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2008年08月13日

▼ 8 1/2 ▼

1週間ほど九州を巡っていました。別府~湯布院~黒川温泉~くじゅう~幣立神宮~高千穂~夜神楽~高千穂峡~天岩戸神社~阿蘇~佐賀~博多・・・詳細をお伝えしたいところですが今日はまず・・・

8 1/2 フライヤー8 1/2 DVDフライヤー
僕のいろんなことの原点である映画 フェデリコ・フェリーニ1963年監督作品「8 1/2」がなんと25年振りに上映中!「完全修復ニュープリント版」とのことで、7月12日から渋谷・シアターイメージフォーラムで始まっていたのですが、ミュージァム等等多忙が重なり、ああ終わってしまっていたらどうしよう、、、と心配でしたが、遂に今日、観る事かないました。至福。。。。至福。。。。若い頃、何度か映画館で観、またVHSでも何度も見ましたが、グイドの年齢を超えてしまって観る「8 1/2」は極めてビターで、その分、甘さのコクも深く、深く、堪能しました。明日まで。もう一度観たいです。先般、日本初DVDも出てすぐに購入してはいますが、やはり映画館でかなう限り何回も観続けたい!
http://www.zaziefilms.com/eight-half/

2008年03月10日

▼ There Will Be Blood ▼

therewilbebloodパンフレット表紙
久し振りに試写鑑賞。ポール・トーマス・アンダーソン作品『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』・・・圧倒的! ロードショーでもう1回は観なくてはならない。黒いモノが噴き上げた! 創造性の火柱が雄っ立った!

2008年01月21日

▼ 草間彌生~わたし大好き~ ▼

草間彌生わたし大好きフライヤー1月21日、前衛芸術家=草間彌生に肉迫したドキュメンタリー映画『草間彌生~わたし大好き~』の完成披露試写会を観にに六本木ヒルズへ行って来ました。監督の松本貴子さんとは奇妙な御縁で結ばれており、山の奥地や都会の道端でスレチガイざまにちょっと立ち話をする仲。
映画は圧倒的な面白さで=それは草間彌生氏が圧倒的な面白さ、ということでした。インタビュアー=監督が発する質問が全てハラハラもので、それに対する草間彌生氏のリアクションとが絶妙のスリルと、ユーモアを全編に醸し出しています。フライヤーのコピーに「天才は見飽きない。」と謳われてますが、まっさにそのとおり!と思いました。
暮れに観た唐十郎氏のドキュメンタリー『シアトリカル』も唐十郎氏の天才がキラキラのおっき過ぎる宝石ダマのようなスリルと可笑しさを放っていたのとおんなじでした。
映画鑑賞後にはナマ草間彌生様が登壇され御挨拶されましたが、「ひとりでも多くの人にわたしの作品をみてもらいたい、わたしの芸術活動を知ってもらいたい」というまっすぐな気持ちがこれでもかこれでもかと迫ってきて、胸に響いて熱くなった。
もう20年以上前になるが、実は僕は草間彌生様とチークダンスを踊ったことがあって…ぎゅい~ん!!!

映画はそろそろ渋谷のライズXでロードショー! 大阪や神戸での上映もあるそうなのでぜひ御覧ください!
http://www.kusama-loveforever.com

2008年01月19日

▼ スウィーニー・トッド ▼

1・19『スウィーニー・トッド』初日にさっそく参観。うむう~ 面白いところもあったが…たとえ見逃したとしても後悔はしないかなぁ(…見逃すと後悔するかしないか判断できないのではあるのだが…)
血はいっぱい出て、絵金の芝居絵の如し。
最後に、ジョニー・デップが立ち上がって、荒戸源次郎氏のように映画の中から客席にお辞儀してくれたら、拍手喝采したんだけれど残念だ。
四谷怪談でも歌舞伎では最後にもう一度幕が開いて、役者が頭を垂れている、そんな仕掛けが映画にもあればもっと感動したと思う。

『ジャーマン+雨』! こちらは文句無くオススメです!

2008年01月15日

▼ 映画映画映画映画… ▼

あっという間に新年も2週間過ぎてしまった。去年が忙し過ぎたので、今年は出来るだけゆっくりとした時間を過ごそうと、散らかったままのロキ画室を片付けたり、溜まりに溜まった資料の整理をしたり、カレー料理を作るなどいい感じで過ごしてきたが、むずむず映画を観たく思う。正月早々に『転々』も観たし、まあゆっくりと家で過ごそう何事も最初が肝心、ゆっくり静かな日日の日常…と我慢するうちに遂に今週に入りぶち切れ、13日に池袋=新文芸坐で『ショウほど素敵な商売はない』『紳士は金髪がお好き』、渋谷へ移動しシネ・アミューズで『ジプシー・キャラバン』、さらにユーロスペースへ『ジャーマン+雨』、終映後横浜聡子監督+大森立嗣監督+新井浩文氏のトークイベントがあり、終了後皆さんと呑み。仕掛けはリトルモア社長。翌14日再び新文芸坐へ赴き『大脱走』『荒野の七人』、そして今日15日は新宿・伊勢丹で次回展の打ち合わせ後、渋谷で東學墨画展をポスターハリスギャラリーで観、外苑前に移動ギャラリーハウスマヤで木内達朗個展を観、有楽町マリオンへ移動、丸の内ピカデリー1で『ライラの冒険~黄金の羅針盤』試写を観る。どの映画も素晴らしく、それぞれについて書きたいことがたくさんあるが、いずれ書けたら。週末にはティム・バートン+ジョニー・デップ+ヘレナ・ボナム・カーター『スウィーニー・トッド』も始まってしまう嗚呼。
新文芸坐魅惑のシネマクラシックス→
http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html#d0112
ジプシーキャラバン→
http://www.uplink.co.jp/gypsycaravan/
ジャーマン+雨→
http://www.german-ame.net/flash.html
ライラの冒険~黄金の羅針盤→
http://lyra.gyao.jp/?cid=google_gaga_lyra

2008年01月06日

▼ シアトリカル~氷~転々 ▼

有馬の氷1有馬の氷2
晦日から三賀日まで神戸で過ごし、4日=東京へ戻って来ました。
年末~年始、神戸は強い冷え込みで、空気も光もシャーベットのようにシャリシャリ、2日に有馬温泉へ行ったのですが、池には3cmくらいの厚さの氷が張っていて、石を投げると硬い宇宙の果てのような音を立てます。妻が割り取った氷板で記念撮影。

年の瀬に「てらぴか映画日誌」という本が出て、かなりマニアックな作りでもあり果たして???と不安もあったのですが、存外な好評を頂いていて、原宿展「そして船は行く」でも映画画・ピンナップ画の評判がすこぶる良くて嬉しい限り。
僕のお絵描きのルーツのひとつが「似顔絵」であることは極極身内しか知らないと思いますが、実はそうなので、好きな映画や映画俳優を描くのは僕にとってホント童心に戻れる愉しい遊戯なのでした。

昨年の映画見納めは、渋谷=シアターイメージフォーラムのレイトショーで『シアトリカル』。これは副題に「唐十郎と劇団唐組の記録」とあるように僕の大好きな唐さんと唐組の皆さんが総出演しているため、とても映画として客観的に観ることは出来ず、ただただ唐十郎+唐組放射能を浴びて御機嫌で映画館を後にした。
http://www.theatrical-kara.jp

今日は新年初映画鑑賞、渋谷=アミューズCQNへ「転々」を観に。オダギリ・ジョー目当て。前に『ゆれる』を観たのもこの劇場だったような。全く呼び知識無しで観たが、当り!だった。オダギリ・ジョーが三浦友和と延々東京の街を歩いていく映画なのだが、奇妙な設定や次次と現れる奇天烈な登場人物も、何故かオダギリ・ジョーのナレーションが入り、オダギリ・ジョーの存在のフィルターがかかると全てがまろやかに繋がり、切々と僕になにかが伝わり出す…凄いことだなぁ~
はじめは違和感を覚えた三浦友和も中盤からはすっかり馴染んで、小泉今日子が出てきた頃にはこの映画から覚めたくなくなってしまった。愉快で、切なく温かく、キリリと一本筋が通ったお気に入りの一本となりました。初めて出遭った吉高由里子という娘が凄い存在! 要注意女優だ! ようし、今年は映画観まくるぞう~
http://tokyosanpo.jp/indexp.html

2007年11月20日

▼ 「てらぴか映画日誌」完成!! ▼

てらぴか映画日誌
朝から様々な業務。夕方、またザ・スズナリへ。「森の中の海」第2夜。
初日を開き、演出家不在のせいか、今日は座の芝居になっていたような、リラックスした感じで空気がイキイキしていた。台詞が転ぶ箇所もあったが、それでも一貫させる芝居のイノチが通っていたと感じた。バラバラのマイミクのお客さんが自ずと今日は集っていて、流れで、帰り道の居酒屋でまるでオフ会のような乾杯。一気にDEEPな話題に花が咲いた。

そうそう、朝方、最新著書「てらぴか映画日誌」の見本が届いた。
まもなく書店に並ぶ予定、手に取ってぜひ見てください、少々マニアックかもしれないけれど、僕の大好きな映画の絵と、映画鑑賞日誌(のような雑文)で構成された珍奇な本です。
表紙カヴァーは御覧の通り「ファイトクラブ」画です、カッコヨカッタナア「ファイトクラブ」・・・
オマケにオリジナルポストカードが付くらしいけど、見本には付いてなかったので、未確認、僕も欲しいなぁオマケ・・・
風濤社刊 2100円

2007年10月24日

▼ ロドリゲス プラネット・テラーinグラインドハウス ▼

新宿十四夜
外は一年に一度か二度かのタマシイが呆け出るような好天なれど、映画画集(タイトルは「てらぴか映画日誌」と決まった)のゲラの束が送られて来ているので朝から入念にチェク。自分の映画日誌を読んでいるうち無性に映画に行きたくなる、むずむず。昼時、妻とトルティーヤなどを食しているうちとうとう我慢ならなくなり、びゅんと新宿へ。目当てはロバート・ロドリゲス監督作品「プラネット・テラーinグラインドハウス」! 見逃してしまったかと思って調べてみたらまだやっていた。歌舞伎町の広い大きな古い映画館、緞帳もあって、雰囲気はぴったり。いきなりフェイクな予告編が始まってあれよあれよと本編に。うわあ~カッコイイ! うわあグロイ! うわあ気色悪い~ ぎょえ~ わっ! をを~カッコヨ過ギ! と全篇興奮のルツボ! 「シン・シティ」も大大好きだったが、今回も凄過ぎる熱過ぎるカッコヨ過ギルルル、ロドリゲス万歳! くらくらになって映画館を出ると靖国通り上空、十四夜の月が街の灯りとおんなじくらいの明るさで夕闇にとろけ出ていた。

2007年08月30日

▼ 女優画シリーズ スタート! ▼

ティルダ・スウィントンヘレナ・ボナム・カーター
皆既月食は雨雲で見られなかったけれど、雷雨の間は六本木のミッドタウンに初めて行っていて、興味深いお店もあったり、ギャラリーを見たり愉しかったです。ロキに戻ると、家の前の車道に水が深くたまっていて自動車がスプラッシュ!月食の効果でしょうか、夜半から善いインスピレーションがどくどく湧いて来て、興奮・・・

あいかわらず、いくつものことが同時に進み過ぎていて、冷静になると怖くなっちゃうので夢見ごこちでばっさばっさと絵を描いていってます!急に、本の出版もいくつも決まり、うまくいけば「天使」の本、「映画」の本、もしかしたら絵本・・・などが年内に出る、かも、です。
昨日今日、映画の本のために描きたかった「女優」シリーズをばっさばっさと描き進めました。
ティルダ・スウィントン、ヘレナ・ボナム・カーター、スカーレット・ヨハンソンと描き進め、今日はチャン・ツィイー、クリスティーナ・リッチを仕上げ、一応満足! 「女優」ってやっぱり美しいなぁ~ それにフォルムが奥深いです。描いたのは皆、僕の大大“好み”の女優ばかり。共通項は・・・御伽噺系ってことでしょうか・・・
写真は、ティルダ・スウィントンとヘレナ・ボナム・カーター。

2007年08月03日

▼ ハリー・ポッター5でG.オールドマンxH.B.カーター ▼

映画館病に罹ってしまって色色業務の合間に抜け出でて『ハリー・ポッター~不死鳥の軍団』鑑賞。大好きな女優=ヘレナ・ボナム・カーターがさりげなく(といってもかなりな灰汁の強さですが)魔女ベアトリクス役で出ていて、なんとこれまた大好きな俳優=ゲイリー・オールドマン演じるシリウス・ブラックをあっけなくやっつけてしまった。ルーナ・ラブグッドという不思議系美少女役のイバナ・リンチという女の子が光り輝く一方、ハリー役の人は果たしてあと2本持つであろうか、心配な育ち方をしているが。

2007年08月01日

▼ トンネルを抜けてリンチ ▼

少し前から神戸に来ています。大学の入試関連あれやこれやや、日本文化デザイン会議2007兵庫関連あれやこれや、その他面談多数などで日日をめくって、あいまの時間で映画画新作を描き描きしています。今、映画を描いた絵ばかり集めた作品集を制作中であと何点か新作をそこに入れたいので。今日は『ブルー・ベルベット』が1点仕上がりました。なんとか滞在中に『ファイト・クラブ』もモノしたいです。

映画画は描いているものの実際に映画館で映画をここのとこ観ていないことに気付き即映画館へ。
大阪のスカイビルにあるガーデンシネマへデイヴィッド・リンチ監督新作『インランド・エンパイア』。
阪急梅田駅からスカイビルへ向かう広大な工事現場の間の仮設通路を通り、途中から地下通路になっていて降りるとむっと汗の匂いが、なぜか潮の匂いと混じるようなぬるい風、通路の先には海水浴場が開けているような錯覚。江ノ島駅の先の通路に似てるせいかな?人の間を自転車もすいすい走っていてのどか
そして始まる『インランド・エンパイア』。あわわ・・・物凄いオープニングから延々3時間の強烈トリップ!
冒頭、リンチ作品常連の魔女が「If today was tomorrow, you were sitting there」といって主人公が今座っていないソファを指差す・・・ああ、よぢれるぅ~~
なぜか終盤、裕木奈江が現れて延々長台詞をしゃべる・・・うう、よぢれるぅ~~~
大好きな『マルホランド・ドライブ』さえ初歩的な映画に思えるほどのとんでもなさに、脳j内で白旗がはためくが終幕が物凄くかっこよく、エンドロールはどう観てもこれから映画が始まる期待に満ち溢れていて終わったらようやく始まったようなねじれた開放感に、すぐ「もう一杯!」と叫んでしまいそうになる。きっとすぐまた観るだろうな・・・印象は『イレイサーヘッド』にとても近かったです。

このままでは映画の迷宮から出られなくなると思って、毒消しにもう一本『舞妓Haaaan!!!』
これが予想をはるかに上回って面白く、毒消しにはなったけれど別の中毒性があって、これもまた観たくなるだろうな。こんどポスター画を描かせていただいた『キャバレー』でMCを演じる阿部サダヲさん、ほんとに不思議な存在で、彼の存在がそのままジャンルになっているような引っ張りよう。その他配役ににどこにも隙がなく、くだらなそうなギャグ満載なのに凛とグッドバイブレーションを放つ快作。

スクリーン中毒が高じてしまい翌日さらにもう一本『魔笛』鑑賞。モーツァルトのオペラ『魔笛』をハリー・ポッターの映画でロックハート先生を演じてたケネス・ブラナーが映画化した作品。あまり感動とかなかったがベンキョウにはなった。設定とか斬新な工夫をしているんだと思うけれど僕としてはもっと神秘的なものを期待していたので、ちょっと的外れに感じてしまった。近々、佐渡裕氏の『魔笛』を観るのでそちらがたのしみです。