、ミュージァムでお会いしましょう~

2010年04月10日

▼ 劇団東京ヴォードヴィルショー『無頼の女房』 ▼

無頼の女房パンフレット
大学業務で一週間の神戸滞在の後、東京へ。
その脚で、劇団東京ヴォードヴィルショー公演『無頼の女房』
畏るべしヴォードヴィルショー! VIVA B作サン!!
今回ひさしぶりのポスター画(フライヤー、パンフレット表紙も同画です)描かせて頂きました、光栄至極です。
僕は作家ではありませんが、文学好き、演劇好き・・・そして画家として、震えが来る名舞台でした! 必見です、が残すところこの土日。当日券があるなら是非!!! 必ず伝説となる舞台です。
会場に、原画展示くださっています。

http://www.vaudeville-show.com/%e7%ac%ac%ef%bc%96%ef%bc%94%e5%9b%9e%e5%85%ac%e6%bc%94%e3%80%8e%e7%84%a1%e9%a0%bc%e3%81%ae%e5%a5%b3%e6%88%bf%e3%80%8f2010%e5%b9%b44%e6%9c%88/

2010年04月02日

▼ 虹~桜 ▼

車窓に大きな虹
卒業式以来ひさしぶりの大学業務新年度がスタートするため、なまぬるい風の夜明け直後の自由が丘を発ち、神戸へ。間も無く新幹線車窓から大きな虹・・・よく見ると二重・・・
昨日、リトルモア=孫君とひさしぶりにゆっくり話す機会があり、その合間に「そうだ、虹だっ」と突然に虹の絵のシリーズが浮かんだのだったが、早くも虹から通信が?
神戸はきゅんと空気が冷たく・・・業務を終えて新神戸の夜にきりっと冷えた桜の満開。
新神戸夜桜

2010年03月21日

▼ 卒業アルバム ▼

自作ポートフォリオ
雨との予報を嬉しく裏切って、きんきんと冷えた晴天の下、2006年度入学生発ちの卒業。学科及び全学での行事が終わった後に、卒業記念でっさんをした。ゼミ生、元ゼミ生、レギュラー聴講生合わせて14名。彼等彼女等と、僕とは同年に大学に属した、立場の違いこそあれいわば同期。彼等彼女等とともに僕は僕の大学業務を模索してきたのだった。色色、ひとつひとつ、彼等彼女等から教わった。ありがとう。縁があれば、これからも付き合って行きましょう~ 昼早くからの宴つづきに深酔、深夜まで愉しい酒盛り。
sakiminowakanadaikiayumikeigomamiakikoyuichiazusamikanmaikentoaiko

2010年03月10日

▼ おもいがけぬ生誕祭 ▼

ますます業務スケジュールが物凄いことになっている。そんな中、とんでもないことに引越しを決行予定。決行日はすぐ間近で、家は版ボール城と化している。そんな中、3・10会議面談いくつかあり大学へ。長い長い会議が終わって研究室で呆然としていると、ゼミ生がゼミ室にちょい来てちょんまげと呼びに来たので、なんでおます?と行ってみた。うちのゼミ室はメインの学科棟とは離れたところにあって、夜は通路も真っ暗でよく見えやしない。さあさ、とゼミ生に促されて重い鉄戸を押し入るとHAPPY BIRTHDAY SONGが高らかに響き、ゼミ室にレッドカーペットが敷かれ、ろうそくの炎の隊列が煌いていた、うわ~ 
1ヶ月遅れ3・10の生誕祭。ろうそくは数えると44本で、しめしめ少し若返った気分。44この火を吹き消すとプレゼントを渡された。皆が描いた天使画の束だった。粋やないの。
写真は、ゼミ生のこしらえたカリブ料理が美味くて御満悦のてらぴか、及びゼミ生に囲まれて照れるてらぴか。
かわいい息子娘たち・・・というよりなんだか孫たちに誕生日を祝ってもらっているようで、気分はすっかり爺や。みんなありがとうな。
生誕祭てらぴか御満悦生誕祭てらぴか照れる生誕祭ゼミ生の顔に注目

2010年02月22日

▼ 2・21 町田さんとトーク ▼

ポスター
指定頂いた9:17品川発ののぞみに間に合うように新幹線ホームへ降りると、向こうから手鞄ひとつの軽装の町田さん。手鞄にはパソコンとのこと。「仕事?」「ちょっとね」ということで名古屋まではおのおのの席離れず別行動だったが、名古屋駅で近鉄線に迷いつつ乗り換えて四日市までは席移動で一緒に馬鹿話しながら阿呆話しながら・・・ 四日市駅でイベント主催者メリーゴーランド社長と編集担当S川女史と落ち合い、蕎麦屋へ直行。昨夜、遠足前的興奮で寝付けず思い付いて描いた手描きポスター公表、社長へ贈呈。会場へ移動し、旅館の和室のような控室で町田さんお手製の写真絵本をパソコンで御開帳してもらい一同爆笑。後、時間がやってきてホールへ移動し、トーク。町田さんの当意即妙絶妙な進行で、なんとも和やかにトーク。なにも打合せをしなかったが、17年の親交のタマモノで話題は尽きない。大笑いしながら終演。サイン会もこつこつやって、控室に戻り乾杯。記念撮影などの後、車で夕闇が濃くなりつつある遠いところの林の中の注文の多い料理店のような寿司店へ。天才的な美味を味わい杯を重ねるうちに、突然、店主に請われて大きな白い和紙に町田さんと即興ドローイング。町田さんが次々と天才的な語句・フレーズを書き、それに導かれ僕が線画を描けば、そのわきにまた町田さんが言葉を添えていく。江戸時代の酔狂文人画人たちの遊びさながらに完全フリーな遊びの濃密なドリームタイム。「こんな感じかな」と出来上がりに一同満たされ筆をおさめ、さらに杯を重ね、ふらふらと今度はロック喫茶へ移動し濃い珈琲を一杯いただき、ホテルへ。次の夢の中へ。
即興ドローイング01即興ドローイング02即興ドローイング03即興ドローイング04

起床し、約束の時刻にロビーで町田さん、S川女史と落ち合って駅へ。記念写真を撮る等して名古屋まで移動。途中何度か河を渡った。鉄橋の下を疾走するモーターボート。名古屋駅ホームで町田さんとはおわかれ、別々の新幹線でそれぞれの場所へ。
ツーショット河を渡るモーターボート

僕は2・22記念に赤福を購入。愉しい旅だった。
赤福22222赤福22222

2010年02月20日

▼ 映画『人間失格』本日初日! 明日は町田康さんと四日市でトーク! ▼

今日はついに映画『人間失格』公開初日! 僕は諸諸の事情でロキ画室を離れられなかったのですが、たくさんの方から感想や祝福のメールいただきました。初日から観てくださった皆様、感謝です!
映画の公式サイトは
http://www.ns-movie.jp/

この映画の中で主人公葉蔵(生田斗真さん)の描く絵を僕が担当したのですが、実は蓮咲き乱れる不忍池で写生をしている葉蔵の筆を奪い、葉蔵の絵に強引に筆を加えてしまう堀木(伊勢谷友介さん)の手が僕だったりして、堀木描くタッチは僕のタッチです。このシーンでは葉蔵と堀木、双方の描く絵を僕一人で演じ描きしていることになります。ご注目ください。

葉蔵の自画像や、上記の風景をはじめ劇中に登場する原画、及び撮影現場でキャスト・スタッフの皆様を描かせていただいたデッサン、さらに『赤目四十八瀧心中未遂』『外科室』など荒戸映画諸作品へのオマージュ作品もあわせて、寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREEにて特別展示を、来る3月1日よりスタートいたします。初日1日、13時~20時、ささやかながらレセプションパーティ行います。荒戸監督もお見えになる予定です。どうぞお立ち寄りください!
人間失格の公式サイトにも詳細が掲載されています。
http://www.ns-movie.jp/news/

映画館で「人間失格」を観るのをおあずけにして、明日は、いよいよ、四日市の絵本やさん「メリーゴーランド」での町田康さんとのトークイベントです。早起きして四日市へ移動。ひさしぶりに町田さんとゆっくり会えるなぁ~たのしみでなりません。しかし、町田さんと公けの場でのトークは初めて。どんなことになるのかなぁ? わくわくわくわく
http://www.merry-go-round.co.jp/lec-221.html

これがどういうイベントかというと、メリーゴーランドとフェリシモがタッグを組んで作った「おはなしのたからばこ」シリーズ絵本の中の1冊『猫とねずみのともぐらし』を町田さんの文と寺門の絵で昨年作ったのですが、このたびその書店売り版が大判で完成、その記念イベントでもあるのです。大判を作るにあたり、寺門は全画描き直しました、ので、前回のプレゼントブックバージョンとは表紙から中味まで全く違うものとなっています。ぜひ御確認ください! 僕はかなり気に入っています。
http://www.felissimo.co.jp/ohanashino-takarabako/

2010年02月15日

▼ 広崎うらんさん御来館 ▼

振付家・演出家・ダンサーの広崎うらんさんが表参道のミュージァムに御来館! 彼女の自主企画公演のメンバーの祐輝薫さんはタカラジェンヌ時代から僕の展覧会へ来てくださっていた方で、退団後ベルリンでアーティスト活動をされていて、数年前当時の北野坂の僕の画室に現れ「ベルリンでなにかご一緒に」と誘ってくださったことがある。その彼女がキューピットになってくださり、うらんさんと初対面即意気投合。なんでもうらんさんは『DREAM DREAM』をたいそう気に入ってくださって、その絵の世界を御自身の作品に投影してくださっているとかとか。せっかくダイレクトに会ったのだし、ダイレクトにコラボレーションしましょう、っていうことに相成りました。確かに、うらんさん、僕の絵の中で見たことあるような方でした。3月17日~19日 六本木のSuper Deluxで“Tears”という人魚姫をモティフとしたダンス劇をなさるそうです。
詳細は広崎うらんさんのサイトで!!
http://uran-revo.com/revo/index.html

うらんさんのブログの2・16の回に寺門孝之ミュージァムが登場してます。
http://ameblo.jp/uranhirosaki/

多謝!!!
写真は、うらんさんと僕、及び、うらんさんとキューピット祐輝薫さん
広崎うらんさんとうらんさんとキューピット

2010年02月14日

▼ GRUPPO KAPPA OPERA旗揚げ公演 ▼

GRUPPO KAPPA OPERA1GRUPPO KAPPA OPERA2
江原啓之さんにお招きいただき、GRUPPO KAPPA OPERA 第1回旗揚げ公演 歌劇『ヘンゼルとグレーテル』を観せていただいて来た。場所は代々木上原駅からすぐの細い坂道を上がった脇にあるムジカーザというステキな小さなホール。ガラスブロックから外光の滲む、コンクリート打ち放しのモダンな空間。開演直前に辿り着くとほとんど隙間が無いくらいにパイプ椅子が並べられ、観客が押し詰まっている。果たしてここでオペラをするんだろうか?と思われるほどに、小さくてぎゅうぎゅう密度が高い様子はまるで僕の大好きなテント芝居のイメージだ。生のピアノ2台の連弾と打楽器、熱い台風の目玉となる指揮者、客席最前列の隅から陰の声を鋭利に飛ばすプロンプター、観客に触れるような近さで次々と踊り出てくる個性豊か過ぎる歌い手たち、時には魔女の群れ、時には天使の群れとなり、まさしく天使のコーラスを響かせる少女たち・・・うわぁ~ オペラってこんなに熱く、愉しい芝居?! 父親役のよっぱらった演技の濃過ぎる江原さんも最高! ミーデァムの才能は役に入ることにも遺憾なく発揮されて見事な存在感。魔女役の持木弘さんの怪演すさまじく、志村けんのギャグコントを観ているかのような爆笑を誘う誘う誘う。なのに歌も台詞も全てドイツ語の原語公演! ドイツ語の響きが美しく、言霊がしっかりと金属片のように魂に飛び込んでくる。江原さんも持木さんもドイツ語公演が初めてだなんて、信じられないプロの凄味! 露の精のソプラニスタ岡本知高さんの奇跡のような存在のありようにもびっくり!カーテンコールでのラストの合唱まで息もつかせぬ演出も見事で、僕はすっかりこの「劇団」にココロ掴まれてしまいました。早く第2回公演が観たいです!江原さんありがとうございました!

2010年02月11日

▼ BIRTHDAY DESSIN ▼

当家の伝統として誕生日には家族ででっさんを描くしきたりだ。子供たちの僕を描く眼と手は一年で大きく変化をする。面白くてならない。
息子の描いた今年の僕
小3息子の描いた今年の僕。

息子が去年の誕生日に描いた僕
息子が去年の僕の誕生日に描いた僕

娘の描いた今年の僕
高1娘の描いた今年の僕。

2010年02月10日

▼ 7×7=49 ▼

生まれたのはこのくらいの時間帯だろうか? もう少し早かったか?
シュタイナーによると人の成長に7年の周期があるそうだ、と読んだような記憶・・・
49=7×7
7年を7回生かしてもらった今、なんだかとってもすっきりしたココロモチだ。7年前の2003年は闇の妹の年。その7年前の1996年は天使天使天使・・・。その7年前の1989年はラフォーレミュージアムエスパスでの初めての大個展。その7年前の1882年は卒論でルンゲ三昧。その7年前の1975年は中学生だったが記憶なし。その7年前の1968年は小学生だったが記憶がない。その7年前の今日生まれて出て来ました。こんばんは!

からっ風野郎ラピュタ若尾文子特集

ところで、6日の若尾文子様講演会は、僕にとってとってもとっても愉しいダイヤモンド・タイムでした。汲めども汲めども尽きぬ神泉のように若尾様の口からあの声で発せられるエピソードの数々は日本映画史・芸能史・文学史そのもの・・・否「史」などというものではなく生き生きと生々しく美しくも妖しく愉快でキラキラと不思議な光を発散する宝石のようなシーンです。夕方の部の中で三島由紀夫氏とのダンスシーンについて語られた刹那、僕の脳内がフラッシュアウトし、真っ白な閃光に時空が溶けてしまいました。至福・・・ (司会進行が止まってしまいましたが・・・)
このようなドリームタイムを僕にプレゼントしてくださった花伝サロン運営の皆様に、そして快く御登壇くださった若尾文子様に心底感謝しています。
その夜にホテルからamazonで注文した三島由紀夫氏との共演作『からっ風野郎』のDVDが今日届いて、あの世界から僕へのバースディプレゼントです。

阿佐ヶ谷のラピュタでの若尾様特集はまだまだ続くし、神保町シアターでも出演作が何本か見られます。当分は若尾様を追いかけ続ける所存です。

2010年02月06日

▼ 若尾文子様いよいよ御登場 ▼

いよいよ本日、花伝サロン新春公演 若尾文子特別講演会「女優と文学」開催です。昨夕、会場の大阪天満・相生楼にてリハーサルと打ち合わせを完了。相生楼に御登場された若尾様は美しく威光に包まれ、近寄りがたいほどなのだが、さらりとそのヴェールを脱いで気さくにお話くださり、何かひとつ問うと溢れるように零れ落ちてくる興味深いエピソードの玉々に、至福の時を得ました。「なんでも訊いてくださったら、あたしきっといろいろお話しできますわ」とおっしゃる御言葉に甘え、今日は存分に伺ってみたく存じます~
花伝サロンフライヤー

2010年02月03日

▼ 節分 ▼

節分だったのを急に思い出し、伝家の鬼面をつけ恒例の鬼踊りをする。妻子らが当家伝来の「鬼は内 福は内」を叫びつつセブンイレブンで購入の豆を鬼役の僕に投げつけるのがならわし。
鬼踊り

2010年02月02日

▼ 足跡~雪国~日本橋 ▼

ベランダ雪足跡雪国
朝起きると雪はもう止んで空はうすく晴れ枝に載る雪はかなり溶けていた。ベランダへ出ると、既に足跡・・・早く起きたつもりだったが先を越されてた
ちょうど昨夜川端康成『雪国』を再読したところだったので記念撮影。『雪国』は冒頭の一文ばかり有名だが、ラストの鮮烈さがたまらない。駒子と葉子との複雑に謎めく緊張関係 島村は駒子と馴染みを深めつつも、潮時を察し、駒子から離れ葉子を連れ東京へ戻る可能性さえ胸に芽生えつつあるそのとき、駒子と島村の上に晴れ渡る夜空がひろがり、太い天の川が燦然ときらめく・・・そして映画を上映中の繭蔵が発火し炎を上げる。炎の中、葉子が焼け落ちる二階から墜落、水平に、仰向けに!

昨夜は、『雪国』読了後に映画『日本橋』をDVDで観た。もちろん泉鏡花作の『日本橋』。市川崑監督の大映映画、助監督に増村保蔵の名が見える。お孝=淡島千カ景・清葉=山本富士子・お千世=若尾文子の揃い踏みの豪華。1956年作なのでまだ若尾様初期に入る。お酌の健気な初々しさ、唯一の身内のおじいさんを大切にする野花のような素朴さ、可憐さが見事に美しい。独特のあの声と台詞回しは既に若尾様。品川隆二の葛木晋三も輪郭線がしっかりしていてむずかしい役なのに共感できるし、巡査の船越英二のまっすぐさも胸打つ。赤熊と呼ばれる物語の因縁の鍵の存在が悲しく、怖ろしい。この『日本橋』でも複雑な因縁が錯綜するラスト、お孝の家が炎を上げ、炎とともに悲惨な終幕へと物語が突き進んでいく。

火の元には充分に注意しましょう~

2010年02月01日

▼ 渓谷は雪夜景 ▼

昼過ぎからのさして冷たくもなかった雨は、夜半、牡丹雪に。画室の向こうの渓谷のジャングルは雪景・・・薄墨の光を発光しやけに明るいモノトーンの夜景・・・
渓谷雪景1渓谷雪景2

2010年01月26日

▼ 新神戸アジトが画室に ▼

大学業務がつづくため今週は神戸滞在がつづくが、お絵描きもしなくてはならないため今回は新神戸アジトに水彩はじめ画材を持ち込んで来た。これまでは絵や印刷物やその他がらくたの投げ入れ倉庫、及び神戸滞在時の寝泊りベッドとしてしか機能してなかったアジトだが、急に思い立ちテーブルなどの配置換えをしてみたら、すっかり画室らしくなった!どこにいったのか?と思ってたレコード盤も段ボール箱から掘り出して棚に並べた。フェリシモから頂いた500色色鉛筆の一部や、月光荘水彩絵の具を広げ、簡易ターンテーブルで懐かしいソフトヴァーディクトやドゥルッティコラムや、ニック・ケイヴやビリー・ヴォーン楽団を回してお絵描き。新神戸でも絵が描けるとなるとこれは・・・新時代トウライ!!
新神戸新画室1新神戸新画室2新神戸新画室3

2010年01月25日

▼ FAMILY ROSES東京展終了~ちょっとダウン ▼

FAMILY ROSES 東京展、23日終了いたしました。神戸に同様たくさんのご来場に感謝しています、ありがとうございました。バラと家族写真をモティフに、水彩画・・・と、僕にとって初めての試みでしたが、とても好ましい歓迎を受けられたようで嬉しいです。僕のレパートリィに新しく、水彩画も加えることが出来て歓んでいます、さあ次々描くぞう~

が、展覧会終盤で流行の胃腸風邪?かなんかにやられてダウン・・・1日大学業務を休ませてもらい爆睡したら大分良くなりましたが、食事ができなかったのでいまだちょっとチカラが湧いてこない感じでとほほです。昨年相当無休で来たので疲れが出ちゃったかな? 
しっかし、休んでる場合ではない事態が次々と控えています・・・
まずは・・・ワ・カ・オ・サ・マ・・・

2010年01月19日

▼ ROSE DAYS ▼

展覧会の薔薇の絵渋谷駅階段でバラバラになりかけてる薔薇画室にやって来た薔薇
ピンポイントギャラリーで開催中の「FAMILY ROSES」展の新作シリーズでの重要モティフは「薔薇」・・・バラの絵がたくさんあります。すると昨日今日、「バラの人」との出会いがありました。昨日は、バラをモティフに絵を描かれている方がいらして、絵を見せてくださいました。油性の色鉛筆で描かれたという精緻なバラはとても繊細で美しくすてきでした。今日(19日)には、やはりバラをモティフにイラストレーションを描かれている方がDMのバラの絵に誘われ来て下さいました。専門的にバラの栽培もされているとのこと。実は僕はいま秘密裏に計画していることがあって、その中でインスピレーションとしてバラの専門家との出会いが必要だなぁ、誰かさがさなくちゃなぁと思っていたところだったので、とってもびっくり! 興奮しつつ帰路、おしあいへしあいの混雑の渋谷駅階段で、ぎょっ! 僕の足元に1本の深紅の薔薇が少し踏まれて花弁がバラバラになりかけながら落ちているではありませんか! 拾いたかったけれど立ち止まるとドミノ倒しになりそうな混雑だったためいったん流れのままに通り過ぎたものの、どうしても気に係り、人の波が納まるのを待って戻り、撮影・・・そして拾って持ち帰り、今は画室でゆずぽんの空き瓶で咲いています。薔薇の日々。薔薇の精の導き・・・

2010年01月05日

▼ 画室の影法師 ▼

画室の影法師1画室の影法師2
ロキの画室の午後3時くらいになると西窓から真横に陽が射してきて、カンバスの空白に妖しい影法師が筆を振るう・・・

2009年12月28日

▼ 書店に溢れる生田斗真さん=大庭葉蔵~大雷蔵祭大阪 ▼

書店の斗真さん1書店の斗真さん2
東京画室近くの大型書店、角川文庫の太宰シリーズ10冊が、生田斗真さんの大庭葉蔵姿写真で覆われずらり並んでいる。「人間失格」ポスターも貼られ大々的に映画宣伝がスタートし始めた様子。
大雷蔵祭で見た予告編、公式サイトでも見られます。
寺門画の葉蔵自画像がどんと出ますよ!
http://www.ns-movie.jp/trailer/

神戸に移動後も、大阪でもやってる大雷蔵祭に通い
「炎上」「華岡青洲の妻」「新源氏物語」を鑑賞できた。
http://www.dairaizosai.jp/theater.html
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/movie/20610/

2009年12月25日

▼ MERRY MERRY CROSS ROSE ROSE ▼

ROSE ROSE SKY ROSE
STARS SLEEPING SHOWER GIRL STARS
LONG WAY AROUND THE SEA

1225_rosette angel

2009年12月23日

▼ 「ぼんち」~「好色一代男」~「人間失格」予告編 ▼

大雷蔵祭
クリスマスイヴイヴとなっても様様な案件が同時に進行しており、必要なお絵描きもとめどなく、今年は仕事納めは不可能、年をまたいであれやこれや進行中。
その中でもハートを大きく占めだしているのは、若尾文子様のことである。運がいいというか、この世はそういう風にできているのか、是非観たいと思っている映画が次々と劇場で公開されつつあって・・・
今日は、角川シネマ新宿へ大雷蔵祭に行ってきた。
目当ては、もちろん「ぼんち」と「好色一代男」の若尾文子様である。

「ぼんち」!!!
最初の一瞬から圧倒的で、ラストまで余りのすばらしさで心底嬉々となる。マイケルThis is it同様、エンドマークで拍手が巻き起こった。
市川雷蔵はジョニー・ディップも真っ青な魅力! 二枚目な上に突き抜けた虚無と無邪気とユーモアとフェロモン、渋み、苦味もあって打ち抜かれた。出て来る全ての役者が見事で豪華、言葉遣いや、間、所作の美しさ、日本家屋の光と影、座布団や、布団や畳・・・次々と登場する女達の色のとりどり・・・面白過ぎる映画也!!!
そして、若尾文子様は中でも抜きん出て目立つかっこ良さ! 出るとこ出るとこ名場面!

「好色一代男」も時代劇ながらぶっとんだ、突き抜けた映画で、全編館内爆笑、かつエッジが効いて、陰惨なエロスのスパイスもピリリ。ラストはちょっと昔のNHKドラマの「天下御免」の最終回も思い出したりした。

この2本、新宿では26日まで観るチャンスあり。大阪では新年に見れまっせ

http://www.dairaizosai.jp/theater.html
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/movie/20610/

ところで、目当ての映画が始まる前に、いきなり「人間失格」の予告編がっ!! 予告編にも僕の絵がどかんとっ!!! この予告編かなりのカッコヨサで、これじゃあ大ヒットまちがいなしではないだろうか

2009年12月18日

▼ 十四才の夢 ▼

大学。1年生の授業で「夢」をテーマとした作品の合評会。先々週、彼女は事前に「読んでおいてください」とプリントアウトを僕に渡していた。「十四才の夢」・・・それが彼女が14才のときに見た夢なのか、後に見た14才の彼女が登場する夢なのか、文面からは判然としない。
夢の中で彼女は小さな部屋の中で一人、天井まで届くような大きなキャンバスに向かい、脚立にまたがり、真新しい筆を手に、絵をまさに今描こうとしているその時、背後から男の声がする。彼女は「ちっ」と舌打ちして鋭い視線で振り返る。中年の長髪のさえない芸術家風の男が絵と心についてわかった風なことを言い「君は常に絵を描いているべきだと思うよ」と告げる。彼女はむしゃくしゃする。「みすかされているような、何もわかっていないような、とても正しいような、何もかも間違っているような」・・・むしゃくしゃした気持ちで彼女が再び舌打ちすると、壁が無くなり、キャンバスが無くなり、筆が無くなり、そして彼女が無くなる。男だけが残り、世界が無くなった・・・という。
彼女にとって14才は特別な歳だった、そうだ。学校へ通うのをやめ、その代わりに様様な人、モノ、事柄と出会い、聴き、見、読み、全てを吸収していく。絵を描きつづけてきた。、縁あってこの大学のこの学科へ入り、僕からこの課題が与えられた瞬間に、あの夢の絵を描く時が来たことがわかった、のだと言う。
合評会は教室で続いていたが、彼女の絵はその外に倒れていた。
「一人で立てられます」
身を切るように冷たく晴れた青空の下、彼女は絵を立てる。高さが4m、幅2mはあるだろうか。教室から背をすくめながら外へ出た僕たちに、彼女は告げる。
「これがその絵です」
僕たちは、彼女の夢のつづきに立ち会い、その夢に属していた。
十四才の夢を立てる

2009年12月11日

▼ ルミナリエ***** ▼

今日はゼミの後、内モンゴルと山西省からの留学生君を連れてVieへ。続々と大学生が来てくれて、助手嬢も来てくれて、最後に残った留学生二君、学生三女子とともに僕の壁画たっぷりあるハーンホフで夕食、後、ルミナリエ。
 皆で感激。消灯を見て帰る。
「どうだった?」
「サイショ タノシカッタ ケド サイゴハ タノシクナクナッタ」
「どうして?」
「オオキナ ジシン ガアッタコトノタメノ ダト シッテ カナシクナッテキタ」と、内モンゴルから来た彼がポツリ 言っていた
ルミナリエ1211_1ルミナリエ1211_2

2009年11月30日

▼ FAMILY ROSES 展示完了 ▼

壁のタイポ壁のクロックガラスのロゴ越しに
Gallery Vieはオーナーがグラフィックデザイナー氏。なのでグラフィック面の充実感がもれなくオプションされます。これまでにVieでの展覧会に通っていつもうらやましかったのは、天井の高い壁面にお洒落にレイアウトされるタイトル文字。DMグラフィックと連動して、画廊スペースがそのままグラフィックとして立ち上がって来る。今回ついに夢がかなって、僕の展覧会タイトルも晴れて貼れて・・・快感。Vieは主としてイラストレーションを取り扱うギャラリーだが、イラストレーションは文字群とともに存在する(ことが多い_)絵だ。画廊扉のガラス窓にも、ギャラリーのロゴタイポグラフィが、すっと中の空間に重なり、絵画をイラストレーションに見せる。今回は、構想の段階からVieオーナー村上氏と会話を重ねて、Vieのそんな空間の特性からインスパイアされたこともあり、僕なりに「イラストレーション」を意識して描いてみた。文字も描き入れてポスター仕立ての新作シリーズもあり、25年ぶりの水彩画はかなりニューモード! 見に来てみて下さい! 壁で今も時を刻む古い円時計もステキ!

2009年11月29日

▼ FAMILY ROSES~月光荘の水彩絵の具 ▼

画室机上1画室机上2画室机上3
昨日からミュージァムの天使展始まり、さっそくたくさんの方が来てくださっている様子です、ありがとうございます。僕は明日の神戸展搬入に向けて追い込み中で、まだミュージァムに行けていません、来てくださった皆様失礼いたしました。

画室の作業机では、本当にひさしぶりに取り出した月光荘の水彩絵の具(透明・不透明両方)が大活躍! すっかりはまってしまって、セツモードセミナーの画学生時代を思い返しつつづんづん描き進めています。油彩もそうだったが、水彩もやはり月光荘の絵の具は色質がすばらしく、エンザイムたっぷりの野菜のようだ。色数が少なく、クセも強く、使いこなす難易度も高いが一度はまるとこの絵の具から離れられなくなる。ギャラリーVieではかなり新鮮な画面をお見せできると思います、ご期待ください!

寺門孝之展覧会「FAMILY ROSES」
12月1日(火)~12月12日(土)
11:00~19:00
会期中無休 最終日は18:00終了
ギャラリーVie(神戸・元町)
神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング307号
078-332-5808
dm表dm裏

2009年11月25日

▼ 立山ひろみ作・演出 『楽園』 ▼

楽園フライヤーイワト表紙
縁あって期待の新進演出家立山ひろみさんのひとりユニット=ニグリノーダの宣伝画を描かせていただき、平野甲賀氏の素敵なデザインのフライヤーに仕上がったのだが、その公演初日を魅せて頂き、とても刺激を受けた。ひとりユニットといっても、本公演には凄いスタッフ・キャストが結集しており、小気味良いシュールな笑いと、かっこいいダンス、キュートな俳優たち、お洒落な衣装・美術・映像・音響、そしてオリジナリティ溢れる生演奏・・・タイトにきゅっと絞り込まれた愉しい異空間の趣きがすばらしかったです。オススメです、といっても29日が終演・・・興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょう?
08054523165(平野)

写真はフライヤーと、パンフレットを兼ねるリトルマガジン「イワト」
イワト掲載の僕の文章を以下に転用します・・・

*********
楽園
寺門孝之

 再び東京へ越してしばらくして、六本木のミッドタウンにあるライヴハウスへ細野晴臣氏のコンサートに出かけた。たんたんといくつかの歌が歌われ、どこへ向かうともないおしゃべりがさしはさまれながら、のらりくらりと時は流れていった。ラスト、ふわりふわりと音が重なりそれが僕が長年レコードで親しんできた楽曲「はらいそ」だ、と気付いた刹那、ステージ背後の深紅のカーテンがすーっと左右に割れて行き、その向こう、魔都のイルミネーションが煌々とガラス越しにきらめく。「はらいそ」の「・・・溶けろ、リ・ア・リ・ティ・・・」という歌詞はレコードで聴くよりも、黒々とマジックのように奇妙な抑揚で歌われ、その言霊は本当に僕のリアリティを溶かしてしまったようだった。僕はその夜の仲間たちと痛飲し、気付くと自宅のソファに腰掛けていて、目の前に膨らんで溢れたまま冷えたカップヌードルが朝日にくっきりと照らし出されていた。
溶けろ リアリティ
膨らめ カップヌードル
眠れ ボク・・・
東京の夜の真ん中で歌の一言によって開かれた「はらいそ」=「楽園」は、不気味に甘く、黒々と苦く、無意味に美しかった。

 今年の早春、ずいぶんと髪が長くなった立山ひろみさんから手渡された台本を、画室の夜に開いて見るとタイトルだろう「楽園」の文字が目に飛び込んで、ふっと思い出したのはその「はらいそ」の夜、ここ東京が楽園であるというねじれたような実感を味わった歌の夜のことだ。頁をめくってその内容を通読してみると、その先触れの感覚もあながち間違っていないような気がした。正直に言うと、ほとんど意味はわからない。けれどきっと、これは今の東京でしかあり得ない、無意味に美しい刹那を、一瞬切り開いてくれる素(もと)なんだろうな、と思いもした。絵はきっと浮かぶだろう。ほとんど彼女がだれなのかも知らず、彼女の作品を一本も見たこともないにもかかわらず、そんな風に僕に思わせてしまう立山ひろみとは、いったいだれなのだろう?と、思いつつ、もう僕は絵を描き終え、今はその稽古が始まるのをとてもたのしみに待っている。そして本番を見れば、僕の絵が全く足らなかったことを後悔し、次こそはちゃんと描くぞ、と思いを新たにすることになるだろう。

2009年10月29日

▼ マイケル・ジャクソンTHIS IS IT ▼

THIS IS ITチラシ
昨日スタートのマイケル・ジャクソン映画「THIS IS IT」、大学業務の後、三宮のmintでレイトショー。はじまった瞬間からなにか押し寄せてきて目から汁が。全編に渡り、ただならない気配に満ちており、幸せ過ぎて泣ける。けしてこれまでマイケルのファンだったわけでもないのだが、彼の、彼の世界の素晴らしさに打たれた。そしてまた、マイケル・ジャクソンの世界が、伊藤若冲の世界に重なって感じられた。とっても似ている!
人工美の極致を、大自然そして宇宙のエネルギーが貫いていく。朗らかで、強く、美しく、健やかで、飛び切り贅沢だ、そして、かわってる!
ショーの(=映画の)監督は言う「マイケルの世界は、けたはずれでなければならないんだ」
マイケルは言う「ファンが望んでるのは日常を離れること、さあ、だれも見たことのないものを見せようじゃないか」
そして完璧以上の超絶な技術と、世界中の才能を集め、全てを
「ワンダー」のために捧げ尽くす。

若冲ワンダーランド!
マイケル・ジャクチュウ~

もしかすうると、この映画に収められたリハーサルの時間こそが「完璧」だったのではないだろうか? もちろんショーが実現していればそれは間違いなく凄いものとなっただろう。けれどもこんなにまで僕が彼の世界に浸されることにはならなかったろう。これまでのように、彼の完璧な作品と、奇矯な伝説のみを情報として取り入れただろう。リハーサルだからこそのやわらかさと、人間味溢れるスタッフやダンサーとの親密な時間、本番ではない時間こそがまた本当の本番でもあり、マイケルが言う「本当の冒険」の瞬間に僕たちは取り込まれる。

必見! 世界同時公開たったの2週間の上映ですって!

2009年10月26日

▼ 荒戸源次郎監督作品『人間失格』0.5号試写 ▼

待ちに待った! 『人間失格』の完成!! 今日、五反田のイマジカで関係者へのお披露目があって、観て来ました。夏の撮影現場にはかなり立ち合わせてもらったのですが、その後2ヶ月、全く進行を知らないでいたので、全くのサラの目玉で見たのですが、凄かったです。2時間13分があっという間の、つかの間の夢のようで、しかしどすーんと目に胸に肚に来ました。
とにかく、主演の生田斗真さんが素晴らしくて、圧巻です。

僕の絵もちゃんと映っていて、その上、なんとエンドロールのラスト、監督の名前の前にもどーん! 嬉しくて苦しかったです・・・

懐かしい皆さんと再会と祝杯・・・